僕はアーユルヴェーダが大好きで、

なぜこんなにも好きなんだろう?と

アーユルヴェーダが好きな理由、多くの人に勧める理由を改めて考えてみました。

つらつら書いてたら、アーユルヴェーダに対する想いが溢れすぎてしまって、短めの本みたいになってしまいました。

相当長くなってしまいましたが、ぜひ読んでみてください。



クリックしてください↑


友達に見せたら、





「井浦さんの熱い想いが溢れ出してアーユルヴェーダってなんか健康だけじゃない深いすごいものなのかしら、、、って思わせる内容・・・バスで読んで寝ました!」



「あなたの文章は安眠薬(いい意味で)。伝えたいことはとっても伝わる」



「長あ!8ページで断念したわ!でも、伝えたいことはわかる!」





というように、僕の文章には他者を眠らせるくらいのとてつもない

「アルファ波」

そして

「読ませずにも伝わる想い」

があるのかもしれません。


この想い伝わると嬉しいです。

<お勧め>
眠れない夜に読んでみてください。



※ちゃっかり(がっつり?)2019年5月のミナクシ先生の講座の紹介もしています。

井浦

前回、


花粉症 = カパの流出


ということを言いました。


でも、冬にカパを蓄えないと、それはそれでよくありません。


なぜか?



なぜなら冬は自然に

乾燥性、軽性、冷性が上がり、

ヴァータが乱れてしまうから。



反対の性質を蓄える。

すごく大切です。



なので、冬には

油性、重性、温性 をしっかり補ってやりましょう。


これが基本です。





油性、重性はカパを上げますが、


 冬は「No カパドーシャ  No ライフ」です。


この一文は忘れずに。





ですが、


過剰なカパ(油性と重性による)は春先の花粉症の原因になると言いました。




どうすれば、良いのか?


だから


今日は具体的な技法をお伝えしようと思います。





※注意ですが、

知識をベースにアーユルヴェーダの方法論を実践することは大切。


ですが、それ以上に自分の感覚や環境の変化等を認識することが大切です。


そのあたりはバランスをとって、総合的な判断が必要となりますので「知識に縛られすぎてはいけない」ということは”常に” 肝に銘じておいてください。


要するに答えは常に変わるということです。






では。


前提を確認した上で詳細に入っていきましょう。







【過剰なカパ増加を防ぐ方法】


・過度の甘み、甘すぎるものを控える


甘味は最もカパを乱す味。

知らず知らずにカパが溜まっていきます。


白砂糖なんてのははっきり言ってダメで、体を冷やし、カパを過剰に上げます。


甘味がいけないのではありません。



甘味は必要です。


でもね。精製された砂糖やキャンディーはアーユルヴェーダでもお勧めはしていません。果物、野菜、バターなどに甘味は含まれますので、そういったものから摂取するようにしてください。



●悪しき例:パフェ。



私は昨日、仕事帰り「抹茶パフェ」というものをミャンマーにてかっ込んでしまいましたが、冬にパフェは本当にオススメできません。


案の定、本日の朝、首から上には粘液物質がたくさん出てました・・・


鼻のつまりが非常にひどく。。。

油断するとそういうものが溜まるに溜まってきます。




でも私は千疋屋のフルーツパフェが大好きです。


「え?でも、ダメなんじゃ?」


その辺りの塩梅は是非自分で考えてください。







・運動をする


運動は一般的にヴァータを上げる行為ですが、程よい運動はお勧めです。


冬は体力も上がるので、運動にはうってつけの季節。やり過ぎず、程よい運動を。


大体の目安は体力の50%まで。




私が毎週テニスをしていますが古典書には・・・


「賢明なる者は、たとえ慣れていても、身体運動を過剰に行ってはいけない」


のようなことが書かれいます。

程ほどがポイント。


賢者な私も常に50%です。








・スパイスをうまく活用する


ドーシャをバランス方法には


*属性を捉える

*味覚を活用する

*スパイス(主に薬効)を使う


があります。ヴァータとカパを同時にバランスするには・・・



ショウガや黒コショウがお勧めです。



私は数年前の冬に、「ショウガ大作戦」と言うものを企画しましたが「冬にショウガ」はいろんな意味で効果ありです。






・朝、熱めのお湯に入る/もしくは寒風摩擦。



熱で余分なカパを刺激します。

私は今の季節から、”豚毛のブラシ”で寒風摩擦してますがかなりお勧めです。余分なカパを取り除ける感覚がビンビンします。


でも、ヴァータが強すぎる人は気をつけて。






・間食をやめる


知らずにカパが過剰になってきます。

ポテチの間食はマジでダメです。


カルビーを敵にするわけではないですが、

マジでポテチはやめましょう。


ミャンマポテチ1



ミャンマポテチ2


美味しいけど本当に我慢必要。笑



私は今日以降食べません。

(すみません、今まで結構かっこんできました。。。)






