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本日も当ブログをご覧頂きまして有難う御座います。
どうも テツヤ です。
本日の作業紹介は、千葉県からご来店頂いた「VW ゴルフ5GTI(1K)」で御座います。
いまだに人気の高いゴルフ5。
そのGTIともなれば、中古市場でも高額の値段がついている様です。
コロナ渦でありウクライナ問題が継続している現在では、余計にそうかもしれません。
少し前であれば、同型を下取りにして、もう少し程度の良い~なんて事もできたみたいですが。
今は少々現実的ではない様です(汗
さて今回のご依頼はエアコン修理。
症状は「しばらく走らないと冷たい風が出てこない。」というもの。
せっかく冷風が出ても、1日程度経過すると、また冷風が出なくなるそうで…。
さて最初は「詰りかな?」と思ったのですが。
ゲージを繋いで確認すると。
ACがONになっているにもかかわらず、圧力が変わりません。
ただし、時間をかけると少しずつ圧力が変わってきます。
合わせて電源等を確認すると、そちらは問題無し。
つまりはコンプレッサー本体の故障ですね。
一応は、以前にエアコンクリーニングをされたそうですが。
私個人の意見としましては、あまり意味のないことなので関係はありません。
ざっくりといえば、ほぼ毒にも薬にもならないので、あまりお勧めしていない内容です。
例えるなら、納車翌日に有料でオイル交換するようなもの?
例えるなら、エンジン内部故障してるのにオイル交換するようなもの?
或いは、エアコンガスが足らない状況なのであれば意味はあるかと思いますが。
その場合は、そもそも論として「何故にエアコンガスが少なくなったか?」が問題となりますし。
そうなると、単純にガス補充をしても「穴の開いたバケツに水を入れる」ようなものなので、根本的な解決にはなりません。
どうしてこの様なメニューが流行ってるんでしょうかね?
おそらくは、取りやすいからなんだと思いますけれども。
目に見えないし、クレームにもなりにくいし…。
さて。
という訳で、今回はコンプレッサーの交換となります。
ただし、ACの圧力が正常値になりませんので。
その他の故障があるかどうか?は、コンプレッサーを交換してみないと分かりません(汗
この点が不安材料ですね…。
交換作業を開始します。
先ずは残っているエアコンガスを回収します。
R134aは温室効果ガスなので、大気放出が禁じられています。
ですので出来るだけ丁寧に回収を行います。
ガス回収が終わったら、コンプレッサーを外します。
オルタネーターの向こうに見えるのがコンプレッサーですね♪
上からは見えにくいですが、工程としては難しい部類ではありません。
接続されているホースを外して。
固定しているボルトを外せば出てきます。
ここで一応のオイルチェック。
コンプレッサーオイルに汚れはありませんでしたので。
この時点で、先ずはひと安心♪
そして新しいコンプレッサーに交換します。
こちらは純正リビルト品。
価格をもう少しだけ落としたいなら、社外品リビルトってのもありますが。
品質の問題で劣るので、できれば純正を使いたいところ。
交換が終わったら、しっかりと真空引きを。
真空引きが終わったら、エアコンガスを入れます。
こちらが正常値のガス圧です。
冒頭の画像と比べれば、全然違う事がわかります♪
ちゃんと冷風が出ることが確認できれば作業は終了。
翌日に再度チェックして、問題がなければ完成です。
今年の夏も残り僅かとなりますが。
残暑にも負けない、快適空間が復活で御座います♪
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