今年になって急に映画が好きになってしまいました。
ここウン十年と観ていなかったのに。きっかけは去年の年末に渋谷の映画館で小津安二郎監督の「麦秋」という作品を観てからです。
ゆったりとした座席、大画面のスクリーン、快適な室内の温度の中でその映画に没入する。こんな年で映画の素晴らしさに気が付くとはなんと恥ずかしい。それからというもの一週間から二週間の間1本の割合で観るようになりました。
でも映画に関心が高まると気づいたことは映画って年がら年中いろんなジャンルの作品が上映されているということです。常にいろいろな作品がやっているので何を観ればいいのかわからなくなる。
お金と時間にも限りがあるので見る本数にも限界があるし。。。
かといってこれだと思った作品がすごくつまらなった時の喪失感もあって、なかなか作品選びが難しい。
上映前の予告編とかCMってほんとうまく編集してあってどれも面白そうに見えてくる。どれも名作に見えてくる。常に目移りしてしまいます。
なのでそういう興味を引いた作品は必ずキネマ旬報とかSNSで批評とか感想とかを参考にしてから観るようになりました。
そこで思ったのはプロの作家の方は言わずもがな、最近は一般の人でもうまい文章書く人たくさんいらっしゃってたくさんの人がレビューを投稿しているだなってこと。読むとなるほど参考になります。
そうなると自分も映画の感想を書いてみたいな、その感想を投稿してみたいなという願望が書いてみました・・・が、か、書けない!!!
みなさんなんであんなにうまく書けるんですか?どこで文章の書き方勉強してきたの?誰か書き方教えてくれませんか?
書き始めたはいいけど、気の利いた言葉が思いつかない、自分のつたない文章をみるたびにいつも落ち込んでしまいます。
いつも書こうと思うけど、「面白かった」の先が書けません。
今週金曜日からアカデミー賞7部門受賞「オッペンハイマー」のロードショーが始まります。今から楽しみにしています。
観たらレビューに挑戦したいと思います。
どうせまた落ち込むんだろうな。