バイトしている実乃梨に会いに、大河と一緒にファミレスに行った竜児。そこでファッション雑誌に載っていた高校生モデル川嶋亜美を見かけた。更に亜美の後から現れた人物は祐作。まさかの登場に飲んでいた水を吹き出し驚く2人。実は祐作と亜美は幼馴染みだった。その後祐作が

2人に気付いてそれぞれを紹介して、4人で話を始めた。そこで自分は天然でドジな女の子だと

言う亜美の態度と笑顔に魅了された竜児。



 しかし祐作が席を立ち、間が持たず自分もトイレに向かうと思いがけない光景を目にした。大河に対してチビとか竜児は奪うけど「イラネー」など毒舌発言を連発した。それこそ亜美の真の顔であり、今までは猫を被り取り繕っていた。すると亜美の発言に怒り心頭の大河。ついに亜美に平手打ちを食らわせた。それでも2度と会う事は無いだろうと思い、1日経って水に流そうと思った矢先亜美が2年C組に転校して来た。



 クラスメイトの前でもドジっ娘を演じ心を掴み始めた亜美。しかし祐作は、本当の顔を知っているので、それを受け入れられて好かれて欲しい。もう嘘を付いて誤魔化してほしくないと考えていた。そんな祐作の願いも知らない亜美。竜児が本性を知らないと思い、大河が悪いとは言わず天然でイライラさせたと嘘を付いた。結局これが元で実乃梨に誤解されてしまった。その日の放課後竜児を待っていた大河は、亜美から祐作から嫌われている事を告げられショックを受け食事も食べず部屋に引きこもった。



 心配して駆け付けた竜児。祐作が亜美の本性を知っている事を教え、そんな事で嫌う事は無いと慰めた。その後買い物に出掛けた2人は、サングラスを掛けて身を隠し大量の菓子を買っている亜美を目撃した。「ストーカー」という言葉に以上に反応した事と連載雑誌の仕事を休み転校までした関係が見え隠れし始めた。それでも学校内では、女子生徒の羨望の眼差しを集め

麻耶と奈々子から「痩せていてスタイルが良い。」と賞賛された。「それは聞き捨てならねえな。

川嶋さんがおなかにお肉隠してます。」いきなり教室に走って来た大河と実乃梨。亜美を押さえつけお腹の贅肉を隠していると暴露した。「あいつら!!!!」暴露され本性むき出しの亜美。しかし心配されると嘘泣きをして同乗を誘った。「ああいう風にすれば、亜美はああなるのか!」本性を見せた様子を見て、祐作は亜美の行動原理を理解した。(コンビニ神拳炸裂。亜美ちゃんの

贅肉隠しを発覚させました。みのりんの贅肉と遠足の結び付けは最高でした。やっぱりお菓子の食べすぎとストレスが太っちゃった原因ですねみのりんもやっぱり亜美の正体を知ったから

大河に協力したと思います。)



 「あーすっきりした。みのりんいい仕事してるね。」亜美をギャフンと言わせて、気分爽快で

スポーツドリンクを飲みほす大河。「ダイエット戦士として黙っておれんよ。脂肪と向かい合ってこそ、痩身の神は舞い降りる。」ごまかしていた亜美が許せず、大河に協力した実乃梨。竜児も

含め3人屋上で談笑していると、校門の前にカメラを持った挙動不審の少年を発見した。その時は別段気にも留めなかったが、夕方帰宅途中亜美が竜児の下に駆け寄った。「お願いちょっと

一緒に居てくれない?」戸惑う竜児にくっ付く亜美。視線の先には学校で見かけた少年の姿が

あった。「おいいつまでくっ付いているんだ?べったらべったら!この公然わいせつ女が!」ゴミ箱を持ち亜美をわいせつ女呼ばわりした大河。しかし投げたゴミ箱は、隠れていた少年に飛んで行った。「うああああ」恐怖を感じ逃げて行った少年。



 「モデルやってるとたまにあるんだ。ファンの人に絡まれちゃうっていうか、わざわざ転校まで

しちゃうっていうのに。ちょっと家に匿ってくれない?」少年が友人で無いと気付いた竜児に、事情を説明し匿って欲しいと頼んだ亜美。「そういう事なら私に任せなさい。隙間風吹く木造借家と

