仕事をするうえで、一人の力などたかが知れてる。
自分が取ってきた仕事も、
自分が立ちあげたプロジェクトも、
自分が管理職としてその部署を率いることになったとしても、
それは変わらない。
そんなことは当たり前のことなのかもしれないが、その反面、
この仕事を新規に取りたい、
この案件を拡大させるために新しい事業部をつくりたい、
この仕事は私がやる以上、自分が全て責任を持って取り組みたい、
などなど、
向上心を持って仕事に取り組むことは、特に今の時代はとても大切なことだ。
ただ、忘れてはいけないことは、
「会社」という組織のユニフォームを着てプレーしてること。
そして、自分が取り組む仕事には、自分一人ではなく、同じ会社の何人もの社員が、
時には他の部署の社員までが動いてくれてその仕事は動く。
自分一人の実力でもあるが、同時に会社というチームの力であることも忘れてはならない。
だが、時としてそれを忘れがちになる時がある。
それは、意外にも必死になってる時にそれに陥りやすい。
筆者も経験があるが、
自分が取り組んでる案件が、思い通りの成果が上がらなかったりすると、
部下に八つ当たりをしてしまったり、
本来フォローすべき部下のミスをヒステリックに怒りをぶつけたり…。
他の部署から助けてくれるのが当たり前と思う、とんでもない思い上がり、
いつの間にか部下を己の家臣と勘違いし、
会社というユニフォームの力を己の力と思い込むと、本来の志しとは違う方向にいってしまう。
ナポレオンも一人で皇帝になれたわけではない。
優秀な側近と彼についてくる兵士たちがいたから19世紀を代表するヒーローになれた。
フランスという旗のもとで。
オリンピックでメダルを獲るスポーツ選手も、一人でたゆまぬ努力をして成しえるが、
そこにはやはりコーチがいて、スタッフがいて、スポンサーがいて、応援する人々がいて、自分の母国を代表する。
仕事をするうえで一人の力はたかが知れてるが、
組織というチームの中で、たゆまぬ努力と閃きによる行動力、物事を客観的に見る力は
一人の力によるところが大きい。
仕事で自己の力を存分に発揮するために、チームの力を信じることを忘れてはならない。
私たちアズコーポレーションのお仕事もたくさんのスタッフさんが動く大きなイベントのお仕事から、一人で現場をこなすお仕事まで幅広く用意してます。
様々な仕事を経験して、自分のためにぜひ役立てて下さい!