母親は私が10歳くらいの時に、「あんたがいるから大変なんだからね!」とヒステリックになって怒って言った。

 

 

 

 

 

アンタガイルカラタイヘンナンダカラネ!

 

 

 

 

 

 

私は自分の存在を呪った。

 

 

 

 

 

母親に対して申し訳無い気持ちがした。

 

 

 

 

 

 

母親は兄だけで良かったのだ。そんな事はお見通しだった。

 

 

私は正直とても辛く、そして哀しかった。

 

 

 

 

 

それでも私は母親が好きだった。どうしようもないくらいに、私は母親が好きだった。

 

 

嫌われても、嫌われても、、私は母親が好きだった。父親よりも、私は母親が好きだった。

 

 

 

 

私はいつも母親を求めていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To be continued

 

 

 

 

 

注:画像は全てお借りしています。ご了承下さい。