本日はコミケ2日目で、東方プロジェクトやマンガ・アニメ作品など多くの出展があったので、来場者は昨年よりも10000人増えた170000人となりました。しかし、今日は最初からコミケに行く予定が無く、絶対に行きたかった魔法少女まどか☆マギカ展を観に行ってきました。会場は池袋にあるサンシャインシティ文化ホールでしたが、年末という事もあり当日券を求めて並んでいる人が非常に多かったです。しかも、カップルや家族連れも多くて、アニメだから子供を連れて行こうと思った保護者の方もいらっしゃいました。



アニメフレッシュエクスプレス
      
入口にあったポスターです。これはいい


 このアニメがどんなアニメなのか本当にわかっているのか疑問ですけど、傍目からみたら女の子が可愛い「魔法少女アニメ」だと思われても仕方ないですよ。逆に言うと、こういうイベント開催によって、全く知らない人が興味を持ってくれるのが嬉しいですね。子供達が目を輝かせて板姿が非常に印象に残りました。ただ、もし子供に見せるならプリキュアとは違う事をしっかり説明しないとダメだと思います。マミられるシーンやQBの言動は、かなり問題あると思います。そうは言っても、深夜アニメでもネットの力によって子供達に予想以上に伝わっていると、改めて認識させられました。



 中に入るとQBがお出迎えしてくれて、相変わらず新たな契約者を求める営業トークをしています。実は、各キャラクターごとのコーナーがあるのですけど、それぞれ新規録り下ろしのミニミニドラマが流れていました。マミさんとまどかのトークは、お菓子のトークでとても嬉しいお話で思わず聞き入ってしまいました。しかも、それぞれのコーナーには、キャラクターの等身大フィギュアが掲載されていました。マミさんは、デブ扱いされていますけど超スレンダーでマジびっくりしました。勿論、天敵お菓子の魔女「シャルロッテ」ちゃんもいました。



 シャルちゃんは女性ファンからの人気を集めており、可愛い可愛いの声が上がっていました。またシャルちゃんといえば、真の姿をあるわけですけど口がトンネルとなっている粋な葉習いがありました。「私マミるから写真撮って!」と言う人が続出。首を食べられるシーンを再現しようと思っているのでしょうけど、マミさんがどんな思いで食べられたのかと考えると、こんな不憫な最期をネタにするのってどうなのよって、ちょっと腹立ちましたね。



 各キャラクターのコーナーには、「もう何も怖くない。」「奇跡も魔法もあるんだよ」「そんなのあたしが許さない」「もう誰にも頼らない」「クラスの皆には内緒だよ。」などのキャラクターの名言と原画が記載されており、アニメの名シーンの写真や映像も公開されています。さやかちゃんもきちんと紹介されていますし、杏子ちゃんもはぶられていませんが、やっぱりほむらちゃんとマミさんの人気が高かった。シャッターを切る音が響いていました。




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                どうですか?等身大魔法少女は凄いでしょ!



 コーナーを一通り見終わると、撮影禁止のコーナーに突入しました。フィギュアなどの商品展開やうめてんてーの原画やシャフトスタッフが描いた原画など、貴重な資料が展示されていました。私が面白いと思ったのは、実際に使われた脚本です。虚淵さんが最初に書いた脚本と異なり、アフレコ現場でカットした台詞があったのです。例えば、第2話で「あなたは魔法少女になるつもり?」とほむらが尋ねるシーンがありましたが、実は「こいつの言う事に耳を貸し」というせりふがあったのです。こいつとはQBの事なのですけど、こういう台詞が無い方が今考えると良かったと思います。



 このようなアドリブシーンを連想させるやり取りは、作品自体とても丁寧に考えられている事を印象付ける結果となりました。他にも、スタッフ・キャスト陣のサインもあってとても貴重なのですけど、やっぱりキャスト陣から今回のまどマギ展についてや作品のアフレコ秘話などを語る、映像があった事の方が私としては興味を持ちました。それぞれがどんな思いで演じていたのかや自分が他のキャラクターで演じてみたいキャラ、思い出の名シーンなどイベント限定トークなので必見です。




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 グッズコーナーやアトラクションは、余り興味がなかったので素通りしましたけど、ファンの皆さんは3000円以上購入するともらえるトートバッグがかなりお気に入りみたいで、多くの人が持っていました。他にもほむらがイメージキャラクターとなった盲導犬協会の啓蒙ポスターやPSPソフトの紹介PV第2弾も紹介され、来年以降もまどマギの人気は衰える所か更に盛り上がるのは間違いありません。ファン層の幅が男性だけでなく、女性や子供さんもファンになっている人もいたので、けいおん!と非常に似ていると思いました。ヲタだけではない、多くの人に愛される作品だからこそのイベントだったと思いますので、是非続けてほしいと願っています。