昨日、ようやく前編を観る事が出来ました。それにしても、後編は全部の公開機会が満席で観る事が出来ず、映画を観に来る人も高校生から大人まで非常に年齢層が広いと感じました。家族連れは流石にいませんでしたが、上記のような熱心なファンが足を運んだ結果、43スクリーンしか上映されていなかったにも拘わらず、映画ランキングは第2位になり、興行収入は1.7億円で1位となりました。ゼロの状態からはじまった作品が、ここまでの人気を得るようになったのは、エヴァンゲリオン以来だと思います。前後編合わせての興行収入は10億円を超えるのではないでしょうか?そして新作「叛逆の物語」は、物凄い注目を集めそうです。




参考 10月15日付映画ランキング

1 ツナグ
2 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語
3 アウトレイジ ビヨンド
4 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
5 ロラックスおじさんの秘密の種
6 神秘の法 The Mystical Laws
7 バイオハザードV リトリビューション
8 推理作家ポー 最期の5日間
9 劇場版 私立バカレア高校
10 最強のふたり




プチ社会現象をまとめてみた

①特典フィルムが10万円?

 人気アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の劇場版『魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語(前編)』が10月6日から、そして『魔法少女まどか☆マギカ 永遠の物語(後編)』が翌週の13日より公開された。こちらの劇場版では前編を観ると「フィルムコマ引き換えカード」をもらうことができる。その「フィルムコマ引き換えカード」を持って後編を観に行くと、特典フィルムと交換できるのだ。フィルムは数に限りがあり、またどのシーンのフィルムがもらえるのかは不明。運に任せるしかないのである。




 劇場版では一説に6万5000コマが使われていると言われており、一人に対して5コマが配られる。単純計算で1万3000個配布されるが、それでは数が少なすぎるので同じカットの物が配布されている可能性もある。そもそも6万5000コマというのも一説に過ぎない。そんなフィルムが現在ネットで話題になっている。掲示板ではもらったフィルムを公開し各々「こんなのもらった」「ポリタンクだった……」とネタシーンを公開する者や、キャラクターが映っている名シーンを歓喜しながら公開する者もいる。




 盛り上がっているのは掲示板だけでなく、『Yahoo!オークション』も祭りの場となっている。『Yahoo!オークション』ではフィルムが多数出品されており、安い物では数百円から数千円、高い物で万単位となっている。そんな中、高額落札されたフィルムが存在。それは登場キャラクターである、鹿目まどかと暁美ほむらが塔の上に座っているシーンのフィルム。落札価格は10万6000円となっており入札件数は47件。なぜこのシーンに人気が集まったのか。それは劇場版での新規カットで、更に人気キャラクター2人が映っていることが理由だ。このシーンは後編の中盤で流れる挿入歌『コネクト』が流れている際に観ることができるシーン。以上の条件がそろったために10万円以上の価格での落札となった。





 ほかにも、まどかとほむらが映っているシーンは人気なようで比較的高値で取引されている。逆にこういったレアフィルムが出るということは、ネタ扱いされるフィルムをもらった人も多くいるということになる。劇中はずっとキャラクターが登場しているわけでなく、どうでもいいシーンも例外なくフィルムとして配られる。



一例を挙げるなら次のようなシーンである。

・転向してきた暁美ほむらの名前をホワイトボードに書く際の「ら」の文字のアップ。
・魔女に呪われて集団自殺する際に使われたポリタンク。
・暁美ほむらの退院日が記載されているカレンダー。
・歯ブラシ。

などネタフィルムも誰かの手に渡っているのだ。




 中でも『魔法少女まどか☆マギカ』で最も名シーンとは?アニメ3話、劇場版前編で観ることができるマミの死亡シーン通称「マミる」カットである。お菓子の魔女シャルロッテに不意を突かれ頭から食いちぎられるシーンがある。このシーンはアニメでも話題となり、首がなくなって死ぬことを「マミる」「マミった」と言う程である。上記画像がその食べられる直前のシーン。



