息子が発病して約1年。
私の人生の中で、この1年が最も長かった。

「白質の進行は決して遅くない」
「○くんが楽しいと正常に認識できるまでに楽しいことをして下さい」
「ことばが話せなくなるか、話せても理解ができなくなるかも」
「目がみえなくなるかも」
「歩けなくなるかも」

本当にたくさん受け入れがたい、ことばを言われつづけた1年だった。


でもでも!
息子は、話せてる!
目がみえてる!
歩けてる!
走れてる!
ジャンプができる!
毎日笑って過ごしてるよ!


毎日、不安で心配だった。
だけど、息子は奇跡をおこしてる。
「誰にでも奇跡はおこるものじゃない」「○くんと○さんだから奇跡が起きてる」
って言われた。
きっとそうなんだ。
そう思った方が幸せだよね笑


学校と度重なる話し合いの中、やっとやっと毎日加配の先生がつきそう。
特別支援学校の先生の巡回指導もしてもらえる。
ここまでくるのに、本当に長かった。長かったよ。


でも、まだまだ頑張らないと。
細く長く。
時には、大泣きしたり、落ち込んで生きてる意味がわからなくなったり、病気や障害がある人になんて優しくない世の中なんだろうとうちひしがれたり、息子の病気がわからなすぎてイライラしたり、、、
きっと、また同じような気持ちにときもあるだろうけど、それも含めて先に進もう。


病気になったときは、神様はなんてひどいんだろう、なんでうちの子を病気にしたんだろう、何かの罰なのかな、なんて考えてた。

でも今は、神様は、この先の輝く未来のために、病気をくれて、今は必要な過程なんだと思うようになってきた。


息子が病気になったこと。
私は人間ができてないから、病気になって良かったとは思えない。
だけど、病気になって、大切なことが見えたことも事実。
うまく言語化できないけど、大変なときに助けてくれる、支えてくれる人は本当の仲間だと思う。
絆がより深まった。
そして、世の中の不条理が見えた。だから、私はいつか誰もが生きやすい社会になればと切に願うし、私がそういう仕事もできるかもしれない。


うん。
明日からもボチボチ頑張ろう。
きっと未来が開けると信じて。





子どもは無意識に、この人は自分と本気で向き合ってくれるかを見抜く。

それは、人間関係において誰もが自然と感じとるもの。

息子は、病気になってからこの部分がさらに磨きがかって、真剣に向き合ってくれない人は、ちょろまかし、自分の思い通りにしたいがために暴言や暴力に発展する。
暴言・暴力は絶対にダメ。
だが、前頭葉の異常がある息子は動物的になるため、なかなかコントロールが難しいことも事実。
感情のコントロールを練習していかなければならない。


学校の先生。
先生は、息子を『お客様』扱いし、本気でぶつかってくれる様子がみられない。本気で叱ってくれない。親に対しても、なぁなぁで当たり障りない会話。

それじゃあ、ダメなんだよ。
一生懸命に対応してくださる先生も、もちろんいるけど、一貫した対応でないと息子が混乱する。

特別支援。合理的配慮。
専門性が低いのも事実。
分からないことがあってもいいし、失敗してもいい。
でもさ、心だけは誠実にいてほしい。本音でぶつかってほしい。

これは、息子だけにいえることではない。どの生徒との関わりおいても、最も大切なことだろ。


腹くくってくれよ。
本気でかかわって。

今日、ポストに素敵なものが入っていた。


去年の12月半ばに退院して、家に帰ってきてから、本当に孤独だった。

入院時は、1日に3回はDr.が病室に来てくれるし、看護師さんは常にいてくれるし、保育士さんも私の食事時間を気にしてきてくれた。
病弱学級の先生も毎日、息子の顔を見にきてくれた。

病気がなんだかわからなくて不安だらけだったけど、サポートは充実していた。

でも、もう治療法がないから退院ですーとポンと家に戻ってきて、退院はしたかったけど、ここからが母が動かなきゃいけなかった。

学校へ病気の理解を求めるため何度も何度も足を運んだし、区役所に受けられる福祉サービスを聞きに行ったり、セカンド・オピニオンへ行ったり、放課後デイの見学へ行ったり、一人でたくさんたくさん頑張った。

そしたら、ポキッと折れちゃったんだよね。本当にしんどくなっちゃって、涙が止まらなくなって、子どもみたいに大泣きして、布団から1週間起きられなくなっちゃって。

そのときに、助けてくれたのが、病院のMSWさんと入院していた病棟の看護師さん、見学をした放課後デイの社長さん、職場の同僚。

MSWさんと看護師さんが、なんとか早く訪問看護につなげてくれて、放課後デイの社長さんが、障害者福祉支援センターにつなげてくれたの。

このつながりがなかったら、今の環境はないと思う。


確定診断がつかないまま、脳内の白質だけが広がり、予後の見通しがたたず、不安と孤独に侵されそうになったけど、毎週、訪問看護の方が来てくれて、息子の様子と私の話を聞いてくれて、気持ちの共有をしてくれて、本当に救われてる。

障害福祉支援センターの担当さんは、息子の支援は、既存のサービスを越えないといけないと、各所に連絡をいれてくれたみたいで、息子に合った放課後デイやヘルパー事業所を探してくれた。かつ、シングルマザーである生活事情も考えてくれて、一人で抱え込みやすい私にとって、本当に感謝しきれない程の支えをいただいている。


放課後デイの社長さんは、辛くなったらいつでも電話してくれていいよって。息子のことを「エンジェル」だと言ってくれた。


職場の同僚は、私が休職してても、ちょこちょこLINEをくれる。辛くなったら、私が区役所に電話するよとまで言ってくれた。


周りの方の支援があったからここまでこれたね。
ありがとうございます。

明日で8歳だね。
この一年は、今まで以上に楽しい一年にしようね。生まれてきてくれてありがとう。