こんばんは〜〜
ゆうです♪ ![](https://emoji.ameba.jp/img/user/s0/s0111012/4485.gif)
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プレミア
スウィート
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「家康誕生祭」終了しましたね。皆さんお疲れ様でしたー ![](https://emoji.ameba.jp/img/user/uc/uco/46.gif)
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こないだも途中経過報告しましたが。。。
前半、「いじめたい程、愛してる
」の、光秀さん意地悪ストーリーGET
の為に、姫磨き
はそれに使ってたし、それが終了して巻き返そうとしたら、操作ミス
で、シークレットEND読み忘れ、新しいお話に飛んでしまい。。。![](https://emoji.ameba.jp/img/user/cv/cvqzy-fov-you/8778.gif)
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一言で言うと・・・・・・
めちゃくちゃ〜❗️
でもとりあえず、レポしますねー ![](https://emoji.ameba.jp/img/user/s0/s0111012/4485.gif)
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一段と冬の寒さを感じる、ある日------------
家康と、お茶を飲みながら、のんびりと庭を眺めていた。
家康「どこ行くの?」
「火鉢をとってこようと思って。家康も寒いでしょう?」
立ち上がりかけた私の腕を、家康がそっと引っ張る。
家康「いらない。あんたで暖をとる方が気持ちいい」
素っ気ない口調のまま、家康は私を腕の中に閉じこめた。
「あったかい・・・・・・?」
家康「ん、十分」
もうすぐ家康の誕生日。どう過ごすか話していると、家康が、誕生日は久々にふたりで、駿府城の方でゆっくりしたいと。。。あと、連れて行きたい場所もあると。。。
(いったいどこだろう)
翌日、私はさっそく休暇の許可をもらおうと信長様の部屋を訪れ、信長様から駿府城には、家康が昔大事にしていたものが保管されている。誕生日のもらいものらしいと聞いた。
(家康が大事にしてた、誕生日のもらいものか・・・・・・すごく気になる。駿府に行く道中でしょう聞いてみようかな)
------
そして出発の日、先に馬に乗った家康が、私に手を差し伸べる。
家康「ゆう、おいで」
引っ張りあげられた私は、家康の前に乗った。そこへ
光秀「道中ずっと二人乗りか。仲が良いことだ」
秀吉さんと光秀さんと政宗と三成くんが見送りに来てくれた。
三成「できれば私もご一緒に、家康様を祝いに行きたいところですが・・・・・・」
家康「絶対に来るな。城門で追い返す」
政宗「家康は天邪鬼だからそれは『絶対に来い』という意味だな」
賑やかなやり取りを眺めながら、思わずくすりと笑みが漏れる。
(皆なら本当に駿府まで来ちゃうかもしれないな)
皆に見送られながら出発した。道中、”例のこと”をさりげなく家康に聞いてみた。
「信長様から聞いたの。駿府城には、家康が昔大事にしてた誕生日のもらいものがあるって。よかったら、どんなものか教えてくれない?」
家康「あの人は余計なことを・・・・・・秘密。もらいものって言っても、ただの文みたいなものだよ」
「! 文・・・・・・」
(家康が子どもの頃から大事にしてる手紙なんて、ますます気になるよ)
家康「それより、あんたを連れて行きたい場所があるって前に言ったでしょ?城の前にそこへ寄るから。ちょっと急ぐよ」
------
長い道中を経てやってきたのは、駿府にある ”臨済寺” というお寺だった。ここには、家康が昔お世話になった人が眠ってるらしい。家康は、今川家の人質になってから、ここで、今川家にとっては色んな面で重鎮だった、”太原雪斎(たいげんせっさい” という和尚に、学問や軍術、基本的な兵法も、全部教わったらしい。
(もしかしたら、人質だった家康にとって、雪斎和尚が心の支えだったのかもしれないな)
そうして、ふたりでお墓に手を合わせた------・・・
------
私たちは駿府城へ向かうため、再び馬で進んでいた。後ろに座った家康がふと私を見る。
