リー・ミラー
彼女の瞳が映す世界
(2023年/イギリス/116分)

監督/エレン・クラス 
製作/ケイト・ソロモン
ケイト・ウィンスレット
原題または英題/Lee




モデルから転身、20世紀を代表する女性報道写真家リー・ミラーの情熱的で数奇な運命を描いた実話。


STORY 




1938年フランス、リー・ミラー(ケイト・ウィンスレット)は、芸術家や詩人の親友たち──ソランジュ・ダヤン(マリオン・コティヤール)やヌーシュ・エリュアール(ノエミ・メルラン)らと休暇を過ごしている時に芸術家でアートディーラーのローランド・ペンローズ(アレクサンダー・スカルスガルド)と出会い、瞬く間に恋に落ちる。
だが、ほどなく第二次世界大戦の脅威が迫り、一夜にして日常生活のすべてが一変する。
写真家としての仕事を得たリーは、アメリカ「LIFE」誌のフォトジャーナリスト兼編集者のデイヴィッド・シャーマン(アンディ・サムバーグ)と出会い、チームを組む。
1945年従軍記者兼写真家としてブーヘンヴァルト強制収容所やダッハウ強制収容所など次々とスクープを掴み、ヒトラーが自死した日、ミュンヘンにあるヒトラーのアパートの浴室で戦争の終わりを伝える。
だが、それらの光景は、リー自身の心にも深く焼きつき、戦後も長きに渡り彼女を苦しめることとなる。




リー・ミラーのことは何も知らず、ただケイト・ウィンスレット主演なら観たい!って思って観に行った作品です。




マン・レイのミューズとしての見られる側から、自身もカメラを手にして見る側に転身し、第二次世界大戦が起きると報道写真家として名を馳せたリー・ミラー。
彼女に魅せられ、本作でプロデュースをも買って出たケイト・ウィンスレットも、そんな劇的な生涯を送ったミラーの人生がこれまで映画化されなかったことに驚きを感じたと語っていました。




リー・ミラーの目線から見た第二次世界大戦は、どんなドキュメンタリーよりもリアルでした。
丸刈りにされた女性やパリでの強姦やホロコーストなど初めて見る訳ではないのに、改めて浮き彫りにされる戦争の傷跡に胸が締め付けられました。




恋人・ローランドからの家に帰ろうという言葉を振り切って、リーが危険な場所に赴くのはなんでなんだろうってずっと考えていましたが、最後に語られる彼女の過去の辛い経験を知って腑に落ちました。




傷にはいろいろある。見える傷だけじゃない


あぁそうか、ずっと闘っていたんだ。
戦場でも、パリでも、どこにいようと、過去の傷が彼女を突き動かしていたんだなと知る。
雑誌に自分の写真が載らずに怒るのも、自分も被害者だったからなのかなって。




あとリー・ミラーと戦場で行動を共にする彼女の良き理解者で、後に生涯の友人となるデイヴィッドを演じたアンディ・サムバーグがかっこよかった❤︎

リーへの恋心を抑えてる所にグッときた( ´ᵕ` )






絶賛公開中ですので興味を持って頂けた方はぜひ劇場でご覧くださいイエローハーツ
今日もお読み頂きありがとうございます。
では股´ω`)ノマタネ~