①使用までの経緯
E.HEROデッキの歴史は長く、融合主体だったりデュアル主体など様々でした。ここ最近のヒーローのシェアはその多種性があるカードプールとは裏腹に「ヒーロー」といえば、E.HEROシャドーミストを中心としたマスク主体の構築
1本といっても過言ではありません。
今回この記事で説明するタイプもその例に漏れずマスクチェンジ主体のマスクヒーローで、前述したシャドーミストは過去に何度も使用してたガジェットを大幅強化したような効果でその魅力に惹かれました。
シャドーミストが当時した当初はシャドールが全盛期であり、その後も相性的に苦しい影霊衣が台頭していたため僕自身はそれらを使用していたのですが、どのデッキも栄枯盛衰であり度重なる規制されていくことにより今ヒーローはトップに立っていると思っています。
②投入されているE.HERO
長年E.HEROを引っ張っているリーダー的な存在であるE.HEROエアーマンは今回の構築とて例外ではありません。
デッキからサーチする能力ももちろんありますが、このデッキにおける貴重な魔法罠除去としても活躍してくれます。
後述するE.HEROバブルマンを利用するために、時には全体除去を踏むとわかっていても場に出していくこともあります。
E.HEROシャドーミスト
E.HEROにおける革命カードです。いや、遊戯王カードにおけると言って差し支えないかもしれません。墓地へ行った時のサーチ効果はどの場所からどのように送られてもタイミングを逃さない絵に書いたようなハイスペックです。
さらに、見逃せないのが自身の特殊召喚に成功するとマスクチェンジをデッキからサーチできます。
故に特殊召喚したこのカードはマスクチェンジと新たなE.HEROの2枚をサーチしてくる計算になります。
チェーン1で召喚特殊召喚したときにガジェットをサーチするだけのモンスターとは大違いです。ときの流れですかね笑
少々心残りなのは通常召喚時に効果を使えないことですが全体から見れば些細なことです。
今のヒーローのカード採択はこのカードを中心に行っていることが多いのも特徴です。
E.HEROバブルマン
実はこのカードはエアーマンよりも遥かに早く登場していたカードなんです。笑
登場当初は何をするために生まれてきたかわからなかったレベルですが、エクシーズ召喚が確立された昨今であれば目に見える形で強いカードになっています。
それは、3年前の甲虫装機環境の時に台頭したアライブヒーローが証明しておりエアーマン1枚から多種なランク4のエクシーズモンスターの瞬間生成が可能であることです。星守の騎士プトレマイオスがリリースされた現在では出すモンスターはこれに絞られることが多いですが、だぶついた時以外は一貫して早期決着へと導いてくれます。
③その他のモンスター
ブリキンギョ
ガジェットの時にその名を広げたブリキンギョですが今回は機械族という点ではなく手札のモンスターの特殊召喚できる点が一役買われています。本来この手のモンスターを使うのであればフォトンスラッシャーのように、エフェクトヴェーラーも増殖するGも効かない方が良いのですが、相方のモンスターを特殊召喚として導くことでシャドーミストの誘発効果へとつなげることができるのです。
シャドーミストの誘発効果は「このカードが特殊召喚に成功した時に、デッキからチェンジ速攻魔法を手札に加える」ですので、この効果を使えるリターンのためにエフェクトヴェーラーを受けるリスクを背負っているのです。
登場当初からブリキンギョが入ってるリストは多かったのですが、昔と今では少し使い方が違うところがありますので、詳しくは後述を参照してください。
ゴブリンドバーグ
このカードの役目は、「4枚目のブリキンギョ」及び、「増援でサーチできるブリキンギョ」になります。このカードには、とても余計なおまけがあって「この効果を使用した場合守備表示になる」というテキストがあります。実はこのエフェクトは、特殊召喚されたあとに挟むものなので、特殊召喚した時に発動するエアーマンの効果が発動できないという決定的な弱点があります。それを許容してでも入れることにしたので枚数は1に設定してあります。