家康「あんたのこと、雪斎和尚に紹介できてよかった。いつかは、って思ってたから」
(・・・・・・そうだったんだ。嬉しいな)
「私のこと、どんな風に伝えてくれたか聞いてもいい?」
家康「俺の、いちばん大切な人です。・・・・・・って」
「・・・・・・っ。家康の大事な人に挨拶ができて嬉しかったよ。連れてきてくれてありがとう」
そっと家康が私の髪を撫でる。
家康「行こう。城で皆が待ってる」
------
しばらくして、ようやく駿府城に到着し、家臣たちに出迎えられて恥ずかしがる家康。部屋に入り、荷ほどきが終わった後・・・・・・奥の間から出てきた家康が、改まった表情で私の前に座った。
家康「あんたに見せたいものがあって」
折り畳まれた紙のようなものが置かれる。
家康「これは、俺が昔大事にしてた、誕生日のもらいもの。あんた、知りたいって言ってたでしょ?」
(でも、あれは秘密なんじゃ・・・・・・)
家康「これは弱かった頃の俺の痕跡だから、今まではずっと隠しておきたいと思ってた。けど、わかったんだ。あんたと過ごしてきたことで、昔のつらい記憶は薄れて・・・・・・もう、この地にあるのはいい思い出だけ。俺を脅かすものは何もないんだって」
「家康・・・・・・」
笑った家康が、丁寧に文を開いていく。私の目に映ったのは------
ここで分岐
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/nao-mani/20507.gif)
私の目に映ったのは------墨で押された家康の子供の頃の手形とさらにもう一枚、下から紙が出てきた。
(わ・・・・・・達筆な文字。なんて書いてあるんだろう)
家康「 ”勝つことばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる” 勝つことばかりを知って、負けることを知らない人間は成功しない。っていう意味。これ、誰が書いたかわかる?」
(子どもの頃の家康に、こういうことを教える人は・・・・・・)
「もしかして・・・・・・雪斎和尚?」
家康「あたり。今川家の人質として生きることが決まったとき、俺は、自分の人生を敗北だとおもってた。そしたら、誕生日に、雪斎和尚からこの教えを贈られたんだ。”悔しさや悲しさを知る者こそ強くなる。大人になるまで忘れるな” って言われたよ」
「この手形も、雪斎和尚が取るように勧めたの?」
家康「それは俺が取った。その頃の弱くてちっぽけな自分をわすれないように」
(そんな風に、決意を心に刻んでたんだ・・・・・・)
指先で、そっと紙の上の小さな手形に触れた。
家康「ゆう・・・・・・?」
(いったい今日まで、どれだけのものを背負って生きてきたんだろう)
切なさで胸がぎゅっと締めつけられて、想いが込み上げる。
「子どもの頃の家康に、逢っていたかったな」
ぽつりとこぼした私を、家康が少し不思議そうに見る。
家康「どうして?」
「もしかしたら、私が何か力になれたんじゃないかって・・・・・・」
(せめて、そばにいてあげたかった)
けれど、それだけでは到底救えなかっただろう。
「ごめんね。わかったようなこと言って」
取り繕った笑みでそう謝ると・・・・・・
(あ・・・・・・)
頬にあたたかい手が触れた。前に歩み出た家康と、間近で視線が絡む。
家康「大丈夫。少なくとも今の俺は・・・・・・あんたがそばにいて救われてる。だから、いつも通り笑って」
「っ、家康・・・・・・」
優しい言葉と表情に、とくんと鼓動が跳ねる。
(そっか・・・・・・難しいことなんて必要ない。家康が好きな私でいることが大切なんだ)
迷いが拭い去られた私は、家康にいつもの笑顔を見せた。
「わかった。それで家康が少しでも幸せになれるなら」
家康「少し、じゃない。あんたの緩んだ顔見てたら、嫌でも幸せになる」
(聞こえ方は意地悪でも・・・・・・家康の言葉には、たくさんの優しさが詰まってる)
私もそっと家康の頬に手を伸ばした。
「家康。誕生日おめでとう」
家康「・・・・・・ありがとう」
引き寄せられるように、私たちの唇が触れあった。
------
その晩開かれた家康の誕生祝いの宴は、とても賑やかで・・・・・・
------
家康「あんたも色んな人に挨拶されて疲れたでしょ」
「ううん。皆とたくさん話せて楽しかったよ」
笑いながら腰を下ろすと、不意に、雪斎和尚の文が納められた棚が目に入る。
「ねえ、あの大事な文はここに置いていくの?」
家康「うん。またあんたとこっちに来れば、いつでも見られるから」
その言葉でふと考える。
(結婚した相手の実家に来るのって、こういう感じなのかな)
