トアを救出しアーシムの宮殿から脱出したジン達は、水資源採掘場でマキナはトアの寿命が
後少しで尽きてしまう事実をアキラに知らせた。そしてアキラはジンとトアの簡易的な結婚式を
行い氷で作った指輪をプレゼントした。しかしそこにアーシムが現れ、ガーネットはアキラを剣で
切りつけ命を奪ってしまった。これをきっかけにマスターを失ったマキナが、理性を失い暴走を
開始した。(ヨナミネはフリージャーナリストじゃ無いのですね、本当の役職は何だ?)
理性を失ったマキナは、本来の凶暴なドラゴンに戻ってしまった。見境も無く牙を剥き、ジンに襲い掛かる。「危ない!」何とかトアが弾き飛ばすと、ギオはトアの寿命を示す紋章に気付
いた。トアが力を失い倒れ込んでしまう中、今度はギオがマキナを制止しようと自ら戦い、身体を張って攻撃を阻止しようとした。「ギオ逃げて!逃げて頂戴!」マキナにはまだ理性が残って
おり、レゾナンスが解け凶暴なドラゴンに戻る前に訴えた。(ギオみたいに自由意志は無いから
発生する悲劇なのです)
マキナが暴走した事実は、遠く離れたISDA基地にいるハウリングスターやアマデウスにも
伝わった。「ライナ頼む行かせてくれ!お前の命令が無いと駄目なんだ!」ハウリングスターは
気が気では無く、ライナに火星行きを訴えた。更にジークリンデも同調すると、ライナもドラゴ
ノーツが火星に行く事を止めず、むしろ自分も行こうと決意していた。たとえサカキに制止された
としても!(通信がオフラインになってましたから、完全にしかとしていました。ヨナミネは本当は
世界的な組織のメンバーで、ジルアードの国王にアーシムの軍事統括権剥奪を認めさせま
した。何だかいつもと違うので、ギャップに驚きました)
「暴走したのさ!知らなかったのかい?僕はねえ人間に汚染されているドラゴンを見るのが
忍びないんだよ。」アーシムはマキナを殺したのは、人間の手から離れ純粋なドラゴンに戻る
マキナを見るのが目的だと言及し、ジンとトアの関係もまた、人間が純粋なドラゴンを汚して
いるのだと主張した。「僕がそいつの呪縛から解放してあげるよ。」アーシムはジンを殺し、あくまでもトアを手に入れようとした。「私はジンに縛られてなんかいない!」トアは自分の意思で
ジンと一緒にいると強調したが、アーシムには通用しない。
ついにガーネットはアクチャライズし、ドラゴンである真の姿を明かした。「やれ!」アーシムの
命令で容赦無い攻撃を開始するガーネットは、まずマキナに強烈な一撃を食らわし、そのまま
水資源採掘場から外に飛び出した。一方ジン達も外に脱出したが、目の前にはジルアード軍と
アガシオンが立ちはだかった。敵に囲まれながらも、トアを守る為ジンとギオはアクチャライズし
いよいよジルアードとの最終決戦が始まった。(アーシムにひれ伏すなんて、最悪ですよね)
「行けぇ!」アーシムの号令と共に、ギオに向かって一斉に攻撃を開始するジルアード軍と
アガシオン。しかしギオは驚異的にな力で、軽く蹴散らして行った。その様子を見て不敵に
笑うアーシムに「何が面白いんだ?こんな犠牲を払って、何がしたいんだ。」と言ったジンは憤りを隠せない。そしてアガシオンに捕えられても、ギオはそれをなぎ払った。「どうしたお前1人
じゃ何も出来ないのか?」挑発するジンに対して、怒りをあらわにするアーシムは、ドラゴン同士の一騎打ちに持ち込み「アルブムその殻を脱ぎ捨て僕の所においで。僕はあるがままを受け入れるよ。」と言いトアへの更なる執着心を口にした。(レゾナンスに振り回されているから、互いに信頼し愛し合う訳じゃないでしょう。アーシムは本当に可哀想な人)
愛を信じるジンと、幻想だと疑わないアーシムの戦いは、互いの主張が真っ向からぶつかり
合い激しさを増す。「お前には好きだと言ってくれる人はいなかったのか?」愛や信頼を信じず
己の欲望で生きるアーシムにジンは尋ねた?「うるさい・うるさい・うるさい!下賎なお前に
何が判るって言うんだ!」プライドを傷つけられた事を言われ逆上するアーシムは、アガシオンにギオへの攻撃を命令した。しかし損害が大きくなるという理由で、拒否されると味方にも
関わらず情け容赦無く攻撃した。(アーシムは王子だから、誰かに上から物を言われた事が
無く、言われると切れてしまうのですね)
味方を攻撃した後、自らアガシオンに命令しギオに攻撃をさせた。地上からの攻撃を最初は
かわしたものの、二次攻撃で捕まり地面に叩き付けられてしまい、アガシオンに踏みつけピンチに陥った。しかし危機を救うべく、トアが力を使いアガシオンを蹴散らした。ただ代償は大きく
トアは疲れ果ててしまい、アーシムに攻撃の隙を与えてしまう。「死ねぇ!」アーシムが攻撃しようとした瞬間、吹き飛ばされたはずのマキナが、アキラの遺体を見て自我を取り戻しガーネットに体当たりした。(何で自我を取り戻したのか、もの凄いご都合主義の気がします)
「このくたばりぞこないが!」邪魔をされたアーシムは、強烈な一撃を見舞うとマキナはまともに食らい、コミュニケーターの姿に戻りアキラと共に谷底に落ちて行った。トアは何とか救出しようと手を伸ばしたが間に合わず「アルブム僕の物にならないと言うなら、チリ際は美しいだろう
なあ?消えてしまえ!」ついにアーシムはトアに対し攻撃した。絶体絶命のトアを救ったのは
身体を張って攻撃を阻止したギオだった。(なんでカズキが出て来るのか、意味不明です)
するとアガシオンが突然恐れを感じ、その場から逃げる様に立ち去った。それを引き起こしたのは、ジンがわからないギオの力!「認めぬ人間とドラゴンの愛の力なぞ、絶対に認めぬぞ!」
アーシムは今起きている現象を否定したが、ギオが起こした力はアガシオンを滅ぼし、ガーネットを消滅させた。(ギオの力は想像以上だった。ガーネットだけが、アーシムの理解者だったの
かもしれませんね。悲しい男だったなあアーシム!)
目の前の強敵は消えた。しかしトアが衝撃で弾き飛ばされた。ギオはジンを切り離し、トアを
救出させようとした。必死に手を伸ばしトアを救おうとすると、互いの気持ちが通じ合う様に
手は握られた。ただギオの放射するエネルギーが余りも強大で、救出に来たライナ達はジンの
救難信号をキャッチし、無事ジンを救出した。「アキラ達は?」ライナはジンにアキラ達の安否を
尋ねたが「それが・・・・・・」という一言しか答えなかった。
いよいよギオが放射するエネルギーは火星全体を覆い、ついに地殻変動まで発生!火星は
火の海に包まれた。改めてドラゴンの力を見せ付けられた人類は、今度どうするのか?来週
から1年後の世界に話が移ります。もう少し状況説明があるとわかりやすいのですが・・・!