プール開きを翌日に控え、水着を購入しに行った大河達。そこで抜群のプロポーションを見せ付ける亜美。対照的に試着室に隠れて水着選びに悩む大河。無理矢理引き込まれ大河にぴったりの水着を選ぼうとした竜児。自宅に帰り泳げない事と胸が小さいコンプレックスを知った。その原因は、大河が1年生の時「哀れ乳」と揶揄された写真を、写真部に隠し撮りされた水着写真があった。それがトラウマとなり、好きな祐作の前に出られないと泣き出してしまった。



 様子を見て不憫だと感じ、大河の為に一肌脱ぐ決意をした竜児。深夜にも拘らず胸パット作りを開始した。翌日男女混合のプール授業が始まり、最初はタオルで水着を隠していた大河。注目を一身に浴びていた亜美に負けず劣らず、見事な胸を披露した。実乃梨には「偽乳特戦隊」と

見破られたが、男子生徒の目を釘付けにした。しかし祐作が遊びでプールに投げ込まれる様子を見た亜美。日ごろの恨みを晴らそうと、思いっきり大河をプールに投げ込んだ。本当に泳げなず溺れそうになった大河。それを見て救出に飛び込んだ竜児は、大河の胸パットが外れている

事に気付き、公に晒されないようもう一度付け直した。



 放課後醜態を晒され謝罪を求め迫った大河。それに対し謝る気など無く、泳げない大河を置いて竜児を別荘に誘った亜美。その態度は大河を激怒させ、モノマネ映像を流出させると挑発。ついに対立は決定的になった。すると突然実乃梨が現れ、スポーツで決着を付けるべきだと主張した。「スポーツ対決の競技は、50メートル自由形一本勝負に決定。」抽選により亜美が選んだ水泳対決に決定した。「ラッキー!あたしが勝ったら、高須君はうちの別荘で夏中あたしと過ごすって事で。あんたは夏中ずっと一人ぼっちよ。」「私が勝ったら、例のモノマネ映像鑑賞会だからね。」互いに意地を張り合いながらの握手をした。(バーリトゥードってそれを女子高生がやるのか?それをくじに入れた表現したのが面白いですね。さて勝負はどうなりますか?)



 授業中祐作が、黒板で数学の問題を解いている間竜児に手紙が回って来た。「第1回高須争奪杯開催?あみたんVS手乗りタイガー1口500チロル。」2人の対決が竜児争奪戦となり、全員が亜美の勝ちを予想していた。「何だよ皆勝手な事ばかり書きやがって!」記入欄にはクラスメイト達が言いたい放題意見を書いており、腹を立てた竜児はたった1人大河が勝つと予想して

大河に紙を渡した。竜児だけが自分に投票してくれてにやりとすると、早速かなづちから泳げるように練習を開始した。(春田君allも書けないなんて、中の人がアイハブコントロールって棒読みになる訳だわ。でもマリーってちゃんと書けたりするんだよね。後みのりんのドルドルドルドルというドラムロールの言い方が面白くて、めっちゃ笑いました。)



 「恐れるな大河!顔を洗う時と同じ要領だ。」竜児のアドバイスで顔を水に浸けようとした大河。それは現状では難しく、他の男子生徒からは「レベル低すぎ、こりゃ勝負見えたな。」などと

完全にバカにされた。「まあ高須の為にも、頑張るしかないだろう!」何気なく登場して、大河にエールを送ったのは祐作。また男子生徒達の声だと思った大河は、大好きな人が現れてテンパリ手を離して溺れてしまった。「金輪際授業中で練習しない。イメージトレーニングで十分よ。」また溺れてしまい、竜児のアパートで愚痴をこぼした大河。(大豆は畑の肉って言われてますが

豆だらけのご飯は流石にきつい。肉が食べれず、祐作や他の生徒に完全に出来てると思われた大河のイライラは募ります。それが分からない竜児は、ご飯作るだけに存在してる感じ。)



 それでも自分で泳ぎ方のイメージトレーニングをしたり、浴槽の中にもぐったりするなど自分なりに努力を重ねて行った。「折角人が水に顔浸けられるようになったのに、何でプール使えないのよ?」プール授業の日に雨が降り、そのイライラを竜児にぶつけてしまった。「使ってくれ!俺も逢坂に乗った!こないだ回って来た紙、高須が自信満々に書いていたからよっしゃ俺も乗っかろうって。逢坂は火事場のクソ力タイプだからな!頑張って練習しろよ。」市民プールの入場券をプレゼントしようと現れた祐作。大河の底力に期待して一票を投じ、練習場所を与えようとした。入場券を貰い、大河と祐作をくっつけようと考えた竜児。また上がってしまい意志を伝えられない

大河を「バカ」呼ばわりした。(竜児は大河と祐作をくっつけようとしているけど、大河の心境が

変わって来ている気がします。やっぱり竜児に心が移っていると思いますね。)



