映画感想「ザナドゥ」 | 大TOKYOしみじみ散歩日記

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お独り様となった50路男の、ぶらぶらノンビリンの東京物語

映画・マンガ・小説・芝居・テレビに動物
そして大切な母ちゃんとの想い出も時おり混ぜ合わせて

書き留めてゆきたいなと、思います


『ザナドゥ』(1980)

画家となる夢を諦めようとしている青年がエンターテイメントの世界を諦めた老人と出逢った時
芸術の女神・ミューズが舞い降りて……

そういうミュージカル映画です
(。-∀-)♪

兎に角、出来はヨロシクない
テンポ悪いし編集酷いし
初見の時(1981.2.22新宿ピカデリー)
実は当日、本作を見る前にリバイバルされていた「天井桟敷の人々」を見てまして
(´^ω^)
その凄さに打ちのめされてたんですよ
(更に1ヶ月後には「ブルース・ブラザース」を見ることになります)

もうこうなるとオリビア・ニュートン・ジョンの歌声以外、記憶の隅に隅にと仕舞い込まれまして
実に映像は38年ぶりに見直してみたんですが
ま、第一印象は変わりません
オリビアを見たい人だけには、勧めます

ただ、今回違ったのは
その時も楽しかった場面ではあるんですが、老人を演じたジーン・ケリーとオリビアのミュージカル場面
これは泣けました
この作品で私は初めてスクリーンでジーン・ケリーを見、ダンスを見たのを思いだし
当時1000人規模の集客を誇る新宿ピカデリーの大スクリーンで、この場面を楽しんだ少年時代を懐かしく感じたのです

結果的には失敗作となりました
でもね
(夢は無くなったよ)と落ち込む青年に(夢は無くなったりしないさ。それは自分から無くすんだよ)と励ます展開なんて
ベタですがね……
やっぱり良いもんだ♪
そんなわけで
嫌いになれない映画です
(*≧∀≦)
クライマックスシーン。本編を見ようとしている方は見ない方がいいかな?

でも、今回見直して思ったんだけど
ジャニーズの(光GENJI)って、この映画見て思い付いたんじゃない?
(。-∀-)♪