前回の玉置浩二ショーから9カ月余り

 

前回の玉置浩二ショーどんなこと感じたんだっけ?

と、過去のブログ遡ってみましたら…

 

あれれ~

 

前半しか書いてありませんでした(笑)。

 

 

 

太陽さん、おはよう!!

 

 


 

 

「太陽さん」

 

ドンというパーカッションの一発目の音と同時にシャ~ランというキラキラした音

そこからピアノ、コーラス、ギターといろんな音が加わっていき、早く玉置さんの声が聴きたいというドキドキ感も加速されます。

 

 




太陽さ~ん♪


玉置さんの声とカズーの音色と一緒になったような、これはサウンドエフェクトなのかな?

 


オープニングで玉置さんが言ってしまったので、

「おはよう~」

はなかったですね(笑)

 



毎回、一曲目は何がくるのか楽しみなのですが、この曲は予告にあったので、不意打ち感はなかったです。

 

どこまでも伸びていくようなロングトーンとつやっつやの声から、きっと喉の調子は絶好調なんだろうな!と思いました。

 



ジャンベ?コンガ?

よくわかりませんが、ラテンパーカッションの楽器を叩く玉置さんの姿から溢れ出る躍動感からの力強さ。

 

しっかりと伝わってきました。

 

 


 


 

ブルーとグリーンの照明の中で歌う


「MR.LONERY」

 

今回のイントロも地声できましたね。

昨年のコンサートで聴いた景色が思い浮かびました。

 

この時も感じましたが、やっぱり地声のイントロがいいね。

声の力強さに勇気をもらえる気がします。

 



間奏のチェロとヴァイオリンのストリングスがしっとりとステキで、それにメリハリをつけるようなパーカッションとのバランスに聴き入ってしまいました。

 





 

最後の『Wow…Wow…』

半マイク状態なのにこの圧倒的声量。

 

すでに圧倒されてしまいました。

 

 




 

今回の玉置浩二ショー。

玉置さんの言葉から『幸せ』という二文字が聞かれたことがとてもうれしい。

 

過去のコロナ禍でのここでの言葉は、ファンにとって聞くのが辛いものが多かったですよね。

 

世の中がこういう状況だから

しっかり歌って皆さんと分かち合う

 

ぼやんと幸せ

 

なんとなく、ああそうか・・・

 

その時気付く

普段あるものなんだろうけどその時気づく

 

 

 

いやーーー

これは最近ひしひしと感じていた私の中の気持ちとぴったんこカンカン

 

 

少し前まで彷徨っていた、

自分の中の『幸せ』とは?

 

 

最近見つけた自分なりの答えでしたね。

 

 

音楽があるからいいんですよね

音楽や音があるから気づく

 

 

もう玉置さんの言葉の中には、葛藤も、何の迷いも感じられませんでした。

 



 

「サウダージ」

 

安全地帯と玉置さん以外には、全く興味を持たない私ですので、

番宣でこの曲を歌う・・・とあっても、

 

ポルノグラフィティ?(一応名前だけは知ってる)

サウダージ?なにそれ?

 

レベル。

 

 

取り合えず、サウダージはかろうじて聴いたことありました(笑)

 



 

イントロの沖仁さんのフラメンコギターがとてもいい!

ポロロン~

と弾いただけでラテンの風が吹き、次に始まる世界に惹き込まれました。

 

岡野さんって声高いねえ~と思っていると、そこに更に上のハモリでくる玉置さん。

 

出しゃばらず、ハモっているのかわからないくらいの。

相手の邪魔をしないハーモニー。

 

玉置さんの歌になる時のキーの変化に何だかぞくぞくして。

すっかりそこからは玉置さんの世界でした。

 

まるで昔から歌っている自分の持ち歌のようにね。

 

ここでは岡野さんがハモってきて、またそれも別の良さがありました。

 

 

で、間奏に入る前にまた原曲keyに戻ったのかな?

 

ここでもギターの音に聴き入り

 

最後は玉置さん原曲keyで岡野さんと一緒に~

このままいくのかと思ったら、さらにそこから転調~?

 

アウトロはフェイクの掛け合いで。

ビビビックリの展開に圧倒されっぱなし。

 

 

聴いていて気持ちがいい、爽快感ってこういうことを言うんでしょうね。

 

 

 

 

「田園」

 

岡野さんからのリクエストだったそうで。

まだ誰とも一緒に歌ったことがなかったんですね、この曲。

 




最初は玉置さん、次はkey上がって岡野さん。

 

Aメロは、一番はギターメインだったのが、二番になるとホーンとギターが交互に入るところもいいですね。

 

お二人ともほんとに楽しそうで、観ているこちらまで楽しくなってきます。

今、この歌は元気が出ます。

 

 

 

今回のゲストは武部聡志さんと半﨑美子さん。

 

武部さんとは実に5年ぶりくらいの再会。

こんなに時間がたっても、あった瞬間にその時に戻る感覚だそう。

5年前は何のつながりだったんだろう?

