私が乳がんの告知を受け、
家族のショックは
予想より大きなものとなりました。

心配のあまり、
多くの感情が入り混じった過干渉。

その気持ちが痛いほど分かるから
その都度
配慮しながら考慮しながら
家族の心のケアをする私自身の精神的負担が
悲鳴をあげてきました。

このままではだめだ。

そこで、家族会議をすることにしました。

家族とはいえ、家族故に、
難しい部分があります。

性格は変えられないし
価値観を受け入れる事は容易ではありません。

ながい時間をかけて
意見と納得を幾つも繰り返しながら
バラバラだったものを
やっと一つに固めることが出来ました。

病気というのは、患部以外にも
”感情”という
デリケートな問題が生じるものですね。
患者個人。
家族。
友人、その他。

誰の心も傷つけたくないし、傷ついて欲しくない。

とても気が重かったけれど、やはり
徹底的な話し合いを設けてよかった。
私たちは敵ではないもの。
お互い大切に思う気持ち新たに
改めてよろしくお願いします。

心配かけてごめんなさい。
いつも心配してくれてありがとう。
元気になった姿で、その思いに報えるよう
がんばります。