【第49期 棋王戦 第3局】

第1局は持将棋
持将棋になってしまって私は残念でしたが、後になって持将棋に持ち込んだ伊藤七段の作戦、実は大変なことだったと知り、伊藤七段の実力を知ることとなりました。

第2局
能登地震で被災された方の駒が使用されました



がれきの中から見つかった、想いのこもった駒

伊藤七段の先手で始まりました
実質第1局という感じです
伊藤七段がペースを握っているかと思っていたら、藤井棋王は角打ちからガラッと優勢に持ち込み、その後は藤井曲線が描かれます
解説者に「美しい」と言わしめる終局の盤面
藤井棋王、94手目8六桂


伊藤七段の投了
藤井棋王の勝利となりました




第3局 本日

3日前のA級順位戦最終局の解説から移動もありお忙しい藤井棋王

その解説、後からYou Tubeでじっくり拝見しましたが、素晴らしかったです(AI搭載頭脳!)

新潟県「新潟グランドホテル」にて
9時より対局開始


藤井棋王の先手 角換わりとなりました
序盤は時間をあまり使わずに進行
藤井棋王、4五桂と跳ねて早めに仕掛けました
伊藤七段、藤井棋王43手目の2九飛で長考に沈みます


長考後に指した6五歩に対して藤井棋王ほぼ時間を使わずに3五歩、またまた伊藤七段長考に

昼食休憩あけても長考は続きます



82分(休憩を挟むと142分)の長考の後伊藤七段、46手目3八角打ち
藤井棋王、17分の考慮でベストの6九飛を指されました

藤井棋王がリードしていましたが
61手目、ほぼ時間を使わずに謎の6七歩(?) 


互角となり、盤面が落ち着きました
お互いに難しい局面が続きます

この一手で伊藤七段のリードとなりますが
藤井棋王の69手目の1七角打ちから


流れが藤井棋王へ

長考後の83手目の思い切った2七飛(飛車切り)


その後藤井曲線が描かれます
凄まじい勢い終盤力
伊藤七段は1分将棋に
藤井棋王が105手目5一銀と指されたところで


伊藤七段の投了となりました


これで藤井棋王、棋王防衛に王手をかけました

藤井棋王の終盤力が光ります 🌟🌟🌟
83手目から一直線という感じです

ヒリヒリする緊張感の対局
終盤は目が離せませんでした ポーン

花粉症でいいお天気なのに出かけられず…😵‍💫
将棋にどっぷりと浸かる1日となりました

本日も素晴らしい対局をありがとうございました ✨✨✨

藤井棋王、本日も強かったの一言です 💫💫
次局も楽しみにしております