オートロックでセーフティーな高級マンションどっちがいい。?」隠れ家として2者択一を迫った

大河。「高級マンション!」即決で答えた亜美だったが、その家が大河の自宅だと憤慨するが

仕方なく大河の後を追った。(ストーカーは何もしないから、存在だけで恐怖を与える。アイドルとかモデルをやっていれば付きまとわれるのも職業病って事でしょうか?ただ喜多村英梨ちゃんの

待てって言ってんだろうがこら!のどすの利いた台詞は、ストーカーもビビるでしょうけど。)



 「うあ甘っ!こんなの飲ませて置いて、何がダイエット戦士だよ。」大河が用意したキンカンのはちみつ漬けを飲んで吐き出した亜美。誰もまわりにおらず本性むき出しにした。「本当見事に変わるわね。その本性クラスの連中に見せてやりたいわ。」変貌振りに呆れ顔の大河。「ふん

本当の自分なんて見せる気無いっての。」あくまでも本性を晒さず猫を被り続ける事を宣言した亜美。すると翌朝竜児の前に姿を見せると、ぐったりと疲れ果てていた。様々な人物を言い続け

大河からやらされたのはモノマネ。しかもありえないシュチュエーションばかり。「言う事聞かないと外に出す。」亜美の弱みに付け込んで、無理矢理やらせて気分爽快の大河。「ありがたいよ

逢坂お前に頼みがあるんだ。外づらだけで接している内は、本当の友達は出来ない。だから本性を知っているお前達にあいつの事をお願いしたいんだ。逢坂頼むお前は頼みごとが出来る和少ない女友達なんだ。」今でも本性を表さない亜美に本当の友達が出来るように頼んだ祐作。大好きな人からの頼みで、大嫌いな亜美の為一肌脱ごうと決意した大河。織田信長や明智光秀のモノマネって大河ドラマのマネでもいいのでしょうか?ウガンダのモノマネならカレーを飲み物みたいに食べるって事ですね。あの性悪亜美をボロボロにする大河も相当な性悪だと思ったのは私だけ?)



 早速モノマネのネタが流出すると脅し、無理矢理一緒にお弁当を食べる事になった。「何であたしが?」不満ありありの亜美。実乃梨からおかずをプレゼントされても「いらねえつーの!」素のままに断った。すると竜児の弁当のおかずが、大河と同じだと気付いた。2人は付き合って居ないと否定するが、またいらぬ誤解を与えてしまう。危機を察し竜児のおかずを全部食べた。「これで問題ないでしょう?私のは玉子焼と炒め物。竜児のはのり弁よ。」目に留まらぬ早業でおかずを全部食べごまかした大河。相変わらず竜児を犬呼ばわりして、使えるのが当然だと亜美に

教えた。(時速200kmでコーナーを攻めるモナリザってどんな顔?お弁当のシーンで亜美は竜児にミートボールをプレゼントしました。本当に性悪なら黙って何もしないと思うけど、プレゼントした亜美は本当は心が優しいのではと思いました?ただこれも演技ならやっぱり役者の娘と思ってしまいますね。)



 「おーい皆ちょっと聞いてくれ。今日は毎月恒例生徒会主催のボランティア町内清掃があるんだが、ちょっと集まりが悪くてな。誰か名乗り出てくれる勇者は?」放課後雨が降り出しそうな空の下町内清掃のボランティアの参加を呼びかけた祐作。「悪いな北村、今日はスーパーかのうやの特売日なんだ。」参加せず特売に向かおうとした竜児。しかし大河が、無理矢理竜児の手を上げさせた。勿論竜児をだしにして、祐作と少しでも近づきたい意図は明白だったが。「高須君

私も行く。転校してきたばっかで学校に慣れたいの。」意外や意外自ら参加を志願した亜美。そしてダイエット戦士を応援したい実乃梨。2人も参加してグラウンドに集合した。



 集まった参加者に亜美の本性に引けを取らない、生徒会長すみれのドスの聞いた内容説明が

終わりいよいよ街に出発したのだが、大河のお目当て祐作は、生徒会メンバーと回る事になり

当てが外れてしまった。結局大河は、竜児・亜美・実乃梨と回る事になり相変わらず亜美と悪口の言い合いになってしまった。「残された者同士仲良くやりますか!」大河と実乃梨が、2人で行動し始め残った竜児とゴミ拾いをしようと誘った亜美。そのまま2人で河原まで行き、何故だかウキウキ気分だった。しかし足を取られ転びそうになると「何だ汚ねえなあチキショウ!」本性むき出しに悔しがった。それでも一度は誤魔化し事なきを得たと思った亜美。今度はカエルが、靴の傍にいて思いっきり怖がった。「動くな川嶋!ほらカエルは帰ったぞ。」予想以上にどたばたしたものの竜児が川に返してあげた。「うああもうこんな事したくねえつーの!」またドスの聞いただみ声でいらいらを爆発させた亜美。