思わず緩んでしまった頬を戻そうと、手で押さえた。
「・・・・・・ゆう。またひとりで変なこと考えてる?」
「えっ」
見つめられているのに気付き、はっと我に返った。
「家康の故郷に、この先何度も一緒に来られるんだと思うと、幸せだなあ・・・って」
すると家康が息を吐いて、
家康「そんなの当たり前でしょ」
座ったまま、私をぎゅっと腕の中に閉じこめる。
家康「ここはもう、あんたの居場所でもあるんだから。忘れないで」
それは、私の全てを包みこむような優しい言葉だった。
(家康にとって特別な思い出が、きっと、私にとってもそうなっていく)
「家康は悔しさも悲しさも知ってる。だから、思いやりを持って人に接することができるんだね」
家康が私の髪を撫で、かすかに笑みを漏らす。
家康「俺に思いやりがあるなんて言うの、たんたくらいだね」
「そんなことないよ。このお城でも、皆が心から家康を慕ってるのが伝わってくるし・・・・・・それは、家康がいつも皆を大事にしてるからこそでしょう?」
(たとえ表面が天邪鬼でも、ちゃんとわかるから)
家康「確かに、家臣たちのことは家族みたいに思ってるかもしれない。でも、これだけは覚えてて」
力強い腕に、腰を抱えられる。
「あ・・・・・・」
そのまま、そっと畳に押し倒された。切なさと喜びを混ぜたような瞳が、私はまっすぐ見下ろして------
家康「俺が生涯かけて大事にするのは、あんただけ。俺の頭の中は、いつもあんたでいっぱいなんだ」
この世で自分だけに与えられた言葉に、あふれるような喜びを感じる。
(私の幸せは全部、家康にもらった。そう思える)
「じゃあ・・・・・・ここから家康のこと、ひとり占めしてもいい?」
家康「・・・・・・うん。俺も、朝まで放す気ないから。覚悟して」
ぞくりと肌が震えた瞬間、唇を塞がれる。
「ん・・・・・・、ふ・・・・・・」
静かな部屋に、衣擦れと水音だけが響いて・・・・・・
(このまま、ふたりで溶けたって構わない)
体温も吐息も全て交換するような、深く愛しあう夜が始まった------・・・
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/ro/rosa-n24/10641.gif)
笑った家康が、丁寧に文を開いていく。私の目に映ったのは------力強い字で書かれた何かの言葉だった。
(これ、家康の字じゃない・・・・・・?)
家康「・・・・・・”戦いでは辛抱の強い者が勝つ” これは、雪斎和尚が俺のために書いた教えの言葉」
その名前を聞いてはっとする。
「それって、あの家康の先生だった人だよね?」
家康「そう。今川家の人質になったばかりの頃・・・・・・俺は、一刻も早く強くなって自立しょうと焦ってた。そんな俺が初めて雪斎和尚と誕生日を迎えたとき、この教えが贈られたんだ」
「辛抱の強い者が勝つ・・・・・・」
(どこにも余所見しないで、勉強にもいつも一所懸命で・・・・・・)
全て、この教えが原点だったのかもしれない。
(そうやって努力して強くなって、どんな壁も乗り越えてきたんだな)
あたたかいものが心に沁みて行って、自然と顔に笑みが浮かんでいた。
「子供の頃の家康が強い心を持ってたから、たくさんの仲間に信頼される、今の家康があるんだね」
家康「・・・・・・あの頃の俺を ”強い” なんて言ったのは、あんたが初めてだ。自分ですら、そんな風に思えたことがないから」
「家康は、昔から今までずっと強いよ。私にはわかる」
家康「ゆう・・・・・・ありがとう。あんたのその言葉で、これからはもっと強くなれそう」
幸せをたたえた笑みを見て、私も喜びでいっぱいになる。
「うん。きっとなれるよ」
(家康にはずっと前を向いて生きてほしい)
------そのとき、外から慌ただしい足音が聞こえてきた。
家臣「家康様、よろしいですか⁉︎」
家康「どうしたの」
襖(ふすま)が開き、興奮した様子の家臣が姿を見せた。
家臣「皆さんがいらっしゃいました!」
(皆さん・・・・・・?)
------
昼間へ向かうとそこには・・・・・・
信長「遅いぞ、貴様ら」
「信長様!それに政宗と三成くんまで・・・・・・!」
政宗「どうだ。本当に来ると思わなくて驚いたか?」
家康「・・・・・・。まあ、やりかねないとは思ってましたけど・・・・・・」
家康の目が三成くんに向けられる。
家康 「三成。来たら城門で追い返すって言っただろ」
三成「ええ。ですから、こうして受け入れてくださってとても嬉しいです」
家康「・・・・・・もういい」
(三成くん、ぶれないな・・・・・・)
来たね。来たわ。やっぱり、そんな予感が〜!
