甲子園の決勝戦を観て、慶應の応援に圧倒された。慶應出身では無い私が、慶應の応援歌を歌わなければならない時が、これまでの人生で何回かあり、慶應の卒業生の方々の社会に出てからの影響力を思い知らされる。


初めて、あの応援歌を歌わされたのは、中学校の運動会の応援。学校が主導で歌わせていた訳では無く、応援団の生徒の親が慶應出身だったのだろうか、慶應応援歌は課題曲のようにどのチームも必ず歌わされていた。当時はそのことに違和感を覚えず、そういうものだと思って歌っていた。


次に、あの応援歌を歌うことになったのは、職場の飲み会の〆の時だった。慶應出身者の多い職場で、慶應のつながりは外の人間から見ても羨ましくもあり、仕事をしていく上で社内外に絶大な影響力がある。職場の飲み会とは言え、少しやり過ぎな気がしたが、そこに集っている大多数が慶應だったため、当時は若かったので従うしか無かった。


今週は体調を悪くして会社を休んでいて、テレビで甲子園の決勝戦を観ていた。試合よりもあの応援を観て、刺激が強すぎてさらに体調が悪くなり、最後まで試合を観ることができなかった。


慶應、慶應、陸の王者、慶應