あなたがしっかりしないからの続きです。
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練習が終わり、休憩中にふと話を思い出していた。
「あっ…そーいえば、近々高城んとこと練習試合があるからさー。たのしみだよねー!!」
私がそういうと、私以外がみんな沈んだ感じになったので、首を傾げた。
「…百田さん、楽しみと言ってるのは百田さんだけですよ?ネコの試合はかなりやりづらいじゃないですか?」
「…まぁそーだけどさー」
詩織が言うとみんながウンウンと頷いていた。ってなんでみんなまで…気合いあげてこーよ!
と思いながら見ていたら、何故かそういう気持ちが移ってしまった。
…高城んとこは、確かにかなりやりづらい。
プレイスタイルが【慣れ】と【守り】が高いし。なによりあそこのセッターがかなりヤバい。高城の隣にいるピンクの髪ゴムのヤツ。
あいつに自分でも気がつかない弱点を突かれた時は、どうアタックしても、全てブロックされてかなりしょぼくれたし。
…まぁウチの詩織が気づいてカバーとフォローしてくれたおかげでなんとかだったけど。
「だから今度こそ勝つ!!うちも強いじゃん!」
「百田さんがちゃんとエースとして発揮できたらですね」
「たまにはそうですねとじゃれてもさぁ!!」