家康「信長様まで、いったい何やってるんですか」
信長「たまには、お前の家臣にも挨拶をせねばと思ってな」
優しい〜
信長様 ❣️
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政宗「秀吉と光秀は都合がつかなかったが、俺たちだけでも家康の誕生日を祝ってやろう」
家康「・・・・・・わかりました。どうやらもう追い返すのは無理みたいですね」
家康は静かにそう告げると、
「えっ」
突然、皆の前で私の腰を抱いた。
家康「でも------ゆうとの時間は、邪魔させませんから」
(嘘でしょ、こんな大胆なこと・・・・・・!)
驚きとともにドキドキしてしまう。私たちを見て、信長様はなぜか満足そうに笑った。
信長「安心しろ。夜はふたりきりにしてやる」
------
そして夜、誕生祝いの宴が幕を開けた。
信長「家康」
信長様がとっくりを手に家康の前にやって来る。
信長「祝いの酒だ。今日くらい素直に受け取れ」
家康「・・・・・・いただきます」
隣にいる私はその様子を見守る。
(このふたりって言葉には表さないけど、信頼しあってるのがわかるな)
胸をあたたかくしながら別の方向に目を向けると・・・・・・
三成「家康様は文武両道で、日々鍛錬を欠かさず------」
三成くんが、駿府城の人たちに家康のことを熱く語っていた。
家臣「そんなに家康様のことを見ておられるとは、日頃からさぞ仲がよろしいのですね!」
同じ場にいた政宗がこちらを見る。
政宗「聞いたか?家康」
家康「はい。最悪な勘違いですね。俺は1日も早く三成と縁を切りたいのに」
(三成くんとの関係はずっと変わらなそう。もちろん家康も、心の底では三成くんを信頼してるからこそだけど)
思わず笑みをこぼすと、こめかみをつんと指でつつかれた。
家康「あんたまで、にやつかないでくれる」
「ごめんね。つい」
(それにしても・・・・・・)
改めて、賑やかな広間を見回す。
「こんなに大勢の人がお祝いしてくれるなんて、家康はやっぱり愛されてるね」
(信長様ま、きっと誕生日当日にお祝いしたいから駆けつけたんじゃないかな?)
家康「皆が物好きなだけでしょ。俺みたいに無愛想な人間、普通は好かれない」
「そんなことないよ。皆、ちゃんと家康の中身をみてくれてると思う。まあ私も・・・・・・出逢ったばかりの頃は、家康のことをまだよく知らなかったけどね」
じっと家康に見つめられる。
家康「今思えば、あんた・・・・・・よく音を上げなかったね。俺が厳しくしても、めげずに食らいついてきて。正直、すぐに逃げ出すかと思ってた」
(懐かしいな。最初は御殿にお世話になって、弓を教わってたんだよね)
「確かにどうやって仲良くなるか四苦八苦もしたけど・・・・・・本当は優しくて、いつもひたむきに努力してる。そんな家康を知って大好きになったの」
(出逢ってから今までの全部が、私たちの足跡だから)
家康「・・・・・・」
すると、家康が身体ごとこちらを向いて、
「!」
ぎゅっと私の頬を両手で挟んだ。
「あの・・・・・・家康?」
正面から覗きこまれ、どきっと鼓動が跳ねる。
家康「あんたってほんと、こっちが恥ずかしくなるくらい素直だよね。・・・・・・雪斎和尚の教えも、あんたの前じゃ無意味かもしれないな」
「・・・?どういうこと?」
家康「つまり俺は------あんたが好きすぎて、抑えが利かなくなるってこと。こんな風に」
「・・・・・・ん」
ちゅっと唇が触れて、すぐに離れた。
「家康、皆が・・・・・・!」
家康「大丈夫、見えてないから」
家康は一瞬だけ周囲に目を走らせると、しれっとそう答えた。
秀吉さんがいたら、「御館様の前だぞ!」って、怒られてたね〜。絶対!
家康「それとも、嫌?」
「嫌じゃないよ・・・・・・私の前では、何も辛抱しないでほしいから」
顔ごと上を向かされ、熱を宿した瞳と視線が交差する。
家康「じゃあ、ちゃんと俺のこと見て」
(あ・・・・・・)
自然とお互いが目を閉じて、再び唇が重なっていく。
(ずっと、いつまでも・・・・・・家康の素直な気持ちで愛してほしい)
今度のキスは、さっきより甘くてとろけそうな味がした------・・・
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シークレットを読み忘れたので、シークレットはレポ出来ません。。。ごめんちゃい ![](https://emoji.ameba.jp/img/user/s0/s0111012/4487.gif)
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