― そ の 、 暖 か い 手 は
誰 デ ス カ ?―・ ・ ・
また、朝を迎えた。゛わたし゛は気だるいからだをお越し、もう体の一部となったナイフを手にし、日向に歩きだした。
朝は嫌い。昇って照らす憎たらしく思う太陽を見上げた。
だって・・・。自分の手をみ、過去の事が脳裏に蘇る、そこには一つの死体と自分の手の平が赤く染まったものだった。
また、今日も生きていると思い知らされている気がして・・・。何度死にたいと思ったか、そして
また同じ日々を繰り返すと思っていた。 あの日まで、
― そ の 、 暖 か い 手 は
誰 デ ス カ ?―・ ・ ・
また、朝を迎えた。゛わたし゛は気だるいからだをお越し、もう体の一部となったナイフを手にし、日向に歩きだした。
朝は嫌い。昇って照らす憎たらしく思う太陽を見上げた。
だって・・・。自分の手をみ、過去の事が脳裏に蘇る、そこには一つの死体と自分の手の平が赤く染まったものだった。
また、今日も生きていると思い知らされている気がして・・・。何度死にたいと思ったか、そして
また同じ日々を繰り返すと思っていた。 あの日まで、
奈落の果てとも思わせるような、一切光の差し込まない海底だった。そこには、居る筈の無い生物がいた。
長く手入れの良い髪が背中に垂れ下がり、制服を身にまとった少女が一人立っていた。少女の足元には、
自分の骨らしきものが砂に埋もれており、その中の頭蓋骨を手にした。
光が差し込まず、見上げても闇しか広がっていない海底で、ただ少女は誰かを待つように上を見上げ、意識
だけに過ぎない少女から一粒の涙が零れそのまま、骨を抱えこむように座りこんだ。
辺りを見回すと、幾つもの遺骨が埋もれていることに気付いた・・・。