他人由来のiPS細胞を使った手術が国内で初めて実施された。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170329-00000078-san-sctch
患者にとってはまさに希望の光だ。
連日テレビではほぼ一日中、籠池ネタを流しているが、
こういう明るい話題も報道してほしい。
山中教授をはじめ、近年、ノーベル賞を受賞する
日本人が多いことはうれしいことです。
特に科学や医療等の分野で多いことはこれまでの
研究の積み重ねがあってこその成果です。
これらの皆さんは一つのことを何十年も研究し続ける、
その集中力は、普通に生活する人たちとは
一線を画すものがあると思う。
研究が報われることを約束されない中で
人生をかけていくことの精神力は並大抵のものでは
ないと思う。
一方の近年の傾向として、科学誌ネイチャーへ
日本人の論文掲載が減少している一方で、
中国からの論文提出が大幅に増えています。
http://www.natureasia.com/ja-jp/info/press-releases/detail/8622
小保方さんは「スタップ細胞」を研究していた。
事象が有るのか無いのか分からないことを研究して解明するのが
研究ですが、違う理由で、叩き潰されてしまった。
「スタップ細胞」が無いと他の学者は言い切れるのか。
誰もわからないことを究明するのが科学ではないのか。
こういう風土は研究の世界では有害ではないか。
ノーベル賞を受賞した時だけ喜ぶのではなくて、
このような未知のものに対する研究に、
国民はもっと寛容であってもよいのではないだろうか。
そうでなければ、今後日本人ノーベル賞受賞者は
いなくなってしまうかもしれない。
知り合いの御子息は大学院で、科学分野の研究のステージに
アメリカを選んだそうです。
その理由の一つとして、最先端の研究に授業料はないそうです。
たぶん、寄付などで賄われているのかもしれません。
自民党は大学授業料の無償化を検討しています。
学ぶ機会の公平を図り、国全体の学力・能力を底上げする
ことにつながる。
併せて卒業後に多額の奨学金返済が待ち受けるということは
解決しなければならない課題です。
同時に、未来の科学や先端医療等を担う大学院での研究に、
まずは光を当てて技術では世界の最先端を歩むことを
推し進めてははいかがかと思う。
技術力世界ナンバー1を目指すことは必要だと思います。