京都に暮らして20数年。ずっと入ってみたいと思っていた南座に初めて踏み入れる時がきました
初めての歌舞伎観劇です
演目は「あらしのよるに」
主演は中村獅童さんと中村壱太郎さんです
歌舞伎というと、①敷居が高い②チケット代も高い③ひとつの演目が長いというイメージがあって、
なかなかよし行こう!という気になれなかったのですが
今回、子供が学校からチラシをもらってきて
普通なら13000円もする一等席が、なんと大人7000円、子供3000円で行けるという破格!
急いで申し込みチケットを取ることができたのでした
前もって、本を買って予習します
子供たちにも当日までに読んでおくように宿題
なにせ初めての歌舞伎観劇なのでシステムもわかりません
どうやら幕間にお昼を食べてよいということで、高島屋でそれぞれ好きなお弁当を買って持っていきました
11時に公演が始まり、約50分の第一幕→30分の休憩(ここでみんなお弁当などを食べる)→約35分の第二幕→20分の休憩→約65分の第三幕
という感じで、頻尿民の私としては公演時間が長いということが不安だったのですが、しっかり休憩タイムが2回もあったので、トイレの心配もせずにすみました
お弁当は南座の中でも売ってたり、コンビニおにぎりを買って持ってきてる人もいたし、席で食べることができました予約なのかな?レストランみたいなのもあったな。
服装も迷ったけど、お着物で来られてる方もチラホラいらっしゃったけど、ほとんどの方が普通の服で来られてましたよ
ちょっとおしゃれして観劇もそれもまた楽しみですよね
今回は子供のお客さんも多かったからで、もしかしたら年末年始の公演なんかはもっとお着物や正装の方が多いのかもしれませんね。
でも思ったより敷居は高くないんだなーと感じました
普通のミュージカルなんかを観に行くのと大差ない感じでした。
さて肝心の公演はというと
獅童さんのガブかっこよかった壱太郎さんのメイも中性的でかわいらしい感じがとってもよかったし
他の役者さんもすごく迫力がありました!
映像とかはなく、照明とセットだけの感じも古典的な感じでこれはこれでとてもよかったし、
三味線や太鼓などの楽器や長唄?も録音じゃなくて生演奏なんだーという発見もあったし
花道を何度も行ったり来たりして、絵になるな〜っていう場面もたくさんありました
本で予習していったのもあって内容もよくわかったし、イヤホンガイドを借りたので、説明を聞きながらでさらに理解できてよかったです
ライブでアリーナのキャパに慣れていると、南座はとても小さく感じて、2階席だったけど舞台がとても近く感じました
役者さんの表情もよく見えました。でもいつかは一階席で花道の横とかで見てみたいなー
笑いあり、涙あり、アクロバットあり、、の小4の娘も十分に楽しめる舞台でした
歌舞伎が昔の人の娯楽だったのがよくわかる気がしました。
演目見て、合間にお友達と感想とか言い合いながらお弁当食べて、おやつやお土産買って
昔の人にとってテーマパークだったんだろうな。
ハマる人の気持ちがわかる気がする
他の演目も見てみたくなりました