人間関係は、磁石にとてもよく似ています。
じわじわと引き寄せられたり、ある一定のラインを超えた途端、いきなりくっついたり。
かと思えば、近付こうものなら反発されて、強い力で弾き飛ばされたり。
その反発の力に逆らって、くっつけてみたいが為に何度もチャレンジしてみたところで、いくら頑張って近付けてみたところで、絶対にくっつかない。
仮にものすごく強い力で押さえ付けて、くっついたように見せかけることは出来るかもしれません。しかしその状態を保つためには、一瞬たりとも力が抜けないのです。力を抜こうものなら、押さえ付けていた分の反動が返ってきます。そしてより遠くに、弾き飛ばされます。
弾き飛ばされて地面に落ちた磁石には、傷が付きます。一度や二度だけでは分からない、目に見えないような傷だったとしても、何度も弾き飛ばされ、落ち続けているうちに、気付いた時にはボロボロになっているかもしれません。
磁石に傷が付かないようにするためには、無理やりくっつけようとする事を、諦めるしかないのです。
だって絶対に、くっつかないのですから。
磁石の反発の力というのは、距離を空けるにつれ、そこから離れるにつれ、徐々に小さく、だんだんと弱くなっていきます。
そしてある一定のラインを超えた途端、一切反発が無くなるのです。
不思議ですよね。
なんでだろう?と考え始めたらキリがないですが、実は難しく考える必要も無く、すごく単純な事なのかもしれません。
くっつくものとくっつかないものは最初から決まっていて、
引き寄せられてくっつくなら、がっちり安定するなら、そこを大切にすればいい。
反発の力で弾け飛ばされそうなら、何度も落として傷がつく前に、無理してくっつけることはやめる。諦める。
それだけの事なのかもしれません。
合う人間と合わない人間がいる問題は、人として生きていく上で避けては通れないことだと思っています。
人間関係で行き詰まった時、人間関係悩んで苦しい時、磁石に置き換えて考えてみると、解決の糸口が見えてきたりします。
案外それも、単純な事だったりしますから。
