グリーフケア福井の活動とつぶやき

グリーフケア福井の活動とつぶやき

2006年6月1日
長男大樹をバイクの事故で亡くしてから
グリーフケアの資格を取得
2010年乳がんに罹患
グリーフケア福井を主催してボランティア活動中
悲しみを生きる力にと踏ん張っています

先月新聞の新書案内にあった本を
図書館へリクエストして借りて読みました

この本は
死を哲学する
死の科学
死の文化的考察
死と儀礼と考
身近な人を葬るー死の考現学

専門性の高い著名な方が文を寄せておられます
養老孟司氏 ヨーロッパの墓を巡って思う事
岩瀬博太郎氏 法医解剖の現実
小林武彦氏 生物の死と老い 
      人はシニアの存在が集団を強くし、人間の寿命が徐々に延伸
      人間が長生きになったのは「おばあちゃん仮説」があり
      チンパンジーは長い毛があるために子供はしっかりとしがみつける
      人間は毛が退化したことにより2~3年は誰かが抱っこしていたりして育てる
      若い人だけの集団よりもシニアのいる集団の方が
      話がまとまる。動物にはシニアはいない。
小池寿子氏 死に対する日本人の姿勢には二重性
      自分の死(一人称)を語るとき「死んだ後はわからない」と答える
      身内の死(二人称)を語るとき「○○さん、天国で待っていて」と言うように
      霊魂信仰になる

他にも現代のお墓文化であるとか、現代日本のお墓事情、在宅看取りの実際
デジタル遺品を遺品を考える、遺族として自死に向き合う、火葬場の現在
勿論グリーフケアについても書かれていました

とても思い内容ではありますが
歴史と今と未来について考えさせられました

 

 

 

 

 

ラジオ放送の反響も含めて

少々疲れて火・水曜日と寝込んでおりました

一昔前ならば、何とかなっても

60代半ば堪えるようになりましたね

木病日は早く寝ていました

 

ところが、昨日は朝5時半に起きてスマホを確認すると
大変なことになっていました
虹の会(天使ママの会)会長さんの訃報が入っていました

私が虹の会に初めて参加してから

17年以上たちます

長いお付き合いになっていました

そして大変にお世話になりました


これはどうしても弔問に行かないと。
それから午後の予定を変更して
急遽10時からの健康体操を終わったら
直ぐに夕方の買い物
着替えを済ませて
2年ぶりに1時間高速を走り会員さんと
待ち合わせの場に合流
それから皆でご自宅の方へ伺いました
晩年は病との格闘で
辛い日々があったのだろうと思いましたが
穏やかに休まれているお姿に
生前のお声が聞こえてきそうでした

今頃は息子さんの処で
積もり積もったお話をしておられるのだと思います

一足先に逝かれたTさん

本当に長い間お疲れさまでした

そしてみんなに笑いと楽しいひと時を
有難うございました


合掌

 

 

先週の能登の大雨のニュースに心が痛みます

大きな自然災害に見舞われる日本
津波や家事や水害等
例え自分の命が助かっても
一度に住まいや仕事や人の命が奪われたら・・・

グリーフケア特級講座の時に
講師を務めてくださった方が
「ねこそぎ悲嘆」と表現しておられました

多くの人が亡くなり
津波や家事で全ての物を失った人に
ご自身んも被災者でありながら
かける言葉もなく
絶望感すら直ぐにはわかない
「ねこぞぎ悲嘆だ!」と思わず言葉が出たそうです

息子が走った能登半島

亡くなる数日前にも友人に

「又能登を一緒に走ろう」と誘っていた。

そんな事を思い出しています



昨日はラジオ放送を録音して
8時には自宅を出て
嶺北で開催されるタオルケア帽子の例会に行きました

8名の参加で102個のケア帽子のラッピングを致しました

リレーフォーライフ福井の準備も進み
10月5日が晴天になると良いな~~

今月の1枚はこの帽子です
誰のもとに行くのでしょうか?

 

 

その後は虹の会(天使ママ)へ久しぶりに参加いたしました

天使ママの会は県中心部の街中にある喫茶店で集まっています

私は17年間の参加していることになります

昨日は6名で近況を話していました

 

 

最近はみんな体調や病気の話

それは・・・歳をとるはずですね

 

あと何年参加できるか分かりませんが

心友の存在は有難いです

 

昨晩からすっかり秋めいてきましたよ

 

昨日は気温36度

お彼岸なのに何という気温でしょう!

 

 

朝一番にお花屋さんへ行き墓苑に行きました

じりじりとした日差しにお花も暑そうでしたね

 

明日の朝はいきいきライフのラジオ放送

FBCi さんのブログに紹介いただきました

 

収録後の撮影で

少々へたり顔で写っています(^^♪

あべアナウンサーさんには大変お世話になりました

 

 

FBCラジオ

 

 

こんばんは。
昨日は気温35度
今日も33度で暑い一日でしたよ

夜も気温はあまり下がらずエアコンつけて寝ています

秋のお彼岸入れですが蒸し暑いですね

4日から雨も降らず  ず~と30度以上の日々です
やっと、週末は雨の予報です( ^)o(^ )

15日日曜日は地元でのボランティアの日でした
4名参加で23個の帽子が出来ました

次の日曜日は福井市での活動です
昨日も帽子のお礼状が届きました

お礼状を頂くたびに
治療が上手くいって一日も早く
穏やかな日常に戻れるように と念じています

 

 

 

 

おはようございます。

昨日の気温は35・2度・・・・
本当に記録的な暑さですね へとへとですよ!