終末の騎士、BF精鋭のゼピュロス
初動としての役割を果たします。昨今のヒーローは使い切りの永続罠カードが多い傾向にもありますので、終末の騎士からBF精鋭のゼピュロスを落とすことが最善となる場合も少なくありません。
基本となるシャドーミスト落としからの、バブルマン特殊召喚の流れでは、テンポよく「リビングデッドの呼び声」や「竜魂の幻泉」といった蘇生カードを起動できます。
④ 魔法カードの役割
ヒーローデッキはモンスターが10枚前後(中には7枚以下であることも)であるため魔法カードには重要な役割を持っています。ヒーローの決定的な強みは「初動の多さ」です。それは手札事故発生の低さに直結することであるので、とても重要なことです。
ヒーローアライブ、Eエマージェンシーコール、増援
これらはすべて、モンスターへと変換する魔法カードです。ヒーローモンスターがデッキに6枚しか入ってないため、後半腐るリスクを背負っていますがヒーローを引けてない手札は1ターン目からもうすでに負けを宣告されているようなものですので、可能な限り最大枚数を投入しています。中にはおろかな埋葬まで入れているリストも見かけることがありますのでこの部分の重要性は認知されていることだと思います。
特にヒーローアライブは、このデッキを使う理由といってもいいくらい強いカードで初動の動きをしながら強く攻めれるカードであり、なおかつ先行展開のレベルを上げることがあります。Eエマージェンシーコール+召喚権って考えれば強さは明白です。ライフ半分恐れず1ターン目からどんどん打っていきます。
9期テーマのデッキは強い動きを達成した場合の共通点として「何もさせずにビートダウンを達成する」という部分をもつ傾向にあります。
ヒーローもこの例にもれず、スタートすることができたなら「M.HEROダークロウ」「サイバードラゴンインフィニティ」「No.16色の支配者ショックルーラー」を用いた封殺プランも取ることが可能です。細かい展開パターンについては後述していきますが、モンスターを引くということはせとても重要なことだと考えています。
マスクチェンジ
今のヒーローデッキの要となるこのカードは今まで投入枚数が2枚のレシピと3枚のレシピで分かれています。
効果は貧弱なヒーローのモンスターを優秀なアタッカーへと変身させることが可能です。
エアーマンならカミカゼ
シャドーミストならダークロウ又は闇鬼
バブルマンならアシッド
と多種多彩に使用可能なカードで、最も特徴的なのはシャドーミストの特殊召喚による誘発効果によりサーチが可能だという点です。
サーチしたシャドーミストの後ろにマスクチェンジを構えて次のターンにそのマスクチェンジをそのシャドーミストに放てば、お手軽にダークロウを呼び出せて新しいヒーローをサーチできるほどに完結しています。
環境初頭はプトレマイオスの欧州戦に近かったため、マスクチェンジを2枚にしていたのですが次第に影霊衣、さらには魔術師のリリースによりプトレマイオスが思うように機能しにくい相手が増えたため3枚に増やした構築を終盤は使用しています。
簡易融合
特殊召喚先は「旧神ノーデン」1本で、レベル4デッキにおけるパワーカードとして根付いてそろそろ1年が経とうとしています。特に理由がなければ、ヒーローには選択の余地なく採用されるカードであるのですが、その「特に」の理由が昨今は想像以上に深刻で採用されない考えられる理由として「エクストラデッキの1枠を消費する」というものがあります。
たった1枠くらい大したことないように思えるかもしれませんが今のヒーローデッキの1枠というのはどんなにじっくり考えても抜きたいものが見えてこないくらい空けることが難しいのです。女性が服屋さんで服選ぶのに少し似ているかと思います。最後は結局感覚になってしまうのですが、簡易融合をメインに入れないことにより、この感覚を理屈で補うことが可能になるので無しの選択肢もあるのかなと思います。僕は投入推奨です。
ソウルチャージ
