マッサージセラピストさん以外の方にはなじみのない言葉かと思いますが・・・

ディープティシュー。

筋肉のふか～いところに働きかける、コリの強い方には、かなり効果的なマッサージです。

昨年のIFAの２０周年カンファレンスで、タティーナ先生と出会い、その美しすぎるマッサージにほれ込んで１年。

ようやく、先生が来日されて、レッスンを受けることが出来ましたっ！

あら、横向きだわ・・・。

ディープティシューマッサージの肝はやっぱり正確な解剖生理学の知識！

非常に深く圧をいれていくので、筋肉の場所を正確に捉えられないと、クライアントさんの体を痛めてしまったり、酷いも見返しに見舞われるかもしれません。

初日は１日、水性クレヨンで、ボディペインティング。

触診をしながら、正確な筋肉の位置を、把握していきます。

朝から、晩まで、全身を徹底的にリサーチ！！

そして２日目の今日は、実践！

タティーナのマッサージは別名「ノーハンドマッサージ」と言われる、前腕と肘を中心にほとんど手を使わないマッサージ手技なんです。

なので、ベッドをうんと低くして、体重を利用して、圧をじっくりじっくりいれていきます。

普段高めのベッドで、腕の重さを利用して、筋膜を弛めていく、ソフトティシューのマッサージをしている、私には、ある意味、正反対のことを求められるので、外国語で話すような違和感でした。

でも、やはり、下半身がぶれないように、上半身をやわらかく使っていくという、マッサージの基本は同じ。

コツをつかむと、びびらずに圧をかけられるようになってきましたよ～。

速度や圧をいれる角度。

間違えると事故になります。

丁寧に、クライアントさんを観察しながら、じっくりと圧をいれていきます。

正確にできると、本当に気持ちがいい。

ずれると、ものすごく痛い。

とても技術のいるマッサージだけど、習得すると劇薬的な効き目なのだと、実感しました。

男性や固太りの女性。

深いところの凝りが取れない方・・・。

効果が在るだろうなと思うクライアントさんがたくさん・・・。

たくさん練習してちゃんとメニュー化したい技術だなあ・・・と思いましたよ。

そして、本当に、大好きな憧れのタティーナ。

顔の大きさは変えられないけど（笑）わたしもいつか、あんな素敵な女性になりたい。

天使の笑顔と天使の声。

デュプロマをいただいた後、嬉しすぎて、HUGしてしまいました！

そして通訳のルッツ小平先生。

IFAカンファレンスの時も、本当に、マッサージが大好きなんだなって思ったけど、今日のレッスンでも、とことん向き合ってくださる姿勢に、またひとり大好きな先生と出会えた幸せを感じました。

そしてすばらしい機会を作ってくださった、日本ホリスティックケア研究所の自称雑用係のベンゼルさん、改め、ベンゼル校長にも、心から感謝の気持ちを送ります。

我家には練習台にピッタリの屈強？？？かどうかは知らないけど、男子が２名。

しっかり習得して秋には、みなさんに体験していただけるようにしますねえ～。

ディープ・ティシューマッサージ