 放課後自動販売機でジュースを買った竜児。「うあ何でそんな所に挟まってるんだよ?」自動販売機の間に座っていた亜美の存在を見て驚いた。「この狭さがお気に入りなんだ。あれ高須君お疲れモード?」狭い所に座るのが、お気に入りの亜美。竜児が大河の練習に付き合わされて疲れていると気付いた。「可愛いじゃんやきもちタイガー!」竜児を別荘に誘う事を知り、それに対してやきもちを焼く大河を可愛いと表現した亜美。「どこがやきもちだよ?あいつはただお前が気に入らないだけだ。とにかく余り大河を挑発するなよ。それに最初から別荘に誘う気なんか

無いくせに。」大河の気持ちを知らず、亜美が自分を別荘に誘う事は無いと考えた竜児。「高須君ってバカ?あたしは本気よ!本気で勝って、高須君と夏を一緒に過ごすつもりよ。楽しいと思うけどな、結構気が合うしあたし達。」自分と竜児は気が合う。楽しい夏を一緒に過ごしたい。その為には本気で勝つと宣言した亜美。「人をからかうのも大概にして置けよ。」大河がやきもちを

焼いている事も、亜美が本気で一緒に別荘に行きたい事も全部冗談だと思う竜児。そのまま玄関に行くと、ユニフォーム姿の実乃梨と遭遇した。(竜児は鈍感だ。亜美も大河も自分の為に勝負しているのが分かってない。亜美はモデルだから思わせぶりな事言ってると思ってしまう。大河の行動も祐作の為だと思っている。自分に心が向いていると思えないのは仕方ないかも。)



 「大河の水着を超特盛りにしたのは高須君だ。簡単な推理だよ!前にね大河は話していたのさ。竜児はいつでも私を助けてくれる、掃除も洗濯もボタン付けも」大河の話を聞いて胸パットを作ったのが竜児だと指摘した実乃梨。「何だそんな事ぐらい。」当たり前で取り留めの無い事だと思っている竜児。「そんな事ぐらいが一番凄いんだよ。私は信じているから、大河の事は高須君に任せたからね。審判だから協力出来ないけど、気持ちは一緒だぜ!」友人として大河を助ける事を任せた実乃梨。竜児は大河を勝たせるだけしか考えてなかったが、それ以上の感情が大河にある事を見抜いていた。(みのりんも大河の気持ちを知っていますね。竜児を頼っている事が、心を動かされていると気が付いたのでしょう。ただ今の竜児には、大河を勝たせる事ぐらいにしか考えてないけど。ずれが生じ始めている気がしました。)



 夜てるてる坊主を取り付け、翌日の晴天を祈る竜児。それを見つめる大河。2人の思いは

気付かない内にずれが生じていた。そして翌日は祈りが通じたのか晴天になった。「ほら竜児

あたし泳いでいるみたいでしょ?」子供プールで自慢する大河。「そろそろ真面目に練習するか!」大河に浮き輪を装着させて、いよいよ普通のプールで練習開始。最初は水に慣れる事から始め、続いてバタ足の練習に移行した。「凄いじゃないか大河。やっぱお前のキック力は尋常じゃねえな。これなら勝てるかもしれねえぞ。」強烈なキックで前に進む様子を見て、本気で亜美に勝てるかもしれないと思い始めた竜児。「あたし勝てる?あたし勝つね!」竜児の言葉は大河をその気にさせた。しかしプールに大粒の雨が降り出した。(竜児の言葉は大河にとっては魔法の言葉。勝てると思ってなかったけどその気にさせました。やっぱり竜児の存在がでかくなっている証拠だと思います後亜美ちゃん自動販売機の狭い所にいると、ミスターブシドーって呼ばれてますよ。そいつネタ男ですから!)



 「どうするまだやるのか?そうか入場券をくれた北村の気持ち、無駄にしたくないもんな。」雨が降っても帰ろうとしない大河。それは入場券をくれた祐作の思いに対し、応えたいからだと考えた竜児。「そうじゃないの!そうじゃなくって私が頑張ってるのは・・・・・」やる気になったのは竜児の為だと言いたい大河。しかし竜児にその思いは伝わらず、亜美をギャフンと言われるとか

自分の為だと言ってくれても「食事の為」などと言われてしまった。竜児の気持ちに応えたい大河と大河を勝たせたい竜児。頑張ろうとする意図がずれが生じ「あんたの化けの皮がはがれたわ。本当は亜美ちゃんの別荘に行きたいんでしょ。あんたが何時どこで誰にハアハアしようと構わないけど。」大河の怒りが爆発した。「お前最近変だぞ!こないだの川嶋の事といい、一体何が気に食わないんだよ。」大河を勝たせようと協力している。しかし大河は変に苛立っている。その思いが理解出来ない竜児。「あたしが他人があたしの心を想像して、分かったような顔をするそれが嫌なのムカつくの!あたしが何を思っているかなんて誰も知らない。だって自分だって知らないもん。」竜児に自分の気持ちを全部理解されている態度が気に食わず、ついにパラソルを蹴り上げた大河。そのまま1人で帰ってしまった。(自分だって知らない気持ち。ハッキリしているのは竜児の為に頑張る気持ち。それはやっぱり好きって事ですよね。自分の本当の気持ちが