効果は死者蘇生5枚分!弱いわけがない!とそんなに甘くないこのカード。ヒーローデッキはあとバンテージと並行してライフポイント管理もとても重要になります。ソウルチャージはライフアドバンテージを目に見えたカードアドバンテージに変換する効果を持っているのですが、ヒーローデッキには「ヒーローアライブ」によるライフポイント4000スタートの試合が40%弱の確率で発生します。ライフポイントを8000持ってるときの1体につき1000ポイントよりライフポイントを4000しかもっていない時の1体につき1000ポイントは実に2倍の重みがあるのです。軽い気持ちで打てるカードではありません。初手にヒーローアライブとこのコードがあった場合もうすでにライフが3000を下回る試合を強要されることになります。これによるプレイの足枷も出てきます。体影霊衣ではクラウソラスの影霊衣、対ランク4ビートでは「SNo39希望皇ホープザライトニング」による一撃死のリスクを背負うためモンスターを守備で出す、あるいはマスクチェンジによる守備出し変身によるケアなどが必要不可欠です。リスクとリターンを考えて採用を検討すべき1枚です。
ハーピィの羽根帚、死者蘇生、
説明省略です。
月の書
とても小回りがきく1枚で、登場した2002年当時は他の除去に圧倒されていた立場でしたが、今では変えの効かない素晴らしいカードだと考えています。変えの効かないの部分がとても重要で採用には明確な理由があります。
それは「先行時には場において妨害になれて、後攻の時は相手の先行プトレマイオスを妨害できる」というとても軽い身のこなしをやってのけます。これができるのはルール上速攻魔法に限られてくるので「月の書」の他に「禁じられた聖杯」くらいなものです。また、「ブリキンギョ」が受けると辛い「エフェクトヴェーラー」にすら対処が可能な点も高評価です。僕はこの部分の水増し案としてとして「皆既日蝕の書」を選考会前に試してみましたが案の定ダメなカードでした。プトレマイオスの素材を外す効果にチェーンで裏にするのであれば返しの相手の行動は反転からメイン2に「星輝士セイクリッドダイヤ」が乗る程度でしたが、最初から素材3の状態で裏にしてまうと相手の罠を越えられなかった場合素材3の状態で残ってしまうため、すかさず「サイバードラゴンノヴァ」→「サイバードラゴンインフィニティ」へと繋がれてしまいます。自分のカードも裏にする都合上、モンスター展開前にしか打てないため進化を待つことはできません。極め付けに1ドローされるので負けないほうがおかしいくらいのカードでした。
回り道しましたが、個人的には投入推奨のカードであります。
サイクロン
魔法罠破壊の定番のカードです。最近ではこのカードの下位互換ばかりではなく、派生的なカードも多く登場しているのも特徴です。主に、6月末にリリースされた魔術師の影響でサイドデッキの定番だったこのカードがメインデッキのリストに多く入っているデッキが増えてきたように思います。
ヒーローを相手にしたとしても「強制脱出装置」などの妨害カードや「リビングデットの呼び声」などの攻め手になるカードを破壊できるためとても便利なカードでしたが、問題なのは対影霊衣になります。
影霊衣は、最近でこそ激流葬の投入が定着しているものの魔法罠カードがセットされる機会が圧倒的に少ないのも特徴なので、場合によっては発動できないといった最悪のケース、いわゆる”腐ってしまう”という状態が起こりかねないカードでもあります。このカードの使い方はシンプルなので特筆しませんが、投入するかどうかは自分の周りの環境を見極めることをお勧めします。
ブラックホール
全体除去の定番カードです。ヒーローがこのカードを使う場合は相手の先行展開を返すためがほとんどだと思われます。とても便利なカードなのですが、欠点もいくつかあって
1自分のモンスターも巻き込む
2先行時には使い辛い
の2点が挙げられます。ヒーローはジャンケンで勝った場合基本的に先行を選択するデッキですので半分以上の確率で使い辛い状況が訪れます。環境が昔よりはるかに高速化し、通すと負けなカードが増えているため、除去カードの判断基準は「相手のターンに使える、速攻魔法や罠が前提」である場合が多いのです。投入はよく検討しましょう。
