「飲食本」ナビゲーターazaz のオススメの一冊

「飲食本」ナビゲーターazaz のオススメの一冊

主に飲食店を経営している人、これから飲食店を開業したい人が読んだら役に立ちそうな書籍の書評を掲載しています。

飲食店経営、外食産業史、食文化、グルメ本など
食に関するあらゆるジャンルの本をひとくくりに
「飲食本」として紹介していきます。

主に飲食店を経営している人や、
これから飲食店を開業したい人に役立てて頂けるように、
これまで読んだ本、これから読む本の書評を
アップしていきます。
以前は、一日一冊のペースでアップしていましたが
これからは、適度なペースでアップしてきます。

一人でも多くの方のお役にたてますように。

読者登録お待ちしています

出版社の方、献本もお待ちしています




Amebaでブログを始めよう!
最近の若者はどのようにマネジメントして良いのかわからない
と考えている管理者、経営者には一読の価値ありです
1988年から2000年生まれ(25歳~13歳)に対する
マネジメントの一助となる一冊です


古代エジプトの遺跡の中に、落書きで「最近の若者はなっていない」というものが
あったというのは、有名な話でありますが、
この「最近の若者はなっていない」というのは、世代を超え、時代を超えるものなのでしょう。
考えてみれば、育ってきた歴史背景、親の世代の環境によって
時代時代の「最近の若者」像は、変わる訳であって、
そのような観点から、本著では丁寧に「ゆとり世代」と言われる
今の若者にフォーカスをあてています。

簡単に著書から引用すると、育った環境から見るゆとり世代の特徴としては
①モノが豊富であり、あせって買う必要はなく、じっくり吟味されることが優先される
②全体的に不況感が漂い、モノの豊かさよりも心の豊かさを求める
③社会が成熟していることも、モノより心の豊かさを求める傾向を強めている
④子供が少なく、親がひとりの子供に多く手をかけて育てたことで、困ったら
 誰かに頼ろうとする気持ちを持ちやすい
⑤詰め込みや順位付けを避け、ゆとりの中で学ぶという教育方針の中で育ったので
 確かな自分の目標を持ったものでなければ、何かに立ち向かうエネルギーがわいてこない
⑥多量の情報にふれられる高度情報化社会で育ち、情報の扱い方に慣れていて
 情報を整理する能力が高い
ということになるそうです。

こういった時代に育った「ゆとり世代」に対する具体的な接し方や
マネジメントの仕方が紹介されています。

飲食店でアルバイトをしている世代は、大部分が「ゆとり世代」になるのですから
是非、頭の片隅にいれた上で、コミュニケーションを進めていきたいものです

“ゆとり世代”を即戦力にする50の方法/高橋書店

¥1,155
Amazon.co.jp

固定客化に関するノウハウを、販売管理システムのメーカーのセールスマンが
体系立ててまとめた一冊。多くの類似本のノウハウが体系化されているので
概略をつかむという意味では良書です


まず、本著を読んだ感想としては、ノウハウの部分の大部分が
「◯◯さんによれば・・・」「△△の書籍によると・・・」という
引用が多く、著者のオリジナリティはどこにあるのか?という方向に
意識がいき、最後まで確信に至る事ができないまま終わってしまったという感じです。

全200ページ少々の書籍に対して30冊近くの引用書があるというのは
他に類を見ず、そういう意味で新鮮な一冊でした。

ただし、決して役にたたない、というわけではなく、むしろ、
固定客化のために必要なことを体系立てて整理し、
そこでの代表的なノウハウを、それぞれ引用書で紹介してくれているので
・これから本格的に固定客化に関して学びたい
・今自分なりに進めている固定客化の取り組みを俯瞰して評価したい
といったニーズには合致する一冊だと思います。

個人的には、事例が多く紹介されているので、単なるノウハウや理論だけでなく
その先の効果や評価をイメージすることができたという点で有意義な一冊でした


「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい! (DO BOOKS)/同文館出版

¥1,470
Amazon.co.jp

船井総研出身、現場の経営も理解した接客のプロが教える飲食店の接客術
実体験に基づいた事例が満載で明日から活かせる内容です


最近、飲食業界のサービス、接客について調べないといけないことがあり
アマゾン経由で手に取った一冊。
不勉強ながら、著者については事前に知識がなかったためリサーチしました。

