今日は、NVC合宿で知り合ったかがりんの「パーマカルチャーお話会」がオンラインでありました。

英知を無料でギフトしてくれたかがりんへの感謝も込めて、私の気づきを書いていこうと思います。

 

・かがりんにとってのパーマカルチャーは、「自分にとっての森を暮らしのなかにつくること」

この言葉が心に残っています。

私は「暮らし」と幸福感というのは、つながっているように思う。

というのも、私は社会人になって自力でお金を稼げるようになったのに、あまり幸せは感じなかった。それは労働を優先するあまり、生きるための行為、つまり「暮らし」というものをおろそかにしてきたせいだと感じる。

だから、「暮らし」のなかに豊かな森をつくるパーマカルチャーってことば、いいなと思った。

 

・パーマカルチャーと一言でいっても、カバーする領域が広い(科学・農業・哲学・芸術・心理学など)のだが、かがりんは「暮らしの環境」の分野に特に詳しく、コンポストや植物の土壌について教えてくれた。

私はコンポストを実行するのは難しいのだろうと勝手に思っていたけど、便利なタイプもあると聞き、わくわくやりたい気分になった。

本来は土に返るはずの生ゴミをわざわざ有限の化石燃料で燃やす、という今のやり方は持続可能ではないから、少しずつでも変えていきたいものだね。まずは自分の意識から。

 コンポストの話のなかで、「くさい匂いがしたらどうしよう?」とか「ハエがたかってきたら嫌だな」という懸念があって質問させてもらったんだけど、そのとき「いっぱい失敗していいよ。」といっしょに参加していた方に言ってもらえたのが、とてもうれしかった。

私は社会人として生きるなかで、「失敗しないようにしよう」そういう思考が無意識にこびりついちゃっているなと思った。失敗したら怒られるし、お客さんに謝らなきゃいけないからね。失敗はしない方がいい。

でも自然のやり方は、失敗して当たり前。むしろ失敗からたくさん学んでいこうという優しい在り方なんだな。そんな風でありたいし、私も人にそう言ってあげられる人になりたい。

 

・タイムリーなことに、今日、植えていたオクラの種から芽がでてたんだ。

 

とてもかわいくて、大事に育ててやりたいから、かがりんに土壌の話も聞いた。草マルチとか、マメ科の植物の効果とか目からうろこでした。いろんなやり方を試していきたい!

 

以上、かがりんの話のまとめでした。

 

実は今朝、私の気分は落ち込んでいた。コロナの影響で外の世界に触れていないストレスもあるのか、やけに繊細な自分になってしまって、どりちゃんに共感してもらった。

そこでどりちゃんが気づかせてくれたの。

ネガティブな一面はパワーにすることもできるってことに。

自分の内面に向き合うのも大切だけど、自分を外に出してみるということもまた大切。そこから新しい世界が開けるかもしれない。

 

だから私は絵を描いた。アクリルで白いキャンバスに描いてみた。

いつもは水彩で画用紙に描くから、初めての試み。

値段が紙より高いから失敗したらもったいない、と思って、購入したのに使っていなかったキャンバスを思い切って使ってみることにしたの。

下書きはせず、気の向くまま色を重ねてみた。

これは美しい絵になりようがない、みんなが今いちばん見たくないであろうもの、しかし私の心から離れてくれないものの絵を描くことにした。

 

まだ未完成だが、

 

 

少し気持ちが晴れた。

 

 

失敗したって、いいや。