【プロローグ】So Long, America. | My Mai Journal

【プロローグ】So Long, America.

今日、私はおおよそ20年近く維持してきた
米国永住権を放棄してきました。


オフシャルに。

アメリカ大使館に出向いて。





そもそも90年代、DVプログラムで当たったグリーンカード。
私の母が当たり、父、弟、私の4人で渡米しました。

渡米し、両親は仕事をはじめ、
子ども達は現地の公立校に通いました。
5年で父が日本に帰国。
6年で弟が日本に帰国。

10年目の年にテロがおき、
仕事であおりをくった私は日本に帰国。

母はその後もしばらくアメリカに暮らしていました。


私は、いずれはアメリカに戻るつもりでいたので
いろいろ調べ、きちんと手続きをし、
永住権を維持してきました、帰国してからこの10年間。


最後にアメリカに行ったのは、娘が産まれる前の年。
まだ妊娠もしていませんでした。

その年、妊娠が発覚。
しばらく渡米は無理だけど、まぁなんとかなるさと思っていました。


しかし。
娘が産まれてから、当然アメリカになっていけっこなく、
そうこうしているうちに再入国許可証という書類も失効して
5ヶ月が経過。

ほんとうは、子どもが2歳になるまでに私と一緒にアメリカに
入国すれば、娘も永住権がとれたのに。

それを狙ってたんだけど。



今度ハワイに行く事が決まって、
ESTAという面倒な書類の申請があると知り、

さらに、度重なるアメリカの入国審査のまぁいいかげんな
基準に正直若干うんざりしていた私は


あーもうめんどくせーやー。

となりました。

だって、前回ハワイいったとき、5時間も監禁されて
質問攻めにあって、もうほんとヘトヘトだったんだもん。
(しばらく入国してなかったことを理由に入国審査にひっかかった)
結局入国はできたけどね。でもね、入国審査官、マジ ガッペむかついた!


今回行ったときに、若干2歳の娘をつれて
監禁されてはたまんねーや。

そう思ったので。

それに、永住権を、米国外で維持するのは
結構なストレスなんです。
お金もかかるし。


つーことで。

次回は


謎なことが多いアメリカ大使館および入国審査、
そして永住権放棄にまつわるエトセトラを語ります。