私はどこの国でもローカルなお店が好きです。
狭い店内に所狭しと並ぶ、
とてもキレイとはいえないテーブルと背もたれのないイス。
相席なんて当たり前だしむしろそれが心地良い。
でも、
こういったお店は大体日本語のメニューがなく、
壁に貼られているメニューだけだったりしますよね。
そういうとき、
隣の人や周りの人が食べているものを指をさして店員さんに「あれ下さい」という方法を使うことが多いのですが、私は人の食べているものを指さすという行為がどうも苦手で、いつも躊躇してしまいます。
香港でも何度もこういった場面に出くわしました。
ですが、香港の方はとても気が利きますね![]()
まず、私たちが日本人だと分かった瞬間から常にこちらを気にかけてくれます。(両サイドの席の方々)
そして私たちが写真も日本語もないメニューを見て悩んでいると、自分たちの頼んだものとメニューを指さしで教えてくれました。
無事に注文し終わり、料理が運ばれてくるとテーブルの上に数種類あるソースをそれぞれどれにかけると美味しいかなどのアドバイスも頂きました。
ここの釜飯を食べたときも、どうやら食べ方があるようで隣の方が絶妙なタイミングで尚且つスマートにまるでどこかの王国の執事のように
その食べ方を教えて下さいました![]()
こういったことが一回や二回じゃなかったので、きっと国民性なのでしょう
もちろん他の国ではまったくなかった、というわけではありません。
どこの国にも親切な方はいらっしゃいました。
でも、
それが若い男の人の場合、親切のあとその次のことを考える(ナンパとやら)方がすごく多かったです
香港でも食べ方を教えてもらったあと、
(絶対このあと連絡先聞いてくるよ~)←自意識過剰
とか思ってたのに、
そのあとまったくの知らんぷりで拍子抜けした記憶があります![]()
下心のない親切は本当に気持ちが良いですよね
爽快感と自己嫌悪を同時に味わい、なんとも言えない気持ちになりました![]()
ナンパだなんて、、まったくイヤらしい人間です、私は

近い将来、
私もこういった親切をスマートにできる人間に必ずやなります。←意思表明




