今日は、セカンドオピニオンを嫌がる患者の話。


かく言う私も最初はその一人でした

先入観があったし

主治医とは良い関係でいたかったから


カルテを持ち出して

主治医の意見を信じずにほかの名医に答え合わせを求めるだなんて!!


って思っちゃっていました。




もう何年も前すぎてよく覚えていないけど

大好きな主治医に


「ねえ、せんせ、セカンドオピニオンてさ…どう思うの?ぶっちゃけ、私がセカンドオピニオンしたいからカルテ持ち出したいって言ったらどう思う?」


て聞いたら


誰?目星ついてるの?


て言われて

どこどこ病院の〇〇先生と

どこどこ〇〇先生とか


て言ったら

その二人、もう先週あずさんのカルテ持って相談してきたよ。僕だってまだぺーぺーだから

やることやってるんだぜ!w(当時私も先生も若かった)w


て言われて


なんか、死なない気がしたの。



ねーねーじゃあ、

帯津先生は?


て主治医に聞いたら

「あー!ホリスティックの!それなら、二万も出してカルテ持ち出さなくていいよ。あずさん自分の病状も分布も投薬も、全部口頭でいえるでしょ?初診の顔して会いにいけばいいじゃん!何言われたか僕にも教えて!」


と言われて

心が空気ぐらい軽くなった。

主治医は

デキル医者だったの。

思いの外、スーパードクターだし


私にとても優しい。

そして親身。


今書いてて感謝が溢れて泣きそうです。



その後、私は帯津先生に会いに行くんだけど、

その話はまた追々。



確かに大手術!とかってなると

医師に命を預ける「よろしく」

となります。


でも、

生きてて思うんですけど


私の舵って私が握ってて


死ぬかもしれないなぁってときは

ちゃんと舵取りしてる意識を持った方がいいです。


私が癌についていろんな本を読んでいた頃、

抗がん剤や入院で顔を合わせた人たちに

色々聞かれたし、

色々アウトプットしたけど、


「今の先生親切で優しいから、他の先生に診てもらうって言えない」


て、ほぼ全員…言ってたのね。

そんで、本貸しても絶対返って来ないし笑




みんなもう宇宙に帰っちゃったの。



みんな。

まじで。



だからね、

想像してみて?



大学病院の先生は、一回の外来で20人以上の患者さんとお話ししています。


でも私は私しかいません。

私の命は私しか向き合えません。

私が本気にならないと行動には移せません。

自分ごとにならないと勉強しません。

自分ごとにならないと知識を入れようとしません。

家族が色々調べてくれても、自分で調べてないから言い聞かされても自分には響かないし刺さらない。

頑張り方を間違えないで欲しい。

辛い治療を頑張ることは頑張るんだけど、

それにずっと耐えることを頑張るよりも

抜け出して生き抜く道を模索することに頑張って欲しい。


頑張るベクトル…



まちがえんな?






最終目的地はどこだ

解放されて生き抜くところに

旗を立てろ

🚩