貪欲な壺
昔のヒーローでは投入はなかなか考えられないカードでしたが、「星守の騎士プトレマイオス」がリリースされた現在ではランク4のエクシーズモンスターが成立する状態が発動条件にそのままなります。なぜなら、レベル4モンスター2枚、プトレマイオス、ステラナイトエクシーズモンスター、進化先で5体になるのです。2枚ドローというのは説明不要の強力な効果で成立すればぐっと勝ちへ結びつき、エクストラデッキにプトレマイオスを1枚しか用意していなくても再び使用可能に持っていけるのですが、ヒーローのミラー戦になった時に後攻だと若干打ちにくさが目立ちます。ダークロウが相手に成立させられてる状態が想定できます故ですので総合的に判断さはて投入はその人の好みになります。
⑤罠カードの採択
ヒーローは大きく動き制圧できる動きと罠による細かいビートをどちらも行うことができるとても繊細なデッキです。
そのため、罠カードにスロットを割くことができるためどのようなカードを採用したほうがいいのかは使用される方1人1人の周りの環境に合わせてチューンナップすることが必要不可欠です。
どのようなヒーローでも必ず採用されると思われるカードは以下の2種類です。
神の宣告、リビングデッドの呼び声
この2種類は今のヒーローが戦う場としては必要不可欠なカードになっていると断言できます。
神の宣告はこのデッキの最大の敵にして害悪の根源である「 ハーピィの羽根帚」に対抗することが可能でありながら一部の特殊召喚を除いた全てに対応可能という全知全能のスペックを誇ります。
リビングデッドの呼び声は、ヒーローという構築を取る上での致命的な弱点補強をすることが可能です。
致命的な弱点とはメインデッキに取ることができるモンスターの少なさです。バブルマンを使う性質上モンスターは多くても10枚程度です。となれば当然息切れが起きる可能性も考えなければなりません。リビングデッドの呼び声はそれを克服しなおかつ相手のターンでエアーマンやシャドーミストの誘発効果を発動させることができるため強い形で弱点補強が可能なのです。対影霊衣では墓地の高打点エクシーズモンスターを蘇生してクラウソラスの影霊衣を戦闘破壊する芸当も可能です。サイバードラゴンノヴァを蘇生させればサイバードラゴンインフィニティにつなげることも可能です。とても小回りの効くカードになっています。
以下のカードは長所と短所があるカード群です。
デモンズチェーン
効果無効系の鉄板でライフカットも可能ないわゆる「丸い」カードです。プトレマイオスがリリースされた後はお手軽にセイクリッドプレアデスが特殊召喚されるため、再利用する機会もとても増えました。しかし、丸いカードであるはずなのに魔術師相手は明確な打ち所が「EMドクロバットジョーカー」のみなので、腐ることが気になるようなら抜くのもアリなのかなと思います。
余談ですが、僕自身は3枚積み推奨です。
強制脱出装置
登場して12年の年月が経つこのカード。登場当時はエクストラデッキから出すモンスターの種類が融合モンスターしかなかったものの、現在ではエクシーズモンスターとタイミングを問わず1対1交換できる優秀な除去です。現環境における最大の仮想敵は、「M.HEROダークロウ」とプトレマイオスから出現した「サイバードラゴンノヴァ」でしょうか?主にミラーで活躍するこのカードですが、影霊衣や魔術師相手は若干非力な部分が露呈されてしまいます。ミラーに対してメタを強めることを意識したいのであれば投入余地ありですね。
虚無空間
1枚で勝敗が左右する可能性を持つ制限カード。影霊衣相手は完封勝利に持って行ける可能性があるカードです。先行を選択するヒーローにぴったりのカードでいわゆる「クソゲー」を誘発しやすい原因にもなりえます。ヒーローミラーにおけるヒーローアライブに対して発動すれば致命傷は間違いありません。
しかし、魔術師リリースによりサイクロンの採用率が上がっているため過信は禁物です。
ブレイクスルースキル
