鳥になったある日

しばらく放置が続いたので、
そろそろ日記を更新してみます。

つい先日、仕事でセスナからの空撮をしてきました。
写真を撮るのはカメラマン。
撮る場所を指示するのは、クライアント。
さて、お前は何しに行ったのかってとこですが、
貴重な体験なので、観光気分で同乗してきました。
（一応現場監督的な立場なので・・・れっきとした仕事ですよ～）

はじめて乗る小型機（厳密に言うとセスナではないらしい）に
ワクワクドキドキ



なかなか天気が回復しないので、しばらく待機。
するとゼロ戦のような柄の飛行機が到着し、
中から、なんとAge70overのパイロットが2人降りてきた！
趣味でいつも空中散歩を楽しんでいるらしい。
元気なおじいちゃん達。かっちょいぃ～

さて、晴れてきたようなので、そろそろ出発。

最初はビビっていた私ですが、
空を飛んで、ある程度の高さになるとそれはそれは素晴らしい眺め
車や建物がちっちゃく見える。
おー、下に見えるはわが家ではないか

天草方面の撮影に行ったのですが、あっという間に到着。
天草を空から見るのははじめてで、とても感動
やっぱ、美しいですよ、天草は!


しかし、上空は地上よりも日差しが強く、
じりじりと照りつける太陽の光と、
頼りないエアコンらしきものはあるが、密閉された機内では
そりゃーもう、暑いのなんのって
これは大誤算。。。
パンツまで汗びっちょり

しかし、上空9000mという高さらしいですが、
思ったほど怖くなく、とても気持ちがいい。
不安定な小型機の揺れが、心地よいゆりかごのように思え、
あやうく居眠りしそうに。。。
もし、この飛行機がこのまま落ちてしまっても
きっと私は幸せな気分でいられそうなくらい、心地よい

撮影が一通り終わったところで、
貨物スペースに乗ったカメラマンが、暑さと飛行機酔いでダウン！
もう少し満喫したかったけど、残念ながらここで終了。
帰途につきます。

これは、雲の上に出たところ。


帰りに空港で、飛行機の渋滞（？）により
しばらく着陸を待たされることに。
着陸体制に入ったところで、管制塔から「待て」の指示。
ぎゅい～んと急旋回で上空に戻った時は、
絶叫マシンさながらの心地よい恐怖

いや～、楽しかった
ぜひまた機会があれば乗せていただきたいと思いました

余談ですが、
一緒に飛ぼうとパイロットが誘ったら、
女性は10人のうち3人くらいは乗りたいと答えるそうですが、
男性は20人に1人、乗るか乗らないかだそうです。
男性のほうが、どうやら臆病らしい。

決断を迫られるオンナたち。

時として、オンナは決断を迫られることが多い。
一生のうちに何度か重大な決断を迫られる。

結婚するか、しないか。
名前を変えるか、変えないか。
家庭に入るか、仕事を続けるか。
子供を生むか、生まないか。

仕事をする女性であれば、必ず一度は訪れるこの転機。
もちろん男性にも決断の瞬間はあるだろうが、
ソレとは全く質が違う。
これらは、女性の人格や人生を左右する決断であり、
もし、この決断を誤ると、ダメージも大きい。

私もそんな決断を迫られたことがある。

家庭か、仕事か。
もちろん、若かった私は迷わず仕事を選んだ。
やりたいことがたくさんあった。
自分の可能性を試してみたかった。
でも決して家庭を顧みなかったわけではない。
お弁当も作り、夕食も作り、家事もしっかりとしていた。
仕事も家庭もうまくいくカンペキな自分になりたかった。

でも、自分が頑張れば頑張るほど、
実は、周りにしわ寄せが行っていた。
そのことに私は全く気づかず、
知らないうちに、その影響は、まず旦那に現れ、
そして、仕事にも現れてきた。
そして、疲れ果てた自分自身にも
ひどいダメージとなって返ってきた。
ある仕事で、大失敗をしてしまうというカタチで。

その時は、自分の選んだ決断に、
誤りがあったとは全く思っていなかった。
だって、頑張っていたんだもん。
どうして、自分だけ、そうなるのか理不尽に思っていた。

でも今になって分かる気がする。
カンペキになりたかったのは自己満足のためで、
決して家庭や会社のためではなかったと。
家事をカンペキにすることが、結婚したということではない
結婚の意味は、決してそんなことではない
でも私がそれに気づくまでに、ずいぶん多くの時間を使いました。

今思えば、25やそこらのワガママ小娘に、
何もかもがカンペキに出来る訳ない。
それが分かっていれば、自分の肩のチカラが抜けて
家庭でも仕事でも最悪の状況は避けられたのかも。

まぁ、今はその決断をした自分を後悔してはいないし、
その出来事があったからこそ、今の自分がある。
元旦那には悪いが、いい人生経験だったと今は思える。

うちのスタッフは全員女性ばかりなので、その将来において、
おそらくはその決断を迫られる日が必ず来ると、
雇い入れたその日から、覚悟はしている。
だから、自分の経験を生かして、
柔軟に対応していきたいと思っている。

