たった今、特ダネ!で、被災地で産後ウツに苦しむ、おかあさんたちのことを特集していました。
見ていたら、なんだかいてもたってもいられなくて・・・。
産後ウツって、出産後の急激なホルモンの変化によって、長く続くウツの状態なのですが、出産後10人にひとりに症状がでると言われています。
赤ちゃん産んだ方なら、ちょっとわかるかもしれない。
ホルモンの変化によるメンタルの症状だと、思春期や更年期もそれにあたりますが、きっともっと急激な変化。
早期発見で薬の治療により、必ず改善されるということです。
突然泣いたり酷く情緒不安定になって、明らかに状態がおかしくなる場合もありますが、そういう場合まわりの人はサインを捕らえやすい。
被災地で、心配されているのは、みんなが被災者であるなか、避難所などで、気を使い、ウツの状態をまったく表現できず我慢しているお母さんたちだと言います。
症状が進むと、赤ちゃんを可愛く思えず、虐待になったり、泣いたりすることを自分のせいだと思いつめ、自ら命をたつひともいる、とてもとても深刻な症状なのです。
震災後、とてもポジティブで元気でパワフルなおかあさんたちにたくさん出会いましたが、考えてみれば、そういう状態でいるって、ものすごく消耗するものね。
何かのきっかけで、極端に逆にふれてしまうのは、よくあること。
元気そう(元気すぎる)と安心しないで、本当に注意深く見守って、みんなで支えていかないといけないのが、妊婦さんとおかあさんたちなのです。
産後ウツやマタニティブルーのママたちの一番助けになるのは、もちろんパパと家族。
そして、まわりのお友達も。
あれこれと過干渉に心配したり、お世話をする必要はありませんが、いつもいつも暖かい目で見守ってくださいね。そして、SOSを発しやすいように、してあげてください。
手を差し伸べて下さい。
こちら、被災地ではなくても、放射能や余震のことで、心を痛め、不安定になっているママさんはたくさんおられます。
どうか、声をかけてみてくださいね。
話を聞いてあげるだけでもとても楽になります。
産後ウツに関しては検索すると詳しい説明はたくさんヒットしますので、気になる方がいたら、教えてあげたり、受診をすすめてあげてください。