中学2年の頃あたりから、私は家の近くにあったキリスト教会に通い始めた。

 

小学生の頃からの友達が、実は宣教師の娘だったのである。私達は何となく仲良くなり、そしてお互いの家を行き来する様になった。

 

 

私は彼女の家に行くのを楽しみにしていた。

 

家に帰っても独りだった私は、しょっちゅう彼女の家に遊びに行っていた。彼女も私の家に遊びに来てくれた。

 

私達の友情は中学生になっても変わらなかった。

 

そして私達はお互いに誘い合い、日曜日に教会へと通い出したのである。

 

私は導かれるまま、教会へと通った。

 

聖書の勉強を特にした覚えはない。そこはまだ子供だったので、教会の周りの人たちも気にしてはいない様子だった。

 

しかし私は知らず知らず、全能の神の愛を知り、そしてその神の御子イエスが自分の救い主だと信じる様になった。

 

その信仰は自分の中でだんだん大きくなって行った様な気がした。

 

ある日、教会の人に、信じたのなら洗礼を受けた方が良いと勧められた。私は洗礼という言葉も知らなかったので、最初は何の話をしているのかさえ分からなかった。

 

私はその時14歳だった。

 

私は何の躊躇も無く洗礼を受けた。

 

そう、私は神様に導かれるままに、神様と養子縁組を済ませたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To be continued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注:画像は全てお借りしています。ご了承下さい。