いずれにせよ、自分の体と相談しながら

上記のようなことを参考にしてみてください。


一回、自分でやってみて、

自分に合うと思ったら、少し継続してみるとよいですね。


それでは。


基本的に冬は消化力が上がります。


外気が寒くなる。


それに応じて

体温を保つために内側の火の要素が強くなるのです。




火の要素とはまさに消化力(アグニ)の要素。



それゆえ、冬は消化力はあがります。




基本的に冬は以下の属性を持ちます。


「乾燥性、冷性、軽性」




人は必ず、自然環境の影響を受けます。




なので、


身体には「乾燥性、冷性、軽性」の属性が入り込んできます。





これらはヴァータが持つ属性。


つまり、


冬はヴァータの季節。




でも、人間は意識的/無意識に対処できます。


「乾燥性、冷性、軽性」


これらの属性に対応するために、

油で乾燥を補ったり、

体を暖かく保ったり、

しっかりと栄養のあるものを食べたりするのです。





そして、体を


「油性、温性、重性」


で補っていきます。





冬は消化力が上がる季節といいました。


なので、



「油性のものや重性のもの」



を難なく消化できるのです。





なので、そのアプローチは正しいといえるでしょう。


・・・その結果。






体にはどんどんカパが溜まっていきます。


でも、このカパは悪者ではない。


必要なカパ。


不可欠なカパ。


カパは冬に溜まるのです。





体に蓄積していくカパは、


ギーが寒さで固まるように

ココナッツオイルが寒さで固まるように


体の中で固まっていきます。

そういうイメージを持ってください。








そして、温かい春がきます。


ギーが温かさで溶け出すように

ココナッツオイルが温かさで溶け出すように

バターが温かさで溶け出すように

カパが溶け出し、流出していきます。









粘液物質という形をもって。





それが、花粉症で流れ出す涙や鼻水なのです。


つまり、花粉症はカパの流出。


花粉症。






それは冬から始まっているのです。


つまり、

冬の過ごし方で春先の花粉症を軽減できるかもしれないということ。


原因と結果。


結果には必ず原因がある。


それがアーユルヴェーダの考えです。


参考にしてみてください。

イウラです・・

2012年頃からアーユルヴェーダを教えています。




イウラです・・・

体質はカパ、ピッタです。




イウラです・・

ミャンマー生活、4ヶ月目に突入しました。体重が4キロほど増えたとです。




イウラです・・

定期的に運動をしてるんですが、定期的に運動しても思ったほど体重が減らないとです。



イウラです、イウラです、イウラです・・・



このネタをどのくらいの人が覚えているのでしょうか?(ヒロシです)



古くてすみません。





さて。


しかしです!


痩せなくても、運動を続けていれば心臓の健康が向上し、寿命が伸びる可能性がある。


と言うことが、米テキサス大学サウスウェスタン医療センターが実施した新たな研究で示されたので、今日はそれをシェアするとです。






今日の主張は「定期的な運動をせよ!」


ということになります。






さて。



研究結果をサマリーすると、


・デブで心肺機能が高い人は、デブで運動しない人と比べて安静時の脈拍数や体脂肪、除脂肪体重、心機能の数値が良好だった。


・デブであっても健康状態が良好な人は心疾患による死亡リスクが低い。


・デブで心肺機能が高い人の余命は適正体重の人と変わらない。




デブとか言ってすみません!



でも、寿命の観点から言うと、

別に太っていてもいいんですね。


アーユルヴェーダではむしろ太ってるカパさんの方が長寿な傾向があります。しかし、カパ過剰はダメですが。




カパさん




肥満気味のカパさんに朗報。



研究では、2,351人の肥満の有無(BMI 30未満または30以上)を調べ、さらに心肺機能の程度(高いまたは低い)でいくつかのグループに分類。



BMI は上記参照。
右から3番目がBMI30程度。





その結果、参加者のうち716人は肥満だが心肺機能が高く、356人は肥満で心肺機能が低いと判定されました。



その後の解析結果が以下です。


肥満でも心肺機能が高い人は、

肥満で心肺機能が低い人に比べて、、


脈拍数が44%低く、

心機能が37%高く、

体脂肪が43%少なく

BMIが37%低かった


んですね。


(性や人種、BMIなども考慮した結果のようです)




要するに、

心肺機能が高いデブは健康的ということが証明されたわけですね。


デブとか言ってごめんなさい!






この研究の代表者は曰く、


「多くの人は減量のために運動を続けても、体重が減らなくなる停滞期を迎えます。それでも、その後も運動を続ければ健康には有益であることが明らかです」



「運動を続けて心肺機能を高めれば、体重が減らなくても運動機能と心臓の健康は向上し、寿命が延びる可能性があるのです」



「体重にばかり気を取られるのではなく、一定の運動量を保って運動を続けることが重要だと認識する必要があります」







多くの人は体重に気をとられすぎです。


太っていてもいいじゃない。

カパのチョイ増しくらいがいいと思うんですけどね。


これは個人的な意見ですけど。



肥満でもいいんです。

カパさんはカパさんでいいんです。



ただし、健康の観点で言えば、

肥満の人は心肺機能を高めるべき。




それには運動です。



ほんの少し身体を動かすだけでも健康に良い影響を与えることは明らか。


運動で過剰なカパもバランスされてきます。



運動の強度は、

アーユルヴェーダの教えに従い、額にうっすら汗を掻く程度。



定期的な運動に是非取り組んでいきましょう。



イウラ











 


