夜の御神前が好きだ

いわゆる草木も眠る月影さやけき
丑三つ時

灯りの奥に鎮まる神鏡には
吸い込まれそうな
深い闇が映っている


昼間の陽の元では感じれない
畏れ多くありながらも
どこか自分はここから来たのだと
確信出来るような
不思議な力を肌で感じる
闇の空間


こんな空間の中で祈りの儀式を捧げたいと
前々から思っていた

でも流石にこの時間だと
帰りの電車はないだろうし
ご近所迷惑にもなるだろうから
結局実行出来ずにいたが 

奇しくもこのコロナ騒動を機に
リモートというカタチで
夜の御神殿に集えることになった


参加された方の感想によると
オンラインの画面越しでも
神前の空間をひしひしと感じてくれてる方々も


コロナ騒動に強いられたカタチではあるが
"感じる”という
人間にとって一番大切な行為の幅が
拡張していっているのかもしれない


いろいろあった一日の終わり
イライラしたことや不安に駆られたこと
嫌になったことや悲しかったこと
もちろん
うれしかったことや発見や喜びも

神前の深い闇にかざせば
有無をいわさず全てが等しくなる

つながる

宵闇の中、心静かに
今日といういのちを鎮めたい