効果はシンプルでモンスターの効果を無効にするのみですが破壊されても墓地から効果が起動可能で、永続効果や誘発即時効果を持つモンスターには強さを発揮します。ライフを守れないのが少し弱い部分で投入のしすぎには気をつける必要があると思います。
聖なるバリアミラーフォース
今も昔も人気なこのカードは登場して15年の月日が流れました。影霊衣に「皆既日蝕の書」がテンプレ化した時にこのカードを投入したヒーローをCSに持って行った時は、その強さを存分に発揮してくれました。特に、ダークロウの後ろに置くこのカードの強さは絶大で墓地送りがトリガーとなるカードも駆除可能になります。唯一の裏目はディサイシブですがそこの部分だけは他の除去で補いましょう。一発逆転も可能な推しカードです。
⑥実際に使ったリスト
以上を踏まえて2015年遊戯王日本代表最終選考会には以下のリストを持ち込みました。
【モンスター】8
E・HERO エアーマン 1
E・HERO シャドー・ミスト 2
E・HERO バブルマン 2
ゴブリンドバーグ 1
終末の騎士 1
BF-精鋭のゼピュロス 1
【魔法】20
ハーピィの羽根帚 1
簡易融合 1
死者蘇生 1
月の書 1
増援 1
マスク・チェンジ 3
E-エマージェンシーコール 3
ヒーローアライブ 3
おろかな埋葬 1
マスク・チャージ 1
ソウル・チャージ 1
サイクロン 3
【罠】12
虚無空間 1
神の宣告 1
デモンズ・チェーン 3
竜魂の幻泉 3
リビングデッドの呼び声 3
神の警告 1
【エクストラ】15
旧神ノーデン 1
M・HERO ダーク・ロウ 1
M・HERO 闇鬼 1
M・HERO アシッド 1
M・HERO カミカゼ 1
星守の騎士 プトレマイオス 1
No.39 希望皇ホープ 1
星輝士 デルタテロス 1
ダイガスタ・エメラル 1
No.16 色の支配者ショック・ルーラー 1
星輝士 セイクリッド・ダイヤ 1
セイクリッド・プレアデス 1
SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング 1
サイバー・ドラゴン・ノヴァ 1
サイバー・ドラゴン・インフィニティ 1
【サイドデッキ】
超融合 1
ダイヤモンド・ダスト 3
激流葬 3
魔封じの芳香 3
妖精の風 3
V・HERO アドレイション 1
励輝士ヴェルズビュート 1
メインデッキでは、対ヒーローの後攻に難があるのでサイド後は激流葬と超融合の4枚の返しカードを採用しています。メインに除去カードを多く採用すると魔術師に不利になってしまうことから、後攻を捲ることを必要以上に考えることはやめました。
魔術師○○
クラウンブレード○○
影霊衣○×et×
の3回戦敗退になってしまいましたので、何も言うことはありません。
⑦エクストラデッキの採択
ヒーローの使用者をずっと悩ませるエクストラデッキの採択ですが、多種多様な選択肢が広がります。
M.HEROで3~4種類
残りはエクシーズモンスターと旧神ノーデンで構築されていることが多いですが、ここで一つ重要なことがあってTwitterなどで度々目にする
「○○を入れない意味がない」
という発言は全く意味を持たないということです。入れない意味はあります。その分スペースが空くので。個人個人の意見が全てではないのでこの部分に関しては、無理に人に意見を押し付けるのは横暴と言わざるを得ません。ヒーローを使っている人は北海道から九州まで様々な土地と環境で存在すると思うでその場所にあったエクストラデッキの採択をできるようにするための手助けをこの記事を通してできたら幸いです。
僕は使用頻度の高いもの、変えが効かないものを中心に採択しました。何か疑問に感じるものがあったらTwitterでリプライにてお申し付けください。
以下選択肢から外れたもの
ガガガザムライ
必要な場面は度々訪れるのですが、回り道をして勝つ方法を模索していくうちに、このカードでなければ絶対にダメという状況は少ないと判断しました。
鳥銃士カステル
こちらも必要な場面が主に対魔術師で多かったのですが、絶対にこのカードでないとダメだという場面にあまり遭遇しなかったため最終的に抜けてしまいました。
