両親は他界しているが、生前お金の話は殆どしていなかった。ただ、不動産は父が私の兄弟に土地やマンションを買ってあげてたらしく(父の名義で)、そのことを知らずに私達夫婦は夫の稼ぎで払えるくらいの物件をローンで購入。その後、父も高齢になり前もって相続のことを考えて、実家の土地は私が貰えるという話になっていた。


その後父の急死で遺産を分けることになった。約束通り、私が実家の土地を相続し、兄弟はそれぞれの家や土地の名義を書き換え、その他の預金を兄弟で分けて、争いにはならなかった。土地は売って、私の年収(低賃金です)の6倍以上の現金が口座に振り込まれ、このお金をどうしようかと思って始めたのが株式投資と投資信託。初めは少額で少しずつ増やしていき、今は資産の3分の1程度までになった。残り約3分の1は一時払いの生命保険、3分の1は預金で持っている。物価が上がり続けているので、現金は少ない方がいいと思うけど、全てを投資に回すのはリスクもあるので、貯金代わりになるものを検討中。


親からもらえる遺産はあまりあてにしてなかったけど、あのお金がなかったら投資もしてなかったかも、と思うと今さらながら親には感謝。生きてる頃は孫に何か買ってくれるのでもなく、贅沢なことを何もしていなかったけど、しっかりお金を貯めて残してくれたんだと思い、受け取ったお金を大事に増やしたり使ったりしたい。