2017年3月18日、世界一の発明家チャックベリーが死んだ。享年90歳。
彼は「ロックンロール」と言う野蛮で暴力的であるも、愛や優しさ、孤独、哀しみ、そして何よりとびきりハッピーな音楽スタイルを生み出した20世紀の大発明家であり偉人だ。
エルビスもビートルズもストーンズも、みんな彼に憧れ夢中になっていた。
現代音楽の99%はなんらかの形で彼の影響下にある事は間違いない。
パンクもラップもポップスもダンスミュージックも、元を辿ればチャックに行き着く。
リズム、メロディだけでなく、詩の世界感やパフォーマンスにおいても70年近く前に完成させていた
俺なんかが生まれるずっと前にヘイルヘイル・ロックンロール！と歌っていたんだ。
何年か前にサムクックについて書いたブログがあるけど、俺にとってこの2人は本当に神様みたいな存在だった。
人懐っこい笑顔とユーモア溢れるパフォーマンスからは想像つかないほど孤独な人でもあった
度重なる裏切りや黒人差別から人嫌いになったり、頑固で扱いにくく、気難しい人である
逮捕歴も数回あるし…
セルフマネージメントで、ライブ会場にもギターケースを持って1人でやってくる。
まさに波乱万丈な人生を自らの音楽に乗せて、1人で歌い続けてきたんだ。
チャックベリーをあまり良く知らない人には、是非とも映画を観てもらいたいな
「ヘイルヘイル・ロックンロール」と言う映画
生誕60周年を祝う意味で、彼を敬愛する大物ミュージシャンが多数参加している。
この映画の中で、キースリチャードから「これは映画なんだからもっと真剣にやれよ、あんたが死んだ100年後でも形に残るんだから」と言われたチャック
キョトンとした顔をしてから、ニヤリと笑って「誰が死ぬって？ 俺は死んだりしないぜ」って…
90歳になる今年ニューアルバムを出すって、確か去年言ってたニュース見たんだよな…
つい最近までライブもやってたし、もうなんかね。。
楽しい事なんて辛い事の半分もないし
明日になんの希望もないけど
俺もあと40年くらい自分の為に、誰にも汚されずに音楽やって
91歳まで生きてやろうかなと思った。
ま〜たなんか支離滅裂な内容になってるか
ホントもう虚脱感しかないわ。