愛情不足って言葉
私はすごく嫌いです
保育園や幼稚園、小学校なんかで
子どもが問題行動を起こしたら
すぐに
「愛情不足」だと言う人
いますよね・・
想像力がないのか、
語彙力が低いのか
はたまた
人の気持ちを弄ぶサイコパスなのか
わからないけれど・・
単純に
怖いな、と思います
もちろん、
実際に愛情不足な親も存在します
けど、
けどね
ほとんどの親が
精一杯の愛情を子どもに注いでる
と思うんです。
ちなみに私自身、第三者から
「愛情不足じゃない？」
という言葉を投げかけられたことは
今のところはまだないけれど・・
言われたことを想像するだけで
震えます。
「愛情不足」って言葉は
子育てをしている人にとって
とんでもなく恐ろしい言葉であり
今まで必死で積み上げてきた
全ての努力を
いとも簡単にぶち壊すパワーが
あると思いませんか？
そもそも、
子育てを頑張っている人ほど
不安になったりするものです・・
ちょっとしたトラブルや気になる言動から
「これ、愛情不足かも？」と
心配になってしまったという人も
少なくないはず
そして
愛情不足のことを知れば知るほど
なんだか自分が責められている
ように感じてしまったり・・
もしも本当に「愛情不足」だったら、
「これから」を
考えきゃいけないのに、
愛情不足の理由や対処法を
読めば読むほど
「これまで」ばかりを考えて
思考が停止してしまうのは
きっと私だけじゃないはず・・
そんな「愛情不足」という言葉に
翻弄された私を引き戻してくれた本
「愛情不足の親なんかいない！」
っていうことです。
もちろんニュースで話題になるような
極端な例はのぞきますが、
愛情不足の親なんか、
絶っっ対に！！！！いないんです。
（中略）
だって皆さん、
一生懸命やってるじゃないですか。
家事もあったり仕事もあったり、
そのほかにもいろんなことが
あるなかで、
ご自身のしたいことも
我慢しながら、
子育てされていますよね。
その状況を
「愛情不足」なんて言われたって、
じゃあそれ以上どうすればいいの？
「やりたいことぜーんぶやめて、
子どもに24時間365日つきっきりで
いるしかないんですか？」ってことに
なっちゃうじゃないですか。
あなたがどんな思いで
毎日生活して、
子育てしているのかを
なーんにも知らない人に
「愛情不足」なんて言われたとしても、
そんなのまったく気にする
必要がないんですよ。
（中略）
そもそも親御さんたちって
神様じゃなくて人間です。
気持ちの浮き沈みがあったり、
今日は体調が悪いとか、
今日は仕事がうまくいった、
今日はダメだったとか、
いろんな要因がありながら、
その日を一生懸命生きているわけです。
そういうなかで、
たとえば今日はお子さんに対して
感情的に叱っちゃったというような
ことがあるかもしれません。
そのとき、
「今日は20点だったな」
「また感情的に叱っちゃった。
本当にダメな親だな」って
考える人もいるんですけど、
それは20点なんじゃなくて、
"その日の100点”なんですよ。
（中略）
20点なんじゃなくて、
その日一生懸命やったんだから、
それはその日の100点なんですよ。
てぃ先生著「子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!」ｐ189～190より引用
毎日必死に子どもと向き合って
持ってる力の全てを
注ぎ込んでも思うようにいかない時も
やって当たり前
できなかったら母親失格だと感じてしまう時も
自分を犠牲にしてでも
「良い母親」で
あり続けることを求められる時も
いったい何が
正解かわからない子育ての中で
私たちは
結構頑張っている！
と思うｗ
世のお母さま方、
今日もお疲れ様でございました。