私は、デザインの仕事は、
女性にはもってこいの仕事だと思っている。
手に職をつけ、結婚や出産で人生の転機が訪れた時には、
しばらく休憩してみるなり、自宅勤務やフレックス、
パートタイマーなど、勤務形態を変化させれば
解決できる事も多いと思っている。
すっぱりと辞めてしまうのは、あまりにもったいない。
私からしてみれば、仕事の質と量と給料の額が
見合っていればそれでいい。
それでストレスが少しでもなくなるのであれば。
多分、方法はいろいろある。

また、何より精神の安定がなければ、決していいデザインは
生まれないことも、私はよく知っています。
何もかもは、やっぱり無理。
無理だと思ったら、今はムリだと、
あきらめちゃうことも時として必要。
その気になれば、いつでもやり直せる。
少し整理して状況を変えてみることも大切。
それは、決して負けでは、ない。

私に出来ることは、家庭も仕事も
どちらも頑張りたいと思っている女性のために、
私の出来るカタチで応援してあげたいと思っています。
ある意味大切なものを無くしてしまったから私だからこそ、
同じことを、私の後輩にはさせたくない。
私、それくらいの器はあると思っています。

吉女

たま～にブログ更新どころか、久しぶりの登場になってしまいました。
ブログの幽霊社員の高岡です。今年はなるべく出没します。宣言！


おみくじの話をします。

私はプライベート初詣と会社行事の初詣で、毎年計2回引いているのですが。
今年の運勢が両方とも「吉」でした。
何の因果か、毎年2回も引くのに両方とも同じ運勢が出てきます。不思議です。
でもまぁまぁの運勢なので何も考えずヨシとしていたのですが。


昨日、雑誌の付録おみくじでも「吉」を出してしまいました…。


…今年3度目の「吉」です。
付録なんて所詮お遊びなんだから。
全部大吉にして小さなハッピーをもたらしてくれたらいいのに。
なかなか厳しい雑誌です。チクショー！！

今年はどう足掻いても大吉な一年にはならなさそうです。

天草飲茶

ずいぶん寒くなってきましたね。
皆様体調など崩されぬよう、お気をつけください。

さて、11月23日より「天草飲茶」が発売されました
これは、上天草市松島町の旅館や飲食店の経営者や料理人の方々で結成される
松島フードプロデュースがはじめて発売する商品の名前です。

天草飲茶とは、天草梅肉ポークのミンチを丸め、
その回りにもち米をまぶしたしゅうまいなんです。
くさみがなく、甘味のある梅肉ポークのジューシーな味わいと
もち米のもちもちとした食感が以外とクセになる、おいしいしゅうまいです
私、篠崎もパッケージのデザインなどで参加させていただいております。
天草地方では、飲食店や旅館のメニューとして味わえますが、
今回、お土産用に8個入り¥1,200（税込）で販売されます。
天草にお立ち寄りの際は、ぜひ一度食べてみてください。
もし、今すぐ「食べてみた～い」と思われた方は、ぜひ篠崎までご一報を！

http://www.amakusa-kankou.jp/eat.html

最近の男子は優しい！

本日、美容室に髪を切りに言った時の話題。
最近の若い男子はずいぶん優しくなっているようで、
私たちの世代の男子からはとても想像もつかないようなことがあるようです。

私の同級生のYちゃんがいる美容室で、いつも私の髪を切ってくれるUくん。
元カノから、深夜に「チョコレートが食べた～い」と言われたら、
「それって、買って来いってこと？？」と理解し、
深夜にコンビニまでパシる買いに走るのは、もはやあたりまえ。

ある日、その元カノが突然に生理になったらしく、
「ナ○キンがないので、すぐに買って来て！」と言われたらしい。
Uくんは、「大変だぁこれはきっと緊急事態！」と
慌てていつも行くコンビニに…
さすがに、どれを買っていいのか分からず、（知ってたらキモいけど…）
目についた商品を手に取り、急いでレジへ。
顔見知りの店員さんからは、「…ど、どうしたん！？」と聞かれ、
「…彼女に頼まれて…」と。
それによって、元カノは事なきを得たそうです
もちろん女性はお分かりでしょう、別にそこまで緊急を要する事態でもないことを。

…つーか、頼む方も頼む方
私と、私の同級生のYちゃんは目が点。
…さすがの私でも、それは頼めません。

それでも、「役に立っていることにうれしい」と笑顔のUくん。
こんな心優しき男子が世の中増えているんですね～
これに似た話、実は結構あちこちで聞きます。
男子が優しくなったのか、女子が強くなったのか…。
だからですかね、最近年上女性と年下男子のカップルが増えているのって。
いやぁ～、時代は変わった
おねーさん、びっくりだよ。