始祖の守護者ティラス
主にプトレマイオスにブラックホールやライトニングボルテックス打たれた時の切り出しが多いですが、その場合はサイバードラゴンノヴァに受けさせ、竜魂の幻泉で蘇生してインフィニティにつなげたほうが得策だと判断したためです。
さらに、ライトニングボルテックスを打ってくるデッキの一つにインフェルノイドがありますが、インフェルノイド相手はプトレマイオスをティラスに変えることは実はリスクがあって、煉獄の昇華から煉獄の虚無へと繋げられてデッキ融合されてしまう可能性があるためかえって不利になってしまう故、入ってる理由がわからなくなり抜けて行きました。
セイクリッドトレミスM7
対ヒーローのミラーではプレアデスをトレミスにすることは相手のプトレマイオスで硬直しないためとても重要なのですが、蘇生カードを多くした手前プトレマイオスが、相手のホープザライトニングに攻撃されそうになったらプレアデスでバウンスするのではなくサイバードラゴンノヴァにして戦闘破壊してもらい返しでノヴァを蘇生してからインフィニティで吸収することにシフトしたため必然と使用頻度が減りました。
重機王ドボクザーク
ヴァルキュルスにプトレマイオスが攻撃された時の選択肢になります。当時はプトレマイオスが2枚入っておりさらにはネクロスが多かったので採用を検討しましたが、3200という打点がネックでした。専門で用意するスペックなら3200という数値は頼りなくディサイシブの影霊衣で戦闘破壊され、ユニコールの影霊衣の攻撃力1000アップにも耐えられないので欲しい1枚ですが1枠設けるのを諦めました。
アーティファクトデュランダル
とても面白い効果でハーピィの羽根帚をケアできるように見えますが、その場合はスタンバイに進化しなくてはならず、そうなるとプレアデスの脅威を自ら放棄してしまうことに疑問が生じ、見送りになりました。
⑧ 場の作り方
いざ先行を取り手札を引いても何をしたらいいのかと迷うことも多いかと思います。
ヒーローの先行の場の作り方の指針に「ブラックホールとハーピィの羽根帚のどちらを引かれてもきつい」という場は避けるべきです。
ハーピィの羽根帚だけ割り切るのは実に確率15%でバブルマンも展開するにあたって必ず直面しますが、さらにブラックホールもきつい場であるとどちらか片方を引かれる確率は2倍弱まで膨れ上がります。最低限の余力を残せるよう努めましょう。
息切れするよくあるパターンが、シャドーミストが自分の場にもエクシーズモンスターの素材にもない場合です。
例えば
ブリキンギョ
シャドーミスト
マスクチェンジ
とあってブリキンギョ→シャドーミスト効果なし→マスクチェンジでダークロウ→バブルマンサーチから特殊
なんていうのが悪手のいい例です。場にシャドーミストが残らず、しかも手札を全て置くので何か全体除去を使われたら一気に負けまで行きます。プトレマイオスかダークロウで止めておきましょう。
例を挙げるときりがないので、僕がCS運営の時に実際に見た「それは違うだろ?」の例でした。基本的にシャドーミストのマスクチェンジをサーチする誘発効果を放棄することはないと思っていいかと思います。モンスターサーチする効果は放棄する場面よくありますけど笑
⑧環境デッキ相手の先行展開
これは場の作り方にすこしにていますのでざっくりと書かせていただきます。
プトレマイオスリリースする前のヒーローデッキはブリキンギョ→シャドーミストと展開する場合はそのままマスクチェンジをセットするのが一般的でした。
しかし、現在はそのブリキンギョとシャドーミストでプトレマイオスをエクシーズ召喚して、マスクチェンジを次の攻めに使う戦い方もメジャーになってきています。
対ヒーロー→プトレマイオス(3体並びマスクチェンジがあるならプトレバブルorプトレミスト)
対魔術師→ミスト+マスク(3体並ぶならショックルーラー魔法宣言)
対海皇→プトレマイオス
対影霊衣→ミスト+マスク
*ワンポイントアドバイス
先行ショックルーラーの詰め方
