「すごい弁当力!」
佐藤 剛史 (五月書房)
夏休みの京都滞在中に義母からいただいた本。
今朝、ふと思いたち読み始めたら止まらない...
ウルウルしながら読んでます(笑)
わたしはお弁当作りが好きです。
出かける予定がなくても、わざわざおかずをお弁当箱に詰めたりしてます。
小・中・高校時代はドイツの現地校に通っていたため、
お昼ごはんは家で食べるのが日常でした。
例外は土曜日の補習校。
午前午後と、日本の国語や数学の授業があったので、
母がいつもお弁当を作ってくれました。
同じ授業を受ける日本人の子ども達もみんなお弁当。
たくさんの日本食を目にする機会があまりないので、
なんだか日本にいるみたいで嬉しかった。
そして母が作ってくれるお弁当のフタを開ける瞬間が楽しみでした。
お弁当にはそんな思い入れがあるので、
今は誰かにお弁当を作ることが楽しい。
フタを開けた瞬間に「おいしそー」と思ってもらえる弁当作り、
小さなスペースにバランスよい食事を詰め込むという課題。
お弁当作りって奥が深いです(笑)
「すごい弁当力!」の冒頭。
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一昨日の夕食は思い出せなくても、弁当の思い出は、鮮やかによみがえる。
こころのなかに弁当が刻まれている。それが弁当の力だ。
きっとあなたも弁当がつくりたくなる。
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そして印象的な一文。
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たかが食卓。しかし、子どもは食卓で育つ。食卓で愛情も食べて育つのだ。
だから親は食卓の上に「あなたが大切なのよ」というメッセージを載せなければならない。
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