 「なあもういいだろそういうの?意味わかんねえよ?お前なんでこんな面倒な作業に出て来たんだ。取り繕った外面なんかとっくにばれているんだぞ。もっと素の顔でさ!」本性がばれているから無理に取り繕う事は無い。もっと素のままで過ごせばいいとアドバイスした竜児。「あたしは

この顔じゃなきゃ駄目なの。あたしの気持ち分からないんだよね?いいのよそれで!」自分の本性なんて知られたくない、気持ちが分からなければ尚更そのままでいいと答えた亜美。その時

何かに気付き表情を変え、雨の中突然走り出した。自転車置き場で雨宿りしながら、あたりを

伺うのは昨日大河に追い払われた少年だった。「あいつはっきり言うとストーカーなの!あんな奴に人生狂わされると悔しいじゃない。あたしあいつのせいで引っ越して来たの。しばらくモデルの仕事も休んだのに、こっちに来てまであいつに追いかけられるなんて。」少年は亜美を付きまとうストーカー。存在に悩まされ親に迷惑を掛けまいと、引越し転校までした亜美。それでもまた

追いかけられ悩まされてしまった。(徐々に亜美の本当の姿が見えて来ました。口は悪いけど

怖がりで弱い部分もあるという感じでしょうか?本性をむき出しにしたら、ストーカー君がどうなるか楽しみですね。)



 「うあ可愛い妖怪発見!」雨の中竜児と亜美を探す大河と実乃梨の前に、勝手に写真を撮り始めた少年。「誰に断って撮ってるんだよ?」変質者に対しても臆せず、怒鳴りつける大河。「いいじゃないか別に減るもんじゃないし」悪びれる態度を見せない少年。「いいわけねえだろ!そのカメラ持ち主ごと壊してやる待てこら!」集めたゴミ袋ごと投げつけ後を追いかけた大河。「何であの娘怖くないの?あいつ変質者なのに。あたしなんてあの野郎のせいで、仕事休んで引越しして転校までして、いらいらしてお菓子超食ったし。これってあの野郎にも逢坂大河にも負けてるって事だよね?高須君さっき言ったよね?取り繕うの辞めろって。分かったよ亜美ちゃんもう止める!止めてやる止めてやる!この性格悪い面で生きてやるよ。あたしだってやられっ放しじゃねえつーの。」少年に対しても怖がらない大河の様子。それに対して少年に好き放題つけまわされ

精神的に追い詰められた亜美。こんなやられっ放しなら、本性をむき出しにして生きると決意。信じられない速さで少年を追い掛け、鬼の形相でカメラを踏み潰し蹴りを入れた。「こんなの僕の知っている亜美ちゃんじゃない。天使じゃない性格悪過ぎ!」本性を見せ付けられ、恐怖を感じた少年は逃げるように立ち去った。(こういう形で本性をむき出しにさせるとは、中々斬新な手法だと思いました。ストーカーに立ち向かわせる勇気を与えたのは大河の姿。それに触発されて自ら

リミッターを外した亜美の姿こそ本当の顔でした。やっぱり嘘で固めると疲れてストレスがたまるんですよね。)



 恐怖を感じながら精一杯頑張り疲れ果てた亜美。竜児は、そのまま自宅に連れて行きキンカンのハチミツ漬けを差し出した。「あの娘はいいよね。自分勝手でめちゃくちゃで、全く取り繕わない。それなのに友達がいて、高須君もいる。もしあたしが本当の自分を見せたら、高須君は

好きになってくれる?」自由奔放な大河には、周りに友達がいる。それを羨ましく思う亜美は、自ら本性を見せたら友達になるか尋ね迫って来た。そこに大河がやって来て、思わぬ鉢合わせになってしまった3人。亜美の本性を知っている竜児は、どんな答えを返すのか?思わぬ光景を見た大河はどうするのか?本当に面白いメンバーが集まり、ネタも尽きないお話が面白い!


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