先行1ターン目にヒーローアライブ+ブリキンギョorゴブリンドバーグからマスクチェンジ回収しながらショックルーラーを立てる展開で、魔法宣言に対して相手のアクションが罠を敷かれるのみでターンを返された時
・モンスターを追加したいが激流葬がキツイ
・かといって罠宣言はしたくない。
このような状況に陥る可能性があります。この状況を抜け出す方法は次の2通り
その1
続くターンも魔法宣言でショックルーラーのみで攻撃する。
→ここでモンスターを差し出してこない場合は続くターンでシャドーミストを外して罠宣言。そこからバブルマンをサーチして通常召喚から両方攻撃。さらに余らしていたマスクチェンジをバブルマンに打つことで2300+2300+800+2600でピッタリ削れるので相手にアクションを実は求めることが可能。
その2
リビングデッドの呼び声又は竜魂の幻泉がある場合
先行1ターン目のショックルーラーの素材外しでエアーマンを選択。さらにかならずマスクチェンジもセットしておく。
相手のエンドフェイズにエアーマンを蘇生してシャドーミストをサーチ。続くターンで罠宣言してシャドーミストを召喚しバブルマンを特殊召喚。
2300+1800+1000+800+2600で倒しきれる。万が一失敗しても伏せカードを全て破壊できるので問題なし。さらに、ショックルーラーで攻撃前にライフを削りきれないことが判明(主にヴァルキュルスやダメージジャグラーによる防御)した場合、ショックルーラーは攻撃せず、メイン2で鳥銃士カステルを作り、ショックルーラーを裏にして反転召喚。魔法宣言をし直すことも可能である。
⑨サイドデッキを使う
サイドチェンジ後である2本目以降は常に「激流葬」に注意します。自分のサイドデッキに激流葬が入っている理由でもあるのですがヒーローに対して最も機能する妨害カードは「激流葬」と「超融合」(アドレイション)だと考えています。残りのカードは、マスクチェンジ及び蘇生札を構えたエアーマンの破壊効果に対して無力となってしまうためです。エアーマンの破壊効果に対応できないカードはサイドデッキから投入するには非力ですのでこの部分を絶対に意識したプレイが求められます。
サイドデッキには、決めたら勝ちに直結するハイパワーなカードを中心に採択しています。
対魔術師は「魔封じの芳香」と「妖精の風」
妖精の風はスキルドレインが入っているデッキへのチェンジも担っています。
影霊衣及び海皇は「ダイヤモンドダスト」こちらも決定打になりやすく最大数投入します。
10 今後
幸か不幸か7月のリミットレギュレーションは変更なしでヒーローのパーツに規制がかからなかったこともあって、もう3ヶ月トップメタとして君臨していけそうです。影霊衣も息を吹き返したように見えますので環境を正確に把握して行かないと全勝は難しいですが、とても繊細なデッキですので罠の採択1種類変えただけで変わっていくのであなただけのヒーローを構築して各地非公認大会勝てるように応援しています。
ヒーローを使う上で常に考えておいて欲しいことは「手なりに逃げず新たなプレイの選択肢を模索すること」です。時にそれは失敗することもあり、時にそれは友人から「うまぶり」などと嘲笑されることもあるでしょう。
しかしうまぶりとは手なりを脱出するために模索した証なのです。何も恥ずかしがることはありません。フリーで失敗しても大会当日ミスなくプレイできればいいのでフリーでは安定に逃げすぎないようにしましょう。
もう一つは「ハーピィの羽根帚」は極力無視です。ヒーローの勝率を一定数値まで上げるのに一番手っ取り早いのがこれです。中途半端なセットはパワーがインフレした今では命取りになることも少なくありません。
何を根拠にセットの枚数を設定しているのか?罠カードの性質上カードを置かないと機能しないため多く構えることのほうが圧倒的に裏目が少ないです。打たれたら「あーあ」と軽く反省して次の試合にさっさと行って再びガバで構えましょう。
ただし、アシッドやヴェルズビュートで吹っ飛ばされるのはどこかに反省点がある可能性があるので要検証です。
長々と読んでいただきありがとうございました。
