長男ちゅう中学3年生(ADHD、自閉症スペクトラム)
長女あーちゃん中学1年生(恐らく場面緘黙)
次男ゆうたん小学3年生(ADHD、自閉症スペクトラム)の、3人きょうだいを子育て中です!
続きです。
第1志望高校の面接形式はグループ、さらに口頭試問もある。
慣れない場所と知らない面接官、そしてグループ面接だから知らない生徒達…。
そして口頭試問は専門的な質問に対しその場で自分の考えを瞬時に答えなくてはいけない。
グループ面接を想定した練習はこの段階ではたまに受け答えが出来るくらいで、最後まで上手くいった事がなかったので不安しかありませんでした。
ただ練習を繰り返していくしかなくて、
何度も何度も練習をしました。
でも何度練習してもグループだと頭が真っ白になって固まってしまったり、声が出せなくて次の人に質問が移ってしまったり、目線が落ち着かなくてキョロキョロしてしまったり…入試が近づいてきてもそんな状況でした。
正直ダメかもしれないという気持ちもありました。
1校は受かっているけれどもしダメだったらショックだろうな。
どう声をかけてあげればいいんだろう。
そんな事を考えてしまうくらい上手くいかない日々。
けれど入試本番数日前、最後の練習の日。
声は小さかったけれど最後の質問までしっかり答える事ができ、先生からも「声は小さかったけれど概ねできていた」という判定をもらいました。
多分これが自信に繋がったんだと思います。
入試当日。
2度目の入試という事もあってか比較的落ち着いた様子でした。
最初に入試をした高校同様、ここでも緊張でお昼にお弁当を出す事ができなくて食べられなかったらしいんだけど、
面接ではしっかりと答える事ができて、口頭試問も自分の言葉で伝える事ができたみたいです。
(運が良い事に去年出題されたものとほぼ同じ質問内容だったらしい)
質問の1つにどう答えればいいのか分からないものがあったみたいだけど、そんな状況にも固まる事なく正直に「分かりません」と言えたみたい。
最後まで固まる事なく本当に頑張りました!
そして、
合格内定発表日。
無事、ちゅうは合格内定をもらうことができました
受験が終わって思う事は、1校目の志望高校を変更しておいて良かったなという事です。
個別の面接だった事で緊張はあるものの自分の力を発揮できた。
そして合格。
もしこれが最初の入試からグループ面接だったとしたら、固まって上手くできていなかったかもしれません。
次に受ける2校目ではグループ面接だったけど、何度も面接の練習をして最後の最後にしっかり自信に繋がって、2度目の入試だったから何となく雰囲気は分かっていたし、1校合格していたというのも心の安心材料になったんじゃないかなと思います。
そのおかげで落ち着いて挑めたんじゃないかなと。
正直言うと、1校目で願書提出ギリギリの時期に志望校変更を勧められた時は「え!?この時期に!?もっと早くに言って欲しかった」と思いました。
でも今はギリギリの時期の提案になったのは、きっとちゅうの頑張っている姿を見て「もしかしたらまだ出来るようになるかもしれない」と待っていてくれたからだろうなと思います。
今はちゅうにとって良い状態でどちらの入試も挑めたなと思っています。
最後に
で、「全然頭になかった道に突然舵を切って慌てて学校見学へ行ったり、決めていた志望高校を直前で変更したり…」と書いたので、もしかしたら1校目の変更の事かと思われるかもしれないんだけど、実はそれはまた別の話でその事については今回書いていません。
願書を出す前ギリギリの変更とかではなかったけど時期的にどこの高校も見学を終了してしまっていた時期で、その高校は1度も見学へ行った事がなかったので焦りました。
ただ奇跡的にその話が上がった次の日にその高校の最後の見学日で、大事な予定が入っていたんだけどキャンセルして即見学へ行ったりと大変でした。
なので、実際は志望校を変更したのは1度ではありません。
人生色々です
ちゅうの支援級では皆行き先が決定したらしく、今はこれからの生活に向け自己紹介の仕方などの練習をしていっているみたいです。
これからの未来もたくさんの良い人に囲まれ、楽しいものになりますように
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