豊田正義 「壊れていた私から壊れそうなあなたへ。」 より


子供の問題を解決するためには、まず家庭が「許し」と「癒し」と「励まし」と「やすらぎ」のあるところにならなくてはだめです。心おきなく何でも話し合えて、いつでも帰ってこられる温かい寝ぐらのあるところになる。

まず、彼らのあるがままの姿を大胆に認めてあげることが大切なのです。
ところがたいていは、まず最初におまえが悪いというふうに、彼らの存在を頭から否定してしまいます。彼らは自己否定という膿んだ傷を持っているのです。そこをつついても何の改善ももたらされません。