先日収録したFBCラジオの放送が22日(日曜日)にあります

時間は6時半からです

いきいきライフ 9月22日第25回放送分

 

ラジオ講座「いきいきライフ」は、ラジオやインターネットを通じて、時事、社会、文化、娯楽、健康、医療、福祉など各界で活躍されている方にお話を毎週聞くことができます。
シニア期の暮らしに必要なテーマをシリーズで放送する「学び強化月間」も定期的に設けています。HP参照

 

 

「グリーフケアを学びましょう」とのタイトルです

自分の声を聴くのは苦手ですが
苦労して収録いたしましたので
一人でも多くの人に聞いていただけると嬉しいです

 

 

 

 

今日も一日良い日でありますように!!

連日の猛暑に秋よ早く~~と言いたいです!

今日も33度の一日です

 

13日(金曜日)午後からは隣町のお話会に参加いたしました
数年前から年に2回ほど企画していただき
グリーフの集いを開催頂いております

初めての方も2回目の方も毎回参加の方も
それぞれに亡くされた方の対象も違います
突然の方も
そうでない方も

じっくりとお話を伺い
皆さんでお話が進んでいきます
時には質問もあったりします

そんな時は様々な事例をもって
考えていただく時間となります

全ての混乱には大きな意味があります

それが何時かは理解できるときが来ます

それを信じて望みを捨てづに

生きていけたら良いです  

と伝えます

最初は緊張の方も
泣ける場所があって
安全に話せる場所があって
良かったと言っていただけました

又お目にかかれる日まで
「皆さんお元気で」とお見送り致しました

 

 

 

 

 

今月1日作家の佐々涼子さんの訃報を聞きました

 

私が代表作ともいえる

エンジェルフライト 国際霊柩送還師

この言葉を聞いたのも初めてでしたが

新聞の新刊案内を見て直ぐに読みました

2013年3月の事でした

 

丁度息子を失ってから7年が過ぎ

かなり多くの本に降れていたころです

 

興味を持ったのは

息子の納棺をしてからの姿で思う事があったのです

頭部の外傷を隠せず大きな包帯を巻かれていました

顔は傷が無かったので日焼けしていて元気

まるで今にでも生き返るようでした

 

しかし、出棺の頃には一部褐色が出ていました

それがとても辛そうに私には思えました

 

納棺しの方に「お化粧をどうされますか?」と尋ねられました

 

私は職業柄メイクは専門ですが

息子の死に化粧なんて、想像もしていませんでした

「ありのままで結構です」と何も致しませんでした

他人に化粧してもらう方が良かったのか

 

その時の選択は今でも分かりません

 

女の子でしたら勿論可愛く美しく…だったでしょうね

 

その心残りと言うか

長い間・・人知れず心の奥に棘の様にありました

ですがこの本を読み進めていると

まるで、

私に「それで良かったんだよ」と言ってくれているようでした

直前まで元気だったからこそ、

ご遺体にはその変化があるのです。

救われた本でした。

 

その作家さんががんに侵され亡くなられたのでした

最後の遺作

「夜明けを待つ」この本も読みたいと思います

 

 

エンジェルフライト  以下抜粋

外国で亡くなるとエンバーミング(防腐処理)をされ
日本の地に帰ってきます
そこで、
初めてエアハースインターナショナルの
スタッフに委ねられます

遺族の悲嘆にどんな宗教も慰めの言葉も
ほどんど無力であり、だからこそ
故人や遺族の役に立つために
遺族の手となり足となり
動かなければなりません。と木村利恵社長は語ります

悲嘆はくぐり抜けることによってしか癒されない。
悲しみ抜かなければ悲嘆はその人をとらえて
いつまでも放さない
悲しみをくぐり抜けた時、
亡き人はきっと別の形で戻ってくる
そばにいて励まし
力を与えてくれる存在になる


悲しみぬかれておらず、吟味し尽くされていないものは
いつも必ず同じ問題へと
我々を引き戻すことになるだろう

 

 

9月に入って、朝晩は少しだけ涼しくなりましたね

 

今月はがん征圧月間ですね

日本中でリレーフォーライフが開催されています

福井の開催は10/5日(土曜日)

会場は福井市中央公園

駅前の開催なので今回は電車で行こうと思います

 

先日も患者様よりタオルケア帽子の

葉書を頂きましたよ

 

こちらこそありがとうございます

 

 

 

 

北陸地方は今日も蒸し暑い一日ですよ

昨日は初めてラジオ講座の収録を致しました
「グリーフケアを学びましょう」と言うテーマでした


原稿のチエックで担当の方と相談しながらです
今まで当事者の方や医療関係の方に
お話をする機会が多かったので
どうして専門用語が出てしまいます
それをいかに初めて聞かれるリスナーさんに
伝えるか?その点をご相談していました

収録は緊張で言葉は詰まるり
間違えたり
紙をめくる音が入るので
ゆっくりと流れるように・・・・・

声の調子が悪くならないように
風邪をひかないように
様々な注意をして過ごしていたここ数日
人込みを避け
前日、孫のお祭りパレードを見に行っても声を出さずに!!!

そんな努力もしておりましたが

声が詰まってラララです
24分ですが2時間かかり
何回か読みなおして何とか終わりました

疲れましたよ
夕食は何も作れない位ほどぐったり
思ったように出来なかった思いもあり
何とか食べて9時には爆睡でした


でもとても良い体験をさせて頂き感謝申し上げます

 

さすが、放送局のトイレです。うがい薬がありましたよ!

 


1階のスタジオ

 

 

収録はお部屋が別にありました


 

オンエアは後日ですからね!