韓国から日本に帰国することを決め、
ちょうどそのタイミングでNewsweek JapanのWebで記事を書いてみませんか?と声をかけて頂いたのが2016年の初秋ごろ。
今まで、雑誌と旅ブログなどで声をかけていただいていたことはあったものの
こんなメジャーな・・・しかも、世界情勢や政治の雑誌に一体何を書けばいいのか・・・
ちょっと読んでみたら、文章が「~である」調で、今まで書いたことのない文調だし。
でも、せっかく声をかけて頂いたのはありがた過ぎるし、
来たチャンスは、「後でやっとけばよかった」と後悔したくないタイプので全て掴むことにしている。
何か書きたいトピックはありますか?と聞いてくださり、
2.3個のトピックを提案したら、OKです。では、一度構成を書いてみてください。
というメールから始まり、気が付いたら3年半。
ついに昨日100回目の記事が掲載されたんです
(もう、←これ1個では足りない。100個付けたい)
まさか、こんなに書かせていただけると思ってもいなかった。
初めの頃は、1個書くのに2.3日もかけて
字数の感覚も全く分からず、足りなかったりオーバーしたりで何度も書き直したり。
自分のボキャブラリーの乏しさにショックを受けたり。
最後の数行のまとめが書けずに、自分はこのトピックについてどう感じてるのか説明が付かず悩んだり・・・
でも、書き続けていくうちに自分はこう思っているという意見が整理できるし
前に面白いと感じていたこのニュースと繋がるかも!とインプットしていた脳の引き出しの内容を
改めて取り出してみるいい機会になってきた。
と、いうわけで、100個出揃った記事たちを改めて見返してみると
全部愛情籠ってるし、全て好きな記事なんだけど
その中でも思い出深い記事たちを
ここで、いくつか紹介してみようと思う
一番初めて書いた記事
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/09/vr-1.php
ちょうど映画館にスクリーンXが登場し、日本ではまだ未上陸だった時期。
映画館への興味から、これを記事に書いてみたいです!と提案したのですが・・・
今考えると、ちょっとマニアックだったかもしれないね。
だった映画館へわざわざ足を運んでいただく意味を自分なりにも考えていた時期だよ。
初めて書きやすく「面白かった」と言ってもらえた記事
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/sensorship.php
書いた記事が掲載されると、嬉しくて友達や家族にLINEしたり
SNSにもシェアするんだけど、この記事はなぜか「面白かった」って言ってくれる人が他より多く
特に2ページ目からの実体験のところが読みやすかった。と好評だった。
3回目の掲載にして、やっと面白かったと言われて嬉しかったのを覚えてる。
そして「やはり、それまでのはマニアック過ぎたのかな…」とちょっと反省した。
Me Tooの実体験
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/03/me-too.php
韓国でMe Tooの意識が高まってきたころ、
韓国映画撮影の現場で働いていた時のエピソードも盛り込んで書いた記事。
この後、某TV番組から電話取材の依頼が来たけど、ことが大きくなりそうだったから辞退させてもらった思い出。
最後の1行のダシャレのオチを大見出しで使っていただいた記事
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/12/no-japan.php
大見出しやコピーは、原稿の時点で私が仮につけて
掲載されるときにNewsweekさんがちゃんとつけてくれるんだけど、
この「股に掛ける」は、記事の中で私が最後の1行に書いた一言で
これを採用して大見出しになったのがうれしかった
パラサイトの2記事
https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2020/02/parasite_1.php
https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2020/02/post-92481.php
パラサイトに関しては、4冠決まった時点で、多くの媒体がすぐに記事にしていたし
いかにすごい事か。ポンジュノ監督とは。韓国映画について詳しい解説。etc・・・などは
一瞬にして色んな記事がブワッっと掲載されだしたから
自分は、ちょっと違う切り口から書いてみた。
そして、この2つともまとめの最後らへんの文章は気に入ってるし、
自分がパラサイトを通じて言いたいことが書けたと思ってるよ。
他にも、母が元看護士なんだけど(今はもう引退してるけど、経験を生かして海外ボランティアで世界中を飛び回りながら医療スタッフをしている。)
今回のコロナ禍で、日本にて医療従事者とその家族が差別や偏見にあっているというニュースを見て
怒りとショックで泣きそうになった後、
この気持ちをうまく記事に書きたいって思って書かせていただいた↓これや、
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/or.php
15年来の友人でもあり、戦友でもある信介に日韓の現場の違いなど
書面インタビューして書いた記事↓
https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2019/09/youtube-3_1.php
映画発展基金3%について触れた時、
親友の優子ちゃんにわざわざ韓国の映画のチケットを送ってもらって
その写真を載せてもらった記事↓
https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2019/10/post-13177.php
(もう一人の親友陽子ちゃんは、100個目の韓国映画/ドラマおすすめの記事で
その作品が日本のOTTで配信してるかのチェックをしてもらったよ。
アメリカからだと見えても、日本では未配信だったり・・・またその逆もあったり・・・と
ここからじゃネットで確認できないので、日本で見てもらいました!ありがとう)
などなど、思い出深いけど、っていうかもう全部大事な自分の言葉だけど
一番の思い出記事といえば・・・
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/08/post-12745_1.php
どれか一個を選べと言われたら、この記事かもしれない。
まとめの部分はすごく長くなってしまったんだけど、
いつもは1ページ目から書くのに、この記事は3ページ目のところから書き始め
思いのたけを思いっきりぶつけたのを覚えている。
と、いうわけでいくつか、紹介してみた。
ちなみに、ついさっき101個目となる記事の原稿を日本に送ったところ。
今回の記事も、面白かったと思ってもらえたらいいなぁ。乞うご期待!