オーガニックボイスのシンガーソングライターでチェコ親善アンバサダー2019の大橋歩美です。

アンバサダーさんは、チェコの文化や良さを少しでも広めるお役目なのですが、チェコのことを沢山は知らなくて、少しでも勉強しようと足を運んできた先で、本当にチェコ愛に溢れていて詳しい方が沢山良すぎて、毎度度肝を抜かれます。

今回も、また、然りでした。

一昨日の夜、大幅な残業が必要にならない様に、前日までに片をつけといたので、仕事が終わってから広尾のチェコセンターへ。

到着してみると、結構、たくさんの参加者の方々でロビーが賑わってました。

今回の来所目的は、チェコで児童文学作品を沢山出版しているalbatros社の70周年についてと、チェコの児童文学作品を翻訳している日本人のお二人の翻訳家の方々のトークショーを観覧するためでした。

そもそも、このイベントの話を知るまでalbatros 社のことを知らず、何故か社名を聞いて文房具とか雑貨のメーカーさんかと思いました。
何故でしょうね?
すみません、無知で💦

加えて、トークショーでお話しされる方々のことも良くは知りませんでした。

なので、興味津々ですね✨
何が聞けるかな、知れるかなって。

到着して、イベントに使用する場所へ移動してみると、絵本が沢山。
仕掛け絵本がずらーり。

まずら、albatros社の編集の方から70周年の略歴と今のトレンドと、日本との関わりについてのプレゼン。

メモを取りながら聞きましたが、誤認があったらすみません。
一応、私が見聞してきた内容です。

1949年の戦後の社会主義国だったチェコスロバキア時代に国営の出版社として創設。
社会主義では政府批判はご法度。
なので、自由に書きたいものがある人ほど児童文学を書く様になっていたそう。
児童文学だけでなはなく雑誌も出版されらようになっていたけれども、種類が半減したり、社会主義での制約が強まったり弱まったりの波がある中で、扱う作品の内容やイラストの雰囲気が時代ごとに変遷したそう。
少し緩んだ時の絵が綺麗✨
そんな印象がありました。

その中で、今の日本の子供達は何時に寝ているんだろうと言う疑問はありますが、チェコの子供達は、夜7時前までが子供の起きていて良い時間。
なので、7時前にアニメが放映されているそう。
アニメが本として出版されたり、音楽が世界中で流行るものもあったそうな。

90年代には、ビロード革命を経て民主主義国としてスロバキアと分離してチェコ共和国が誕生。
ベルリンの壁が崩壊して、東西ドイツが統一したり、やソビエト連邦の解体からのロシアやウクライナなど、色んな国ができた頃です。

それから2000年代に入り、チェコで大洪水に見舞われた年には、albatros社の貴重な資料の大半はダメになってしまったそう。
私が一度だけ行ったことのあるプラハのカレル橋を映像を見て覚えていたことから、ブルダバ川(モルダウ川)の洪水のニュースを見たときに衝撃を受けた記憶はあります。

そんなalbatros社も数年前に買収されて社名が少し変わったり、グループ会社で児童文学以外にも大人向けの専門誌などを扱う出版社も今はあるそう。
albatros(アホウドリ)を模したロゴは、チェコの地下鉄のロゴを作った人が作ったものだそう。

albatros社の70周年記念誌。
今回のプレゼンはこちらの本をベースにしておりました。

そしてそして、2人の翻訳家の木村さんと阿部さんのトークショーへ。
木村さんは、小学生の頃にチェコスロバキアに家族で越して、そこでできたお友達の家でチェコの児童文学に初めて触れたそう。

子供が読む本なのに、結構ページ数も文字数もあり、始めのうちは文字も読めなかったので、日本の絵本とは違う装丁のカラフルさ、アールヌーボーみたいに綺麗さ、そう言うものに目を引かれて眺めていたそう。
それがエルベンの作品。

そのうち読めるようになり、日本に帰国してから作品の面白さからそれを日本語にして広めたいと思う気持ちが湧いて、中学生の頃には仲の良いお友達にそれを言っていたそうです。

子供が読むものだろうかと驚いてしまうような死神が出てきて、「生きる」と言うことはどう言うことがを考えさせられるようなチェコグリム童話とも言われ、ちょっと怖い話も中にはあります。
でも、子供達は普通に読んでいるそうです。