 食いちぎられる直前のシーン、そして食いちぎられてから落下のカット、その後むしゃむしゃと体を食べるシーンがあるが特に前2つは激レアだろう。その他にもファン受けしそうなのは変身シーンや、必殺技を出した瞬間、神まどかなど劇中の名シーンと呼ばれる個所は受けが良いようである。ネタとしても楽しめ、良いシーンは自慢もできるというファンへのサービス。来年公開予定の『劇場版まどか☆マギカ』でも同様にフィルム配布が行われるだろうか。ちなみにフィルムは写真屋さんに行けばきれいにプリントしてもらえる。名シーンはプリントして飾っておくと良いかもしれない。



ガジェット通信より

 



 前編後編を両方観るともらえる事も動員数に影響した事は間違いないと思いますが、レアなフィルムは10万円を超える取引があるそうです。いや、これはかなりびっくりしますね。フィルムは65000枚もあるという事で、マミさんのウインクシーンがあると思ったら、早乙女先生に無茶振りされる中沢くんのシーンの可能性もある。こういうファンサービスはいいのですけど、やっぱり足元を見られている感じがするのは私だけでしょうか?




②明日からローソンキャンペーンだけじゃないですよ

 美女が解説!『まどか☆マギカ』の正体
SKE松井玲奈、CanCamモデル山本美月、グラドル喜屋武ちあきetc.映画化で再び語りたくなる
「ボクと契約して魔法少女になってよ!」。流行語になった印象的なセリフとハードな物語展開で昨年を代表する話題作になった『魔法少女まどか☆マギカ』。
一見、子供向けの魔法少女アニメかと思いきや、不幸の連鎖に巻き込まれ理不尽な戦いに身を投じていく魔法少女たち。死と隣り合わせの悲劇を描くストーリーは衝撃的で、
アニメファンの枠を超えたファンを獲得した。



 ビデオグラム総売り上げも異例の60万枚を記録し、第15回文化庁メディア芸術祭でもアニメーション部門大賞を射止めた本作が、ついに前後編で劇場アニメとして公開された。 
その奥深い魅力には、モデルやアイドルといった美女たちもノックアウト!? 現代の魔法少女ともいえる彼女たちの語る『まどか☆マギカ』の魅力はどれも熱いものばかり。
現代社会とも奇妙にリンクする本作に、美女たちはどんな魅力を見いだしたのか、その「正体」に肉薄する!




SPA公式サイトより


http://nikkan-spa.jp/spa_magazine_article/311615





 この秋注目のアニメ映画、「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」前編が6日、全国で公開されました(後編は13日公開)。スポーツ報知では、大きな話題となっている「まどか☆マギカ」の魅力を満載した「魔法少女まどか☆マギカ特別号」を16日から発売します。表紙は描き下ろしイラスト、新房昭之総監督、脚本担当の虚淵玄さんのスペシャルインタビューを掲載。出演声優の皆さんが、作品についての思いをあますところなく語ってくれます。また、芸能界、スポーツ界のファンが、見どころをしっかり解説します。「まどか☆マギカ」をよく知る人も、知らなかった人も、存分に楽しめる一冊です。

 


 タブロイド判32ページオールカラー、定価300円(税込み)で、主要駅売店やコンビニ、九州と一部地域を除くYC(読売新聞販売店)で発売します。なお、YCにて購入して頂いた方には限定特典として「スポーツ報知特製まどか☆マギカクリアファイル」をプレゼントします。先行予約申し込みは最寄りのYCまで。※限定品のため、数に限りがあります。売り切れの場合はご了承ください。郵送希望者は〒住所、氏名、電話番号を明記し、400円分(送料含む)の切手を同封の上、〒108―8485 報知新聞社販売局「魔法少女まどか☆マギカ特別号」係へ申し込んで下さい。問い合わせは(電)03・5479・1227まで。



スポーツ報知公式サイトより



 明日からローソンまどマギキャンペーンが始まりますけど、紙媒体でもまどマギを特集されますよ。SPAは結構アニメを取り上げてくれますが、びっくりしたのはスポーツ報知ですね。巨人が優勝したから特集号を出すのはわかりますが、まさかまどマギ特集号とは夢にも思いませんでした。スポーツ新聞の特集号といえば、競馬のGⅠレースや箱根駅伝、サッカー日本代表などがありますけど、アニメの特集号はエヴァでもなかった事。どうやら熱烈なまどマギファンがいて、企画を出したら通ったらしいです。これはどちらもファン必須だと思いますよ。