一番仲の良かった幼なじみが20代で授かり婚をした。
相手は私も一緒に出会っている人だった。

何処に行くにも一緒の幼なじみだったので
恋活でお見合いパーティーに二人で行ったのだ。
そこで、彼女は運命の出会いをした。

将来彼女と結婚する人は、
フリータイムが2、3回あったけど
全て、幼なじみの前に座って
この人に決めました!状態だったラブ(笑)

そんなこんなで、カップルになり
とんとんと話は進み
アッという間に子供が出来ていた。

『あずきちゃん、妊娠したみたいやねん。』
って聞いた時は
不思議な感じがしたのと
嬉しいやら寂しいやらで
複雑だった。
ずっと姉妹のように過ごしてきたのに
取られたみたいな感じがした。

あっという間にママになった彼女と旦那さんは
2人とも家庭運に恵まれてなかったから
とても幸せだと思う。

あの頃、彼女がよく私に言っていたのは
あずきちゃん!お金のある人と結婚するねんで!
揉めるのはお金の事やねん。
お金さえあれば、ある程度何かあっても
カバーできるから』だった。
その時は、お金お金と聞いても
実感がなかった。

私も結婚した今、その言葉に共感出来る。
夫のお見合い前のプロフィールでの年収は
平均より高い方だったと思う。
夫の仕事は変動があるので、
年々収入が上がるとかではない。
来年も同じ額かもしれないし、
少なくなるかもしれないし
大きく増えるかもしれない。

でも結婚してから
ありがたいことに一度も苦しいと思ったことがない。
幼なじみの言葉を時々思い出す。
ギリギリとか大変とか
お金のことで悩むと
生活も心も余裕がなくなる。

婚活中の人に私も今なら幼なじみと同じ事を言うかな...
お金はないよりある方が良いです真顔

長くなりそうなので
つづく