上海生活はとても有意義で素晴らしいものでした。
辛いことも、悲しいことも、嫌な思いをしたこともあったけど、それ以上に楽しいこと、面白いこと、嬉しいことや素晴らしい出会いがたくさんあって上海で生活できてよかったー!!と心から言えます
何よりも、子育てを上海で経験できたことは、本当にラッキーだったと思います
中国には子どもが好きで、小さい子を見ると「可愛い〜」と言ってくださる人の多いこと多いこと。息子は老若男女関わらず、たくさんの人たちに声をかけていただき大切にされました
そのことは私にとってもすごく幸せなことでした♪♪
日本に帰ってきた今、上海で受けた温かさを今度は日本で、私がたくさんの子たちに伝えていきたいです。
そんな素晴らしい上海生活の最後に、、、
最後の最後にやられました。。。
アイ問題が勃発したのです。
我が家は週に1回アイさんに掃除をお願いしていました。
毎月末にお給料を支払い、春節前にはプラス1ヶ月分の紅包(ボーナス)を支払っていました。
一般的に、中国人にとってみれば、このアイに渡す紅包というのは「気持ち程度」のものであって、「1ヶ月のお給料と同額は多すぎない?」と言われましたが、紹介者の友人(日本人)から言われていたのでその通り渡していました。
そして、最終日。。。
「これまでありがとう」と最終月分のお給料を渡すと、「もう1ヶ月分もらうはずだけど?」と。
1ヶ月前には辞めてもらうことは話していたし、
中国人の友人に相談するも、そんなことは聞いたことがないと言うし、以前のアイさんから請求されなかったので、驚きました。
アイ曰く、「私は辞めるとき、プラス1ヶ月分もらうことになっている!紹介者に聞いてみて!」と。
初耳だったのと、中国の一般家庭で雇うアイさんには発生しないので、夫は「そんな話は聞いたことがないからうちは払いません。」と言い、その日は帰ってもらいました。
紹介者の友人(日本人)に聞くと、確かに最後は1ヶ月分多く払い、更に菓子折りまで渡したとか。。。そのアイさんは日本人が共同で雇っているので、これまでみなさんがそうしてこられたのかと思われます。
それを中国人の友人に話すと、「ありえない…アイを甘やかし過ぎ。。。」と絶句していました
そのまま数日放置していたら、アイさんから微信が着ました。
「払わないってどうゆうこと?紹介者から聞いたでしょ??私が働いた数年間はなんだったの?こんなことになるならもっと早く辞めとけばよかった。。。あなたたちに最後まで付き合ってあげたのに。」というような内容でした。
そのような内容の微信が何通も着て、しまいには、
「微信で払わないなら今日の夜家に取りにいくから!今日留守なら明日また行くから!」ときました

恐怖に感じたので、夫に直接電話をしてもらい、理路整然と払わなくていい理由を話しましたが、あちらはヒートアップして聞く耳もたずでずっと「早く私のお金を払って!」と言い続けたそうです。私のお金って。。。
このやりとりが帰国の日まで続くと思うとゾッとしたので、
夫は「1ヶ月分は払わないけど、春節に払う予定だった紅包を月割りにして払う。でも、こんなこと中国人の家庭じゃ絶対ありえないでしょ?!」と言うと、
アイが、「その金額でいい。だから私は日本人家庭で働いているんだ!」と言ったそうです






確かに、紹介者の友人は、「中国のアイさん業界の決まりだと聞いていた」と言っていました。
日本人家庭を騙し続けていたんですね。。。
それを聞いた途端、
これまで慎ましく優しかった様に見えていたのは表の顔で、心ではお金のことしか見えていなかったのか〜と残念に思いました。
でも、今回の件は、自分に不備があったと思います。
初めに契約書をちゃんと交わしていなかったから。
もしまた中国に来ることがあって、アイさんをお願いするときは、仲介業者を通さない場合、
①自分で契約書を作成し、双方の合意の元サインをしてもらってから仕事をお願いすること。
②今回もしていましたが、初日に身分証のコピーを持参してもらいこちらで保管すること。
③アイさんにどんな仕事をしてほしいか、常に事細かに説明すること。←私は指示を出すのが苦手で、掃除はアイさんに任せっきりになってしまい、思うように掃除がされてなくても目をつぶってしまっていました。そのため、満足度が下がっていました。でもこれは私の落ち度です。
この①〜③を私自身実行できないのなら、アイを雇うのを諦めることにしようと思います。
中国でも素晴らしいアイさんもたくさんいらっしゃるはず!そして、アイさんと理想的な関係を築いていらっしゃる方も多いと思います。
それはこちらが変な隙を見せないこと、うやむやにせずちゃんとした雇用関係を築くことが大切そうです。
いや〜勉強になりました!
でもこれに懲りず、またいつの日か中国で生活できることを願っています