祐作にあるのか竜児にあるのか分からないって事だと思います。でも竜児に大河が、自分の為に頑張っている事を気づかせる事も必要ですね。)



 アパートに帰ってから、夕食を作って待っていた竜児。「悪くないよな俺!」自分は大河の為に

手伝っている。しかし大河は気持ちを理解してもらえず怒ってしまった。それでも自分は悪くないと考えていた。「あれ竜ちゃんどうして起きてるの?大河ちゃん来なかったんだどうして?」仕事から泰子が帰って来た。「大河が俺のことどうでもいいって言うからムカついた。」今日あった出来事を話し、大河と喧嘩した事を教えた。「わかってるよね。大河ちゃんが言う事は、いつも反対の事だよ。どうでもよくなんてないよ。竜ちゃんの事が本当に嫌いなら、どんなにお腹が空いていたって、同じお皿の物を食べないと思うな。」大河の言葉は真逆で、もし嫌いなら例えおなかが空いていても、一緒のものを食べないと言った泰子。翌朝1人で登校した大河にお弁当を渡そうとした竜児。最初は無視されたが「勝って欲しい」という思いを伝えて弁当を渡した。(勝てば別荘に行かない。だけど竜児はその後の想像が付かない。自分の気持ちに気付いていないけど

大河に惹かれていると思います。)



 朝は雨が降っていたが、プールの時間までには回復した。ナイスプロポーションを見せつけ

男子生徒達の目を釘付けにした亜美。しかし大河が姿を現さない。「まあ今日はあのビキニを

見に来たと思えばさ。」勝負よりも亜美の水着姿で大満足の春田達。女子生徒達は熱さの中待たされ続け文句を言い始めた。しびれを切らし審判の実乃梨に中止を申し出た亜美だったがついに完全武装した大河が現れた。(竜児なりにリクエストに応えてお弁当を作りました。自分の為に頑張っている事は分からなくても、竜児にとっては自分の出来る最大限の事でしょう。それに対して勝負に挑む大河は格好いい。)



 「それでは50m自由形位置について!」実乃梨の掛け声でついにスタートと思いきや「あっ毛だ!」亜美の注意を逸らせて、浮き輪をぶつけ奇襲を仕掛けた大河。何と亜美のビキニを脱がせその隙にバタ足で進む作戦でリードを奪った。「おのれちびトラ!」恥をかかされ怒り心頭の亜美。遅れて全速力で追い掛けた。しかし大河の作戦は、足を釣るアクシデントで失敗した。いきなり慣れない事をした付けが出たのだ。「もう無理だろ!」大河を救出しようと飛び込んだ竜児。

「行くの!嬉しいでしょ?主人がお前の為に頑張ってるんだ。もっと喜べこの鈍犬野郎!」怪我をしても竜児の為に諦めない大河。初めて自分の本心を口に出した。その間に亜美が大河を置き去りにして形勢逆転。しかも興奮した男子生徒達が、竜児目掛けてプールに飛び込み衝突してしまった。「竜児!!!!!!!!」勝負よりも竜児を選んだ大河。誰も助けない中たった1人で助けようとした。(大河は自分の為に勝負を引き受けた事を知って欲しかった。だけど人間って

言葉で言わないと伝わらない。それがもどかしく気持ちのずれを引き起こしてしまう。上手くそれを表現していると思いました。)



 幸い大事には至らず竜児の呼吸は回復した。体育教師が保健室連れて行こうとしたが「触るな!五月蝿いお前らバカバッカリだ。どうして助けてくれないの?バカビキニばっかりに気を取られて誰も竜児を・・・・竜児は私のだ!」もう大河にとって竜児は、大切な存在になっていた。誰も助けれなかった怒りによって、自分の気付かなかった想いを全員の前で叫び大泣きした。結局勝負は亜美に凱歌が上がり大河は負けた。竜児は夏休み網の別荘に行く事になった。「あのね

あたしも行く事にしたから。勝負に負けたじゃない、竜児が行くじゃない。身の回りの世話をする奴がいなくなるし。」自分勝手な論理で勝手に同行を決めた大河。「はあ何言ってるの?あっなるほど!逢坂さん高須君と離れるの不安なんだ。何しろ竜児は私のだだもんね。」発言を聞いて不安だと突っ込んだ亜美。「そうね認めるわ!だってねつまりこいつは私の犬だから。飼い主としては、他所でハアハアしないようにする義務があるもの。」自分では誤魔化したつもりだが、皆

大河の想いは知っていた。竜児の波乱万丈の一学期が終わり、いよいよ夏休み突入。また思わせぶりの亜美の言動と大河の想いと自分の実乃梨への想い。3人に囲まれた竜児の今後がどうなるか楽しみですね。



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