 

 

 

遡って思い出話。

 

初めて一緒に仕事をしたのは、玉置さんが本田恭章さん提供した曲に、武部さんがアレンジをした『サヨナラのSEXY BELL』『ONE NIGHT HEAVEN』だそう。

 

『ONE NIGHT HEAVEN』は作詞が松井五郎さんなんですよね。

玉置さんと松井さんの出会いの曲でもあり。

 

 

斉藤由貴さんの『白い炎』や『悲しみよこんにちは』の話。

小林麻美さんの『哀しみのスパイ』の制作過程の話。

 

どれをとってもへえ~となる話ばかりでした。

 

 

 

 

玉置さんのデモテープから、どんな世界にしたかったのかを感じ取る。

アレンジャー冥利に尽きる、とおっしゃっていたのが印象的です。

 

 

武部さんに「この声はずるい」とまで言わしめた玉置さんの声。

この年齢にならなければ表現できない玉置さんの歌の魅力なんでしょうね。

 

 

武部さんはこのお仕事を始めて45年。

その間にいろんなことが変わっていったけれど、

変わらないのは、

 

音楽がなくなることはない

音楽を創る人がいなくなるわけではない

 


 

 

 

いつの時代にも

 

心には音楽を・・・

 

 

ですね。

 

 

 

 

 

「ALL I DO」

 

ここで、玉置さんのソロデビュー曲を持ってきたのは、今年35周年の節目に何か感じることがあったのかな?

 

 



 

今回のゲストのもうおひとかた、半﨑美子さんとの

 

「母へ」

 

玉置さんの心にズバッと響いたこの曲。

こんなタイミングで・・・

 

タイトルを見ただけでもう泣ける・・・と確信しました。

 

玉置さんの想いを聞いているだけで、もう自分の中のいろんな想いがこみ上げてきて。

 

 

最近歳のせいか涙もろくて…

ダメなんです。

 

 

どんなひとでも、母がいない人はいない。

母がいたから今の自分がいる。

 

母親の存在って、どんな人でも心の中に占める割合が大きいんですよね。

 

 


 

半﨑さんの憂いのあるウエットな歌声と

枯れた感じのいろんな経験と想いが込められた玉置さんの歌声と。

 

涙を誘いますね。

 

 

 

 

「メロディー」

 

 

鈴木雅之さんと。

いぶし銀のお二人、歌う前から充分な貫禄。

 

マーチンさんは都会的なメロディー

玉置さんは素朴なメロディー

 

 

そんな雰囲気を感じました。

 

初めて聴いた時、なんとなく、

 

お?お?

 

と感じたのは何だったんだろう?

なんかいつものメロディーとは違う印象を受けました。

 



 

歌い終わって玉置さんが鈴木さんのほうを、どうでしたか?と伺うような表情。

後輩が先輩に確認をしているようで(笑)

 

 

カメラがひいてから、マーチンさんが胸を拳でトントン・・・

とやったのは、とてもよかったと納得できたのかな?

 

 

 

このあとちょっとトラブルがあり…

ここからあとは翌日観ました。

 

 



 

場面変わって、え?黒い衣装?

何が何だか分からず、何の曲をやるのかもわからず・・・

ちょっとドキドキしました。

 





「1991年の警告」

 

矢萩さん、六土さんがいる、その向こうには佐野さんも。

 

玉置さん、矢萩さんはアコギで。

 

この間観たばかりのアンプラグド・ライブを彷彿とさせます。

このブルース感?がたまらなく好きです。

 

 


次の

「ワインレッドの心」


こちらも充分熟成された深い深い大人の味わい。

 

トロンボーンの音色にも歪ってあるのかな?

クリアでないように感じたその音が、余計にそんなことを感じさせました。

 



 

最後は

「明日」

 

初めて聴いた曲です。

 

安全地帯で一緒にステージに立った平原まことさんに捧げる曲。

先程の「母へ」で感じた想いと一緒になり、曲の始まりからグッときてしまいました。

 



 

どなたの曲だろう?

全く無知なワタクシ、さっき調べてやっと知りました。

 

 

玉置さんの黒い衣装。

こういう姿を見ることはとても切なく。

でもそういう年齢に差し掛かっているということは避けて通れないことなんですよね。

 

 


 

 

今回、安全地帯40周年について、たびたび玉置さんの口から話されていました。

安全地帯というバンドに対する想いも。

 


もしかしたらソロ活動のほうが長いのかもしれないけれど、玉置さんにとっては『安全地帯の40年』だったと。

 


ソロでやりながらも、いつも考えているのはメンバーのこと。

それが原動力になっているとも。

 


安全地帯って、家族みたいなものなのかな?

と思っていたけれど


 

既に家族なんてものを超えているんだと。

 


いい時も悪い時も、同じ嬉しさを味わい同じ痛みを分かち合い。

 

みんなが同じ『音楽』というものが好きだからやってこれたんでしょうね。

 

まさに一心同体なのかな?

 

 





 

今まで一緒にやってきた時間よりも

これから先やっていける時間のほうが短くなってしまっていることは、変えられない事実だけれど。

 

今回感じた、玉置さんの”ずっと歌っていく決意”

 

 

それを信じて先へ先へ・・・

 

 

まだ見たことがないかもしれないその先の世界へ


私たちも見てみたいですね✨