友人との会話で思い出しました。
私のColeman初体験。
何歳だったかなぁ?
私は子供の頃から山用品店にちょいちょい出入りしていました、お茶の水の某山屋でふと目に付いた真っ赤な美しいランタン。
それが私とColemanの出会いでした。
当時コールマンジャパンは無かったはずなので、非正規輸入品の200Aだったのかな?
少年の私には縁がなさそうでした。
でも、アメリカの匂いがして、重厚な鉄と深い色の塗装がキラキラ輝いて見えました。
どうしても触れたくなって、高いところに置いてあったのですが、勇気を出して店員さん声をかけました。
「すいません、あのコレマンのランタン見せてもらえますか?」
「はい、コールマンですね。」
あっ、、、コレマン、、、じゃないんだ。
恥ずかしくて顔から火が出そうで、ランタンをすぐ返すと一目散に店を出たのでした。
あれからずいぶん経ちました。
赤面少年はますますアウトドアに傾倒し、大人になってアウトドア屋に就職しました。
今は違う仕事をして、キャンプも時々行くぐらい。
でも、家にはコレマンがたくさんあります。
コレマンは、アメリカの匂いというか、ガソリンとオイルと、緑青の匂いをさせているし、子供の頃見たキラキラした輝きではありませんが、時間を経た重厚な優しい輝きを放っています。 まるで若い頃やんちゃしていたお爺さんのように。
さぁ、早く仕事を終えて、今日もコツコツとメンテナンスしよう。
コレマンを。