ついに佳境よ!佳境!(≧▽≦)
(終盤じゃないんかい!)
もうみんな、あきれてるんだろうなぁ・・・(´・ω・`)
と思いつつ、見ると訪問者は増えてるΣ(・ω・ノ)ノ!
あ、そういうもん?
・・・まぁいいや。とにかく始めます。
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自分で言うのも変だが、この頃の私は非常にモテた。
人間誰しも人生の中で必ずモテる時期があるというが
私の場合はこの頃だろうと、確信できるほどのモテぶりだった。
リョウちゃんの友達の新田さんにも、申し込みっぽいことを
言われた。
彼は、私とリョウちゃんがそういう関係になったことをまだ
知らない。
「ごめん・・・私、好きな人がいるから。」
新田さんは半分予想していたように「やっぱダメかぁ・・・」
と頭をかいた。
「あゆちゃんてさ・・・リョウのことが好きなんだろう?」
そのものズバリ言い当てられて、私は面食らった。
何も言えずにいると
「リョウは・・・やめた方がイイよ。」と言った。
どういう意味か分からない。
私は素直に疑問をぶつけてみた。
「俺が言ったって・・・言わないでよ。」
新田さんはそう前置きをして話し始めた。
・・・リョウちゃんには、ずっと好きな人がいて
昔、「恋人がいるから」と振られて、でも・・・
今でもその人のことが好きなのだそうだ・・・
詳しいことは忘れてしまった。
その人はリョウちゃんより年上の女性で、大人の女
だという。
そんなの・・・嘘っぱちに決まってる!
「だって・・・じゃぁ、あみちゃんは?」
「ああ、あのちっちゃい娘ね。そうなんだよ。あの娘と
付き合いだしたから、もう吹っ切れたのかなぁって
思ってたんだけどさ。結局たいして続かなかっただろ?
まぁ、やっぱりなぁって感じだよね。」
もう途中から、新田さんの話など耳に入っていなかった。
じゃぁ・・・私は何なの?
私の中に生まれてしまった小さな疑惑の芽。
恋をすると女は綺麗になると言うけれど・・・
不安や猜疑心で醜くゆがむことだってある。
リョウちゃんにとって、私は誰かの代わりでしかないの?
リョウちゃんの物語の中で、私はヒロインじゃないの?
脇役なんてイヤだよ・・・
誰だって、主役のヒロインを演じたいに決まってる。
そんなたとえようもない悔しさを胸に秘めて、
木枯らしの季節が過ぎていった。
どんなに不安でも、どんなに疑ってても
私にはそれを問いただす術はない。
いつかは私のことを一番好きになってくれる。
そう信じて、リョウちゃんが求めるままに身体をひらく。
あんなに優しかったリョウちゃんも、気が付くとただの
横柄な男に変わっていた。
当たり前のように東京に呼び出して、やがてお決まり
だった駅へのお迎えもなくなり、まるで抱かれるだけの
ために通う何十キロもの道程・・・
「今度、吉祥寺に連れて行ってやるよ。」
「一度、横浜の中華街に飯食いに行くか?」
そんな約束も、結局一度も果たされることはなかった。
自宅の最寄り駅に着く頃には、いつも真っ暗だった。
空を見上げれば、刺すように冷たい空気の中に
冷たい月が浮かんでいる。
三日月よりもさらに細い二日月・・・
鋭くとがった冷たい月が、バカな私を責めているようで・・・
こんな夜はちょっとだけ・・・しんどい・・・
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自分にツッコミかましていいですか?
なげぇ~よ!( ̄Д ̄#)
まだ引っ張るつもりでいます。
ここまで来ると、終わらせるのが勿体ない気がして・・・
とりあえず努力はしてるんだけどね~(言い訳)
ま、あともうちょっとだけ~ヽ(;´Д`)ノ