私には20年近く
甲状腺疾患という名の悪友がいます。

なかなか完治は難しいらしく、
良くなったり悪くなったりを繰り返し
多分悪友とは永遠に腐れ縁が続くと思われます。

最近また悪友が暴れていて
安静にしていても心拍数100前後。

症状としては
とにかく疲れ易く、食欲減退するので
痩せます。
無理して食べても代謝の異常で痩せてしまいます。

体力がなく、困ったものです。

それから先日気絶した時に、脚を怪我し

いまも早くは歩けません。


そんな矢先に乳がんの告知を受けました。


それまでは風邪も引かない

健康そのものだったというのに。


大丈夫私?と自問したら「大丈夫😊」とすぐに

答えが出たので大丈夫みたい。

何故か私、気持ちだけは元気なのです。




悪友の世話(甲状腺疾患の通院など)や

気絶の検査・結果待ちなどで

予定より2週間ほど遅れ

来月入院・手術日が決定しました。


真顔「ほいこさんの場合、

 最初の予定から手術が遅れたからといって

 悪くなるようなことはないからね。

 安心して」


ポーカーフェイスですが

気持ちを先回りしてくれる優しい主治医です。




甲状腺の病院では

20年近く診ていただいてる主治医がいます。


詳細を説明すると

大学病院の真顔主治医宛てに

私の目の前で手紙を書いてくださいました。


病院嫌いの私がここまで通院して来れたのは

変わらず主治医でいてくださる先生のおかげ。

先生をずっと信頼してきた私の思いは

一方通行ではなかったみたい。


お手紙最後の一行、

「よろしくお願い申し上げます。」に

有難い感情がこぼれそうになっちゃった。


「いま医療にかかわる我々は皆、

 患者さんの苦痛を少しでも軽減できるよう

 努力しています。

 私の患者さんにも

 ほいこさんと同じような方いらっしゃるけど、

 元気になってる方とても多いです。

 だから不安に思うことなく過ごして下さい。」


私、不安なんて全く口にしてないのに。


もうまるで私を泣かせにかかってる。


退院後、体調回復次第また通院の予定。

先生、元気でお会いしましょうね。





ところで
箸置きをずーっと探していたのですが
病院帰り
お気に入りにやっと出会うことが出来ました。

ガラス作家さんの一点物だそう。

他に青や緑などもあって
一つ一つお花模様の趣が違うので悩みましたが
使ってるお箸が螺鈿の黒 × 赤なので
箸を置いた時のバランスを考えて
赤に決めました。

とてもささやかなことではありますが
使う度にトキメキそう。

入院にも連れて行こうかなぁ。



今は

人生初の入院をいかに過ごすか(過ごせるか)、

ばかりあれこれ考えています。




入院中の数日間、

いいお年頃の女が←

すっぴんで

(アクセサリーもネイルも出来ない)

パジャマ姿で

他人様に何かとお世話になるに当たり

私というの尊厳を

最小限(出来る限りは)守りたいと思うのです。




先日、

いかにもベテランそうな看護師さんから

入院と手術前後の説明を受けました。


ひらめき「術後すぐは痛いから我慢しないで

 看護師を呼んで細かく対処してもらって下さい。

 大人だから患者さん皆さん我慢しちゃうの

 そういうのよくないから

 遠慮しないでどんどん看護師呼んでね」


チュー「私、痛みに弱いので...」


ひらめき「いいのいいの!そういう方がいいのよ!」

 でもあなた若いからすぐ回復するわよ」


チュー「すぐ、ですか?」


ひらめき「だって身体から出っ張ってる所

 切るだけですもん。内臓系の手術より楽よ」


キョロキョロ「...。

 そういうものですか...」


ひらめき「そうよ!全然大丈夫大丈夫

 それにしてもほいこさんあなた...」

 

それから急に話題が変わり、

やたら褒められたついでに質問してみました。


ニコニコ「入院直前に美容院行く予定ですが

 カラーって、しても大丈夫ですか?」


ニコニコ「大丈夫よ。

 またうんとステキになって来て~」



同じ日、

手術前に必要な口腔外科の診察もありました。

プライベートなこと(スキンケア等)

ガンガン聞いてくる面白い看護師さん。

あと先生が若くて背が高くて顔が小さくて爽やかで

アイドルみたいにカッコよくてびっくりした。

何より、歯を褒められたのは嬉しかったな。


麻酔科の先生は

あまりにキャラ濃過ぎて

書けないけど。

(書けないのほんと残念😂)





因みに(顔は違うけど←

現在こんな雰囲気に似たカラーリングしてます。



いつもお世話になってる美容室に


ニコニコ「入院することになったので

 カラーを変えてあまり切らず1週間くらい

 洗いっ放しでも何とかイケるようにして~」


というとんでもないわがままオーダーの

電話予約を入れたら


ウシシ「OKです!任せてください!」


と快く受けてくれました。


ご近所にある

美容師さんお一人の個人経営美容室。

いつも安心してお任せしています。





例えるなら(顔は違うけど←←

こんな感じに近い仕上がりにする予定。


楽しみ。






来てくれて

ありがとうございました


画像

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