人材育成コンサルタント 山田みどり
http://members.jcom.home.ne.jp/

飲食業界の接客に関連した書籍は、元客室乗務員など接遇の講師の方が多い印象ですが
著者は、船井総研のご出身で、そういう意味では異色のキャリアをお持ちだと言えます

著書も20冊も出しておられますが、この書籍が一番売れた書籍のようです。
タイ、韓国、中国、台湾に翻訳されているというのもすごいですね。

さて、内容に関してですが、率直な感想としては、
ノウハウのハウトゥーがまとめられているというよりは、
事例が中心でストーリー性が高いので、読み物として読みながら
自分に照らし合わせて吸収していく、という読み方ができる本です。

従って、期間を置きながら、定期的に読む事で
事例に対する感じ方や、そこから得る気づきなども変わってくるように思いました。

飲食業界はじめての方から、中堅の方まで
世代を超えて為になる一冊であると感じました。


「もう一度行きたい」と思わせる飲食店プロの接客!/日本実業出版社

¥1,365
Amazon.co.jp

フードビジネスコンサルタントとして有名な氏家秀太氏が
平成19年に執筆した一冊。
業界全体で変化していた飲食店における接客サービスのノウハウが記載されています

人口動態の変化とライフスタイルや価値観の多様化により
消費者が店舗に求めるサービスに店舗が必死でついていこうとしていた
2000年代中盤の飲食業界における接客サービスの当時のノウハウが記載されています。

飲食業の業態や店舗展開方式が時代毎に変わっているのと同じように
飲食業における接客や従業員教育のスタンダードも時代毎に変わっています。
そういう観点から考えると、特に大きく業界が動いていたこの時期の
接客サービスのノウハウ書として出された本著から学ぶのは
今後の接客サービスのスタンダードの在り方なのかもしれません。

個人的には、飲食店の接客ノウハウを学びたくて手をとった書籍なのに
自分の接客を解体しようということで、SWOT分析や7W2Hなどのフォーマットで
考えさせようとしたり、夢の大切さやコーチングの有効性など
すこし偏ったノウハウであるように感じてしまう側面もあるが
全体を通してみると、時代を問わず必要となる業界の接客における原理原則も
多く紹介されているため、大卒の飲食企業新卒入社の方にとっては
オススメの一冊と言えるかもしれません。

最後に著書で紹介された接客サービスのポイントがホスピタリティカードとして
付録としてついていますが、パートやアルバイトスタッフが持つには
中の文章が難しく、また、幹部や幹部候補に対して持たせるのであれば
あえてカードタイプにしなくても良いのでは?と思ってしまう中途半端な印象を受けました。

客をつかむ!飲食店の現代流接客サービス―マニュアルサービスから「ストーリーサービス」の時代へ/旭屋出版

¥1,575
Amazon.co.jp

プルデンシャル生命トップセールスマン、川田修氏の
営業ノウハウが、わかりやすく紹介されています。
飲食店経営にも多いに参考になる点がある一冊です


「かばんはハンカチの上に置きなさい」というタイトルが目を引き
アマゾンで購入しました。
内容は、リクルート、プロデンシャル生命の営業で
トップセールスとして実績をあげてきた著者の営業信条というか
営業ノウハウが紹介されています。

タイトルの、「かばんは何故ハンカチの上に置かないといけないのか」とは、
一般家庭に訪問する営業マンの場合
トイレや電車などで地面に置いてきたかばんを
ご自宅のフロアに置くという事は、
土足で自宅にあがるのと同じことであり、
自分のハンカチを下において、かばんを置く事で
そこまで気配りのできる営業マンは初めてである、と言われ
営業としての信頼を獲得できる。ということだそうです。

著者は、一貫してこういった、
今すぐできる「ちょっと違うこと」を説明しており
この点は、飲食店における接客業にも多いに活かせる視点であると思います。

自分の武勇伝や成功体験を語る営業ノウハウ本が多い中
本著では、赤裸々な失敗体験や著者が今に至るまでの苦悩も
紹介されており、人物像も文章を通じて感じられ好感が持てます。

・アポは2分遅れでも必ず電話を (27ページ~)
・時計はすべて、黒革ベルトに銀縁、白フェイス (42ページ~)
・アポキャン電話こそ大歓迎 (76ページ~)

など、タイトルも興味深い内容が多いため、あっという間に
読むことができました。

自分の所属する業界の当たり前は、他の業界においては非常識であったり
また、逆に、他の業界の当たり前が、自分の業界において
大変役に立つノウハウの原型であったりもします。

そういう意味で、本著は、保険営業という一生涯つきあっていくことを
前提にした商品提案、販売をしている業界の営業ノウハウが詰った書籍であり
飲食店経営においても、活かせる視点が満載の一冊であるということができると思います。

かばんはハンカチの上に置きなさい―トップ営業がやっている小さなルール/ダイヤモンド社

¥1,575
Amazon.co.jp