イウラです。



現在ミャンマーなんですが、最近は仕事が激務で睡眠時間は平均5時間ほどですが、これが短いかどうかは置いておいて、現在、日本人の多くの人々が慢性的睡眠不足にあるのは事実なんですよ。





どういうことかというと、

あるスマホアプリを使った睡眠サイクル調査の結果が出ていて、その調査では日本の平均睡眠時間はほかの国々と比べても最下位レヴェル。



また、とあるウェアラブルデバイスメーカーのが行った調査では日本人ユーザーの睡眠時間は平均6時間15分と最も短かったんですよ。




「そうなんですね。じゃー、井浦さんの睡眠も平均より短いんですね。でも私も6時間程度ですよ。ヴァータ体質なんで睡眠時間短いんですよ」




今、まさにそう思ったあなたに言いたい。




「のんきか」




と。


だから俺は今日シェアしなきゃいけない。


この投稿は長期的にあなたをアルツハイマーから救うことになるので、是非読んで見てほしい。






どういうことか?



慢性的な睡眠不足が脳内の「食作用」を担う細胞を活性化させ、シナプスの分解を促進させる、という研究結果が発表されたのだ。



シナプスとはニューロンとニューロンの接合部のことを言う。



ニューロン?


ニューロンとは神経細胞のことである。




とどのつまり神経細胞と神経細胞の繋ぎ目をシナプスと呼び、







慢性的な睡眠不足がこの繋ぎ目を分解していく。つまり、神経細胞間のネットワークが分解されていく。





何日も眠らない日が続くと、次第に考えがまとまらなくなり、まったく仕事や勉強ができなくなる。そんな経験を、あなたもしたことがあるかもしれない。




「たしかに気力も体力も思考能力も低下する感覚はあります。睡眠って大事なんですかねー?」



もう一度言う。


「のんきか?」


と。



実は恐ろしいことが脳内で引き起こされている。


これはマウスを使った実験で確認された。






何か?


一言でいうと、それは「脳細胞の自己破壊」だ。

 

イタリアのマルケ工科大学のとある博士が『Journal of Neuroscience』で発表した研究がある。そこでは慢性的な睡眠不足が引き起こす物理的な脳へのダメージが、細胞レヴェルで説明されている。




「ファゴサイトーシス」(食作用)という言葉をあなたは聞いたことがあるだろうか?




「ふぁごさいとーしす?」



簡単に説明しよう。



ファゴサイトーシス(食作用)とは、生体にとって異物と認識される病原体や死んだ細胞などを取り込む役割のこと。



要するに体内の邪魔者を食い尽くす。

それがファゴサイトーシス(食作用)。




脳内では、この食作用を

アストロサイトさん

そして

ミクログリアさん

が担っていることがわかってきた。





ミクログリアさんは監視、モニターを行う。そして古くなったり死んだ細胞を食作用によって取り込んだりする。



アストロサイトさんは、不要になったシナプス(シナプスの接合部分)をカットし、除去する。除去し、こちらも食作用で取り込む。



二人はチームだ。





そしてこれは私達にとって必要な作業なのだ。




しかし、である。


マウスの実験でわかったことがる。





睡眠不足で「シナプスが食われる」


結論だけを示すと、慢性的な睡眠不足になると、脳神経同士を繋いでいるシナプスの一部が、アストロサイトさんに文字通り食われてしまうのである。




通常アストロサイトさんは不要になったシナプスを除去し、食べる。



しかし、睡眠不足になるとアストロサイトさんは豹変し、必要なシナプスまで食い尽くす。


それだけではない。


監視役のミクログリアさんも、暴走してしまうのだ。




つまり、慢性的な睡眠不足によりアストロサイトさんとミクログリアさんは暴走。彼はらはニューロンをガンガンに食べ尽くす。





こんなイメージだ。





そして、神経ネットワークは破壊され、あなたの脳はダメになる。


ということがわかってきたのだ。






アーユルヴェーダにおいてヴァータ性の病気が一番多い。カパでもピッタでもない。


ヴァータの乱れが病気を作ることが多いのだ。


なぜヴァータが乱れるのか?

もちろんいろんな要因があるのは言うまでもない。





ただし、一つ言えることがある。


睡眠不足はヴァータを乱す。




アルツハイマー。

一般的にはヴァータの乱れが原因であることが多い。神経系の病。これもヴァータの乱れである。



そう。


睡眠不足、ヴァータ、ニューロン、アルツハイマー。これらがどう関係しているのか?考えてみてほしい。


ここからはあなたの学習だ。



さて。


最後に一つお願いがある。


この記事を読んでくれたなら、、




今すぐ寝ましょう。


睡眠不足は我々の天敵です。