先週末から開始された初日最速上映予約席争奪戦は、もの凄い勢いでした。まさに高度な情報戦が繰り広げられたわけです。ネットの接続のタイミングもありましたし、どこの劇場にすれば最速上映を観る事が出来るかの判断力も問われた訳です。バルト9の最速上映を外した私は、いつも行く池袋シネマサンシャインの最速上映の予約が出来たので、そちらで観てこようと思います。



 新房監督曰く、心を強く持って劇場に来て欲しいとの事。うーんどんなすとーりーになるのか?そんなストーリーにおいて、テレビ版のラストストーリーとは異なる矛盾点が予告編に6つ存在している記事がありました。新しい90秒の予告編で描かれた内容なのですが、これは予備知識として頭に入れていた方が良いですね。では、その矛盾点について紹介します。



①「円環の理」となったはずの鹿目まどかが、この世に実在している。

②魔女となったことで「円環の理」に導かれた美樹さやかが、この世に実在している。

③弓を武器にしたはずの暁美ほむらが、また盾を手にしている。
④魔獣と戦う運命の魔法少女たち。しかしその新たな敵はナイトメアとなっている。

⑤見滝原中学生ではない佐倉杏子が、その制服を着ている。

⑥巴マミがお菓子の魔女を仲良く従えている。






・変身ヒロイン興行対決勝者は?(MovieWalker)

 「プリキュア」と「魔法少女まどか☆マギカ」。アニメに興味のない方でも、一度は耳にしたことがあるはずだ。現在のアニメ界における“変身ヒロインもの”の2大タイトルがついに直接対決を果たすことになった!?…というのも、両シリーズの劇場版最新作が10月26日(土)に同日公開を迎えるのだ。「プリキュア」シリーズ最新作『映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス』は、今年2月からテレビ放送中の「ドキドキ!プリキュア」の劇場版で、「美少女戦士セーラームーン」に代表されるヒロインアニメの王道だ。



 2004年の放送開始以降、ほぼすべてのテレビシリーズが劇場映画化されており、家族連れから“大きいお友達”まで、言わずと知れた絶大な人気を誇ってきた。第26回東京国際映画祭にもラインナップされた今作は、主人公・相田マナ(キュアハート)が過去と未来に飛ばされて大活躍するという内容で、彼女のおばあちゃんとママが着たウェディングドレスにまつわるストーリーが展開される。



  一方、「まどか☆マギカ」の最新作『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』は、2011年に一大センセーションを巻き起こしたテレビアニメの映画化第3作。「まどか☆マギカ」はこれまでの“魔法少女もの”のイメージを大きく覆すダークな世界観を持ち、変身することに葛藤する主人公・鹿目まどかがクライマックスまで“変身しない”という、革新的な設定。過去2作はテレビシリーズの総集編だったのに対し、今作は脚本、作画をはじめすべてが完全新作となっており、よりいっそう熱い視線が注がれている。従来のアニメファンはもちろん、知識人や文化人の評判も高かった同作だけに、そのさらに先を描く最新作は見逃せないものになりそうだ。



 過去作の興行収入を比べてみると、「まどか☆マギカ」が前後編あわせて10億円を突破したのに対し、「プリキュア」シリーズはコンスタントに8億円~10億円を記録。その絶対的な安定感を考えると、興行収入の面では『プリキュア』が一歩リードといったところか。だが、もちろん興行収入だけでアニメの魅力を量ることはできない。前述のとおり、「まどか☆マギカ」は普段アニメに触れないような層まで取り込んで一種の社会現象を巻き起こした。その点、カルチャー界全体に与えた衝撃という意味では同作に軍配が上がっている。いずれにせよ、最新作が同日公開を迎える両作。映画界でも稀な人気ヒロインアニメの直接対決を制するのはどちらの少女たちか、注目したい。




 プリキュアの視聴者層は、お子様とお父さん・お母さんがメイン。(お父さんお母さんと同じ年ぐらいの大きいお友達を含む)です。基本的には勧善懲悪で、悪い敵を倒したり改心させたりしてハッピーエンドという流れは普遍です。これは教育的・道徳的にうーんと首をひねる内容だと問題があるから。視聴者層を意識した作品作りになっています。だから、安定して8億~10億の興行収入が見込める訳です。



 一方のまどマギのターゲットはヲタク層。しかも、かなり熱心なファンに支えられており、年齢は10代後半から40代・50代にもファンいます。画のかわいさとは裏腹にお子様には厳しい内容になっている。何度も足を運んでもらうべく、プレゼントも用意されていますし、一度だけでは理解出来ない内容になっているはずですし、確実にリピーターが増えるはずです。初日の予約数だけでも新宿バルト9だけでも7000人まで伸びています。初動で4億円以上の売上も期待出来ます。私はまどマギの圧勝だと思いますよ。




  明日のめざましテレビで斎藤千和さんと梶浦由紀さんのインタビューが放送されます。更に初公開の劇場シーンも紹介される予定です。放送時間は以前紹介された時は、6時45分ぐらいだったのでおそらく同じ時間になると思います。めざましテレビは本当にありがたいです。ここまでまどマギを紹介してもらえるのは嬉しい。千和さんは初登場ですから、どんな事を語ってくれるのか楽しみです。


 まどかとさやかが存在している。ほむらが依然と武器が変化していない。ナイトメアとはどんな存在なのか?杏子は見滝原中学の制服を着ている。マミがシャルロッテを従えて抱っこしている。改変されたはずなのに一体どういう事なのか?やっぱりポイントになるキャラクターは、QBと百江なぎさでしょう。QBがまたエネルギー獲得のために暗躍している可能性もありますし、なぎさがラスボスの可能性もあります。でも、それが全て杞憂に終わって夢オチって事もあるかも。とにかく答えは劇場でご覧下さいとしか言えないです。マミさんが無事である事を祈っています。続いては興行収入についての記事紹介です。