現在、最も熱いアニメなのはやっぱり魔法少女まどか☆マギカである事に異論を唱える人は余り多くないでしょう。実際2chのスレッドが1クール史上最高を記録した時、アニプレックスの神宮寺さんがツイッターでコメント、2chではちょっとしたお祭りになりました。ツイッターだけではない2chは馬事雑言が多いけど、鋭いコメントも多いですから、常にチェックしているのだなと思いました。最もタイムリーだし、実況なんて一番の熱いコメントの集合体ですから。



 また昨日の読売新聞に脚本を担当する虚渕玄氏のインタビューと簡単な紹介記事が掲載されていました。私もキヨスクで購入して読みましたけど、深夜アニメがクローズアップされるのはネット上の盛り上がり(特に2ch)が大きな要因だと思います。また作品の特徴が、従来の魔法少女や萌え作品とは逸脱している点も新鮮に映ったのでしょう。「萌えキャラサプライズ」と銘打たれた記事の内容について紹介します。



 最初は第8話までの簡単なあらすじ、まどかとさやかQBのピンチを助けてマミさんと出会う。「願いを叶える代わりに魔法少女になって欲しい。」と契約(今となっては悪魔の契約)を持ちかけられ、願いが決められないまま、マミさんの魔女退治に同行する。その間もほむらは、まどかだけは魔法少女にさせてはならないと目を光らせていた。ここまではまあ萌えキャラの可愛い女の子が活躍する話だと誰もが思ったはずです。



 しかしマミさんがシャルロッテに無残に殺され(BPOにクレームが入りました)、上條君の腕の怪我を治そうと願ったさやかが魔法少女になっちゃって、後釜を狙う杏子まで参戦しての魔法少女バトルロイヤルに突入。それがまどかの止めたい気持ちから発生した行動が、魔法少女の正体を明かし、ついにはQBの秘密までが明らかになるという内容!ここで虚渕氏のインタビューに移りました。結構意味深な発言が出ていますね。



アニメフレッシュエクスプレス



虚渕氏のインタビューの要点

①意外性のあるシビアな物をリクエストされたが、決してサプライズ狙ったわけではない。中身はあくまで自分の今までのスタンスのままである。



②QBは悪徳営業マンではなく、元々価値観が違うから人間とは根本的に違う。だから常識が通じないし、酷いと皆が言ってしまう。



③ラストは夢と希望の物語で終わらせるつもりだけど、視聴者がそう感じるかどうかは自分でもわからない。




 この人の文章はFateZeroでもおなじみですけど、私は初めて触れた中で「よくこんな風に書けるなあ。」と正直感心とちょっとした怒りがこみ上げてきた物です。今となってはマミさんの死は完全な前座で、ワルプルギスの夜という最大の見所へ向けて突き進んでいます。そこまで行くのもショックの連続、特に先週のさやかちゃんの魔女化はショックでしたね。私はQBがインキュベーターと呼ばれる謎と今後の展開について気になり初めて、ポイントをまとめてみました。



 今までわかった謎と今後の展開は?

 ①ソウルジェムとグリーフシードは、卵の白身と黄身の関係

 ②QBはグリーフシードを飲み込み人間の魂と同化させてソウルジェムを作る。

 ③ソウルジェムは汚れを満たしてしまうとグリーフシードとなり魔法少女は魔女となる。

 ④魔法少女に魔女を倒させる理由はまだ不明。もしかしたら魔法少女を強くさせる為?

 ⑤ほむらは別の時間軸から来たと指摘されたが、おそらく異なる同じような世界が存在して

  なんどもまどかを守ろうとしたが失敗していたのだと推測される。

 ⑥さやかは果たしてどうなるのか?魔女となって戦うのか?

 ⑦未だ変身していないまどかは、果たして魔法少女となるのか?