お二人が初めて触れたと言う意味では共通のエルベンという方の作品です。
絵も綺麗なものでした。

それとは別に、こちらは木村さんが翻訳した本で、チェコの児童文学ならではの言葉遊びや、作者自身が自分の子供を膝の上に載せて子供の反応を見ながら楽しく書いた作品。
中々、ツッコミどころもあり、クスッと笑えます。

ヨゼフ•チャペックの作品。
世界で初めて「ロボット」という言葉を自分の作品の中で使ったカレル•チャペックと兄は兄弟。
兄弟揃って物書きになったんだな。

日本語版です。
翻訳書を木村さんご本人が読み聞かせて下さいました。

阿部さんが初めて翻訳した作品。
出久根育さんという変わった苗字で印象的で、絵も印象的。

福音館書店や岩波書店の子供向けの文庫などからもチェコの児童文学作品の邦訳書が出てるそうです。

👇こちらにも、他のチェコの児童文学作品についてのリンクを貼ります。

また、チェコの児童文学作品は、日本の絵本とは違い規定サイズがあるわけではなく、全てゼロベースから始めるそう。

作品に合わせて、作品世界がより生きるように、読者が見やすいように、サイズもバラバラ、表紙もハードソフトと色々展示してありました。

前回、3月に?参加させてもらった2人のイラストレーターの方のプレゼンテーション観覧時にチェコのイラストレーターさんが紹介してくださった自身の著書の『ピクニック』も!

可愛いだけではなく、少しおどろおどろしそうな絵本も発見!(下から二段目の一番右の本)
人造人間かロボットを作っている博士が出てくるのかな?
どんな話だろう?

albatros 社から出版された作品のの作家さんかな?

お客さんのためにと、振る舞われたオープンサンド。
帰る際に、少し話す用事があったので、ご馳走の置いてあるロビーにいたら、どうぞと言われ、いただきました!
美味しくいただきました!

翻訳家のお二人と一緒に。

中々、貴重なお話を聞かせていただきました!
albatros社の方と、お2人とチェコセンターのスタッフの方々、ありがとうございました✨

読んでいただき、ありがとうございます😊

🎤シンガーソングライター

大橋歩美

 

オーガニックボイスのシンガーソングライター。

クラシックのピアノを小学生の頃から習い、高校のオーケストラ部でバイオリンを弾く。

クラシックの他、邦楽、洋楽をジャンル問わず多数聴き、歌ったり、曲を作ったり、演奏したり。

 

 

次回のライブは、8月27日予定してます。

またデュオでやる予定です。


詳細は、こちら。

時間も遅いですが、ご興味あれば観覧にいらしてください。

ゆる〜いトークと、最大限のおもてなしの気持ちを込めての演奏でお迎えいたします♬


宜しくお願いいたします!


https://www.facebook.com/events/338097593534573/?ti=icl

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http://www.groovester.net/ayumiohashi.htmlhttp://www.groovester.net/ayumiohashi.html

 

 

※事務所に所属はしておりませんが、以前、ご好意で作成していただいた紹介ページです。

掲載内容は現在と異なる箇所もありますが、稼働中のTwitter、Instagram、YouTubeのリンクありますので、お気軽に閲覧、および、フォローして下さい。

 

🎬YouTubeチャンネル

過去のライブ動画や、自作デモのデモ音源を上げてますが、2月に5本オリジナル曲の簡易的な自作デモ音源、5月に3本ピアノ弾き語りでのカバー曲の動画を上げてと2年ぶりくらいに更新をしてます。

 

今後も私の好きな曲を中心に準備が出来次第、新たに更新していく予定です。


今まで上げていた2年前以上のものも引き続き観覧いただけます。

 

繊細な詞と曲の私にしか出せない世界観のオリジナル曲や、触れて来た音楽のカバー曲から、私の雰囲気だけでも見てもらえたら幸いです。

新たに音源や動画ができたら、随時更新していきます。

勉強中ではありますが、着実に成長しているなと思いますので、その成長過程を見たい方や、何となく興味を持ったので、引き続き見てみたいなと思う方がいらっしゃいましたら、チャンネル登録も是非宜